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2018年9月 5日 (水)

サシバの里   平成30年5月24日

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サシバの里   平成30524

向暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場の地元である栃木県の市貝町では、春と秋に地元の生産者の手作りによるささやかな青空市、「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催され、小林農場も毎回、野菜を持参して出店させていただいております。今年の春は63日(日)に開催します。

  市貝町は「サシバの里づくり」に取り組んでいます。最近の調査で市貝町は世界有数のサシバの繁殖地であることが分かり、サシバで町おこしをしてゆこうとしているようです。

  サシバとは、タカの仲間の鳥で鋭いくちばしと爪を持ち、大きさはカラスくらいです。春に東南アジアから日本列島にやって来て、夏の間はヒナを生み育てます。カエルやヘビや昆虫などを捕らえて食用としますので、それらがたくさん住んでいる自然豊かな環境が必要です。サシバが子育てしやすい豊かな自然環境が、市貝町にあるということです。

  町ではサシバを観光資源として活用して外部から来訪者を迎えようとしています。サシバが繁殖できる環境を今後も保って来訪者を魅了してゆけるよう、町民が自主的に町の自然環境保全に関わってゆくことを奨励しています。町の自然環境保全を観光と絡めることによって推し進めてゆく狙いがあるようです。

  例えば町の主要産業の農業においては、町長さんは無農薬栽培などの自然環境にやさしい農業に関心をお持ちのようで、そのような農業を町で支援しながら推進してゆきたいとお考えのようです。ぜひそれを実現していただけるよう、私も応援したいと思います。

  東京で暮らしていた私は15年ほど前に農業を学ぶために市貝町の農場に移り住みました。市貝町で住民の皆さんの生き生きとした暮らしぶりを目にしながら、私もそのまま市貝町に暮らし続ける決心をして、この町で小林農場を設立いたしました。

  日本の多くの市町村では過疎化が進み、町の魅力を伝えて外部から人々を呼んで町の賑わいを取り戻してゆこうと必死に努力しています。それで全国の都道府県の「魅力度ランキング」なるものが毎年公表されて話題となったりしますが、自分たちの暮らしている自治体の順位が低かったとしても、いちいち気にする必要はないと思います。外部の人には自分たちの町の魅力が分からなくても、自分たちが町に存在している魅力に気づいてそれに誇りを感じて暮らしていれば、それで十分です。住民が生き生きとその町で暮らしていれば、その様子を見てその町に魅力を感じる来訪者も自ずと増えてゆくのではないのでしょうか。

  雑木林に囲まれながら何枚もの水田が連なって伸びてゆく地形を「谷津田」と呼びますが、サシバはそのような地形を好むようです。「SATOYAMAヘルシーマーケット」の会場となる「観音山 梅の里」の高台からは谷津田の光景が一望できます。上空を見上げれば気持ちよさそうに風に乗って悠々と舞っているサシバの姿も見られるかもしれません。傾斜のある山腹に段々と店が並ぶ景観も賑やかで面白く、催しを開催するには良い場所です。

会場の豊かな自然の中で来場者を迎える生産者も生き生きとし、来場者は肌で里山の魅力に触れることになるでしょう。皆さん、よろしければ会場まで遊びにいらしてください。

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