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2018年8月

2018年8月31日 (金)

8月27日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・残暑の夏野菜の状況

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク、トウモロコシ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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8月の中旬に収量が減って衰えを感じられた夏野菜の樹。このまま収量が減ってゆくのかと思っていたら、8月下旬になるとまた樹勢を盛り返して、特にナスとオクラは過去最高の収量となりました。

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可憐なオクラの花がたくさん咲いているオクラ畑。すごくたくさん実をならすので、収穫も時間がかかります。

Cimg0659ナスもたくさんの実をならしています。他の農場でもナスはたくさん収穫できているようで、直売所を見ると、すごい量のナスが棚に並べられています。

いっぽうでトマトが実をならさなくなり、今後はあまり出荷できなくなります。

キュウリも、例年なら10月の後半まで出荷できるのですが、今年は9月中にあまり実が収穫できなくなると予想されます。

先週にカボチャを収穫して貯蔵しています。いつでも出荷し始められる状態です。涼しくなって夏野菜の収量が減ってゆく9月に、代わってカボチャがその穴を埋めてゆきます。

2018年8月28日 (火)

農場の風景・立秋から処暑へ

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「立秋」の風景(画面をクリックすると画面が拡大されて見やすくなります)

Cimg0574「立秋」を迎えて、暦の上では夏から秋に変わりました。

最近は秋とは思えぬほど蒸し暑い日々ですが、ほんの数日間だけ湿度がぐんと下がってカラリとした気持ちの良い秋晴れの日もあって、秋の気配をわずかに感じられました。

春の始まりである「立春」も、春とは思えぬ寒い時期に迎えますが、日ざしがわずかに長く強くなって春の気配を感じる頃でもあります。

秋の気配を少しでも感じたらさっさと夏を終わりにして秋を始めてしまうのが、この暦のミソです。「気配」をとても大切にしてきたご先祖様達の想いが込められているように思います。
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人の心と同じように変わりやすいと言われている秋の空。

左の写真はうろこ雲。右の写真は夕焼け。これらは一年中見られますが、「秋空」としての印象が強いです。

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「夏空」の印象の強い入道雲も、この時期によく発生しました。ムクムクどこまでも高く、雲が伸びてゆきます。

右の写真の雷雲では雷が5秒に1回くらいの頻度で発生して、きれいな稲妻をじっくりと見物することができました。栃木県はよく雷が発生して、稲妻の名所です。

Cimg0580秋になると、それまで赤くなかったものが赤色に染まってゆきます。

まずは畑のピーマンが素早く秋の気配を感じて、赤く熟します。

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小林農場のご神木のコブシ。よく見ると、実がうっすらと赤く染まり始めていました。

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七十二候を検証(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう

従来の「立秋」の七十二候

  初候・涼風至る(涼しい風が吹くようになる)

  次項・寒蟬鳴く(ひぐらしが鳴く)

  末候・蒙霧まとう(深い霧がたちこめる)

小林農場での実際の「立秋」の七十二候

  初候・湿度、下がる(ほんの数日間だけ湿度が下がって、晴れてもカラリとして気持ち良かった。)

  次候・ツクツクボウシ、鳴く(ツクツクボウシの鳴き声が目立つようになる)

  末候・甘唐辛子、赤く染まる(ピーマンが熟して緑色から赤色に変わる)

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これより「処暑」

「処」とは「止まる」という意味で、「処暑」とは「暑さが止まる」という意味です。この頃から暑さが和らいでゆくと言われています。はたして本当にそうなるでしょうか。

「処暑」にカメラに納めたい風景

えのころぐさ(ねこじゃらし)、まつむし、すずむし、くつわむし、コオロギ、野分の光景、収穫時期を迎える稲

「処暑」の名曲「虫の声」(文部省唱歌)  試聴する

昔の子供達はこの歌で虫の鳴き声を覚えたのだとか。

小林農場でも初夏にはカエルが大合唱を始め、それから四六時中、虫やら鳥やらの鳴き声が止みません。

夜はコオロギのような虫たちの「リーンリーン」という鳴き声がいつまでも続いて、鳴りやまぬ風鈴のよう。昼間は「蝉しぐれ」で、今の季節で最も目立つのは、「ツクツクボオーシ」という鳴き声でしょうか。

冬になるまで誰かが鳴いています。

2018年8月25日 (土)

平成30年8月24日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・夏人参のまとめ

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク、トウモロコシ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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夏の人参の出荷が間もなく終了いたします。

夏に収穫する人参の種を、2月上旬から4月上旬にかけて時期をずらしながら何回にも分けて播いてきました。

4月下旬にも種をまきましたが、時期が遅すぎたようで根が太りませんでした。今回の出荷では、遅い時期に種まきしてあまり太らなかった人参をお届けしました。小さいですが、そのままポリポリと生で食べてみてもおいしかったです。

収穫は6月下旬より始め、8月の今頃まで出荷し続けることができました。もともと人参は暑さに弱くて、暑いと傷みやすい作物ですが、今回の人参はこの猛暑の中をほとんど傷むことなく、無事に収穫することができました。最近の夏人参の品種は、以前よりも暑さに負けぬようにとてもよく改良されているのかもしれません。

今は全ての人参を畑から収穫し尽して在庫がなくなりましたが、4月上旬までにもっとたくさん種を播いて栽培していれば、もう少し長く、人参を出荷し続けられたかもしれません。この夏の人参栽培は良い成績で、今後の夏人参のお手本となるでしょう。

秋・冬の人参が10月から来年の4月にかけて出荷されてゆく予定です。1年間全体を見渡すと、人参は1年で9か月間ほど出荷してゆけます。

2018年8月22日 (水)

平成30年8月20日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・赤いピーマンについて

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、株ネギ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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今回、赤色のピーマンも野菜セットの中に詰めてみました。

一般的に販売されている緑色のピーマンは、未熟な実を食べます。8月の下旬になると、いくつかの実は熟して赤くなります。

赤く熟したピーマンは苦味も和らぎ、幼い子供にも食べやすくなります。私はサラダに赤ピーマンを混ぜてドレッシングをかけて生食していますが、赤色が鮮やかなサラダになります。

「パプリカ」は、もともと完熟させてから収穫するように改良されたピーマンの1種です。その実は形が大きくて肉厚で、そして鮮やかな赤色や橙色に育ちます。苦味もほとんどありません。

ピーマン嫌いの子供たちもパプリカなら食べられるかもしれないと思ってパプリカをたくさん栽培してみましたが、今までのところ、全く収穫できていません。完熟するまでに時間がかかり、その間に虫に先に食べられたり、やっと熟し始めたと思ったらすぐに傷み始めたりしてしまいます。

今回は、ほんの少しだけパプリカが収穫できたので、野菜セットに入れてみました。

実が完熟し終える前に早めに収穫して、数日間ほど冷蔵庫に入れて保存してみたりもしました。すると追熟して、実がきれいに赤く染まってくれて、おいしく食べられたりもします。

いずれにしろ、パプリカの栽培は難しいと思いました。赤いピーマンを楽しめる時期は短く、希少です。赤いピーマンを目にしたら大事に収穫しておきたいと思います。

Cimg0580ピーマン畑で赤く熟したピーマンの実。

Cimg0582パプリカ。大きくて肉厚で色が鮮やかな実ができるように改良されたピーマンの品種。

2018年8月19日 (日)

平成30年8月17日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・トウモロコシ栽培の状況

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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トウモロコシを出荷。

5月から6月にかけて、トウモロコシの種を1週間ごとに少しずつ、10週間ほど播き続けました。最初の頃に種まきしたトウモロコシが次々に収穫され、後に種まきされたトウモロコシがあと5回ほど、これから収穫時期を迎えます。

最近は月曜日に収穫適期を迎えることが多く、今週も月曜日にトウモロコシを収穫いたしました。金曜日にも採りたての新鮮なトウモロコシを出荷したいと思い、月曜日に全部収穫せず、半分だけ畑に残しておきました。

収穫適期を迎えてから4日が経った金曜日に収穫してみましたが、中身を確認してみると良い状態を保っていました。

トウモロコシは外皮をむかずに出荷したほうが鮮度を長く保てるのですが、収穫したときにはすでに中身が虫に食われていたり傷んでいたりする場合があるので、小林農場は外皮を取り除いて中身の状態を確認してから、大事にラップにくるんで出荷しています。皆さんには、鮮度の良いうちにできるだけ早くおたべになるようにお願いしています。

甘いトウモロコシは害虫にも好まれるので、無農薬栽培が難しいです。でも、あともう一息で私なりのトウモロコシ栽培方法が確立できそうです。無農薬栽培でも十分にトウモロコシを栽培できると自信がつけば、来年はもっとたくさん作ってみようと思います。

2018年8月18日 (土)

落とし穴   平成30年5月10日

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落とし穴   平成30510

緑風の候、皆さん、いかがおすごしでしょうか。

  最近の報道番組では、ある有名アイドルが警察に書類送検されてしまうような事件をやらかしてしまい、無期限の芸能活動禁止処分を受けたというニュースが頻繁に報じられています。私はこのアイドルに好感を持っていたので、とても残念な事件でした。

このアイドルが出演していたテレビ番組には、農村の荒地を開拓して昔ながらの「村」を新たに作ろうという企画があり、農作業の素人のアイドルが体当たりで農作業に挑みながら、農村の暮らしの豊かさを多くの視聴者に伝えていました。また、7年前に福島第一原発事故が発生した後は、風評被害に苦しむ福島県の農家などを率先して応援していました。

アイドルとして立派な仕事をしていましたが、以前から「アルコール依存症」のような症状があったようで、今回もついつい酒を飲みすぎて、酔った勢いで事件を起こしてしまったようです。依存症とは、人の人格を溶解させてしまう怖い病気だと改めて思いました。

  お酒やギャンブルやパチンコなど、楽しいがあるがゆえに人を依存症に陥れてしまうような「魔性」に取り囲まれながら、私達は暮らしています。インターネットが普及するにつれ、「ネット依存症」の患者が増えているようです。たいした目的もなくネットを過度に使用し続け、やがてやめられなくなり日常生活に支障をきたし、精神障害に至ったりします。

  私は高校を卒業した後、大学受験のために浪人生活を送りましたが、部屋でテレビを観続けたりテレビゲームで遊んだりすることがやめられなくなり、全く勉強に手がつけられずに1年間を棒に振るったことがあります。あの頃の私は「テレビ依存症」の患者でした。

  今の私の住まいには、テレビもゲームも置いていません。手元にスマートフォンがあるとずっとそれで遊び続けてしまう危険があるので、私はスマートフォンを持っていません。

  インターネットはどうしても仕事に必要なので、パソコンは所有しています。やがてだんだんとネットを使用するのに夢中になり、畑仕事に費やすべき時間を削ってネットを楽しむようになってしまったので、今はネットの使用時間に制限を設けています。ネットを使用する時はすぐ横に制限時間を設定したタイマーを置き、タイマーが鳴ったら即座にネットを閉じてパソコンからケーブル線を外して、パソコンを棚にしまうようにしています。

  うっかりと依存症に陥ってしまわぬよう、日々、戦っています。人は「健全なこと」ばかりやっていると疲れてしまうので、ときどきお酒に酔って羽目を外すなど「不健全なこと」をやって心のバランスを保とうとします。私達の心は「不健全なこと」も必要とし、酒やネットに依存しやすい性質があることを自覚しておくことが依存症の防止になると思います。

農業の本来の目的は「自給自足」で、地域内で自分達に必要な衣食住を生み出すことです。しかし現在の農業では軽トラックやトラクターが必需品となり、遠い国から輸入される石油に依存しなくては成り立たなくなっています。そのことが農業にとって弊害であることを自覚していないと「石油依存症」の患者になってしまいますが、自覚していれば、いざ石油が輸入できなくなった時にも石油なしで暮らしてゆける知恵が湧いてくるでしょう。

2018年8月15日 (水)

平成30年8月13日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・夏のお楽しみ作物

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、株ネギ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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お盆休みの真っ最中。小林農場の野菜セットを定期購入されているご家庭の多くも、帰省されています。

いっぽうで、地元の市貝町に帰省する方々も多いようで、市貝町の「道の駅」に野菜を出荷するとよく売れます。

野菜農家は秋野菜の苗作りをしている最中なので、お盆の時期はなかなか農場を離れることができません。お正月になったら帰省して、たっぷりとお休みしたいと思います。

お盆も畑仕事で忙しい農家も、農場で楽しく暮らせます。私の楽しみは、これ。

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緑色の球体は小玉のスイカ。黄色の球体はマクワウリ。小林農場の畑から採れたデザートです。これらのおやつを食べながら、夏の暑さを満喫しております。

マクワウリは最近、あまり一般的に売られなくなっているようですが、メロンと同じような甘味のある果菜類の野菜です。甘い香りを辺りに漂わせてくれて、その香りに触れるだけで幸せな気分にさせてくれます。

これらは販売できるほどたくさん栽培していないので収穫は少なく、私が全部、おやつに食べています。スイカとマクワウリは今までちゃんと栽培してきませんでしたが、この夏はこれらの作物に楽しませてもらったので、来年はもう少したくさん収穫できるようにして、皆さんにもお分けできればよいです。

2018年8月14日 (火)

端境期はなくせる   平成30年5月3日

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端境期はなくせる   平成30年5月3日

 

晩春の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  季節の変わり目で収穫できる野菜が少なくなる時期を「端境期(はざかいき)」と呼び、一年で最も少なくなる端境期が冬から春へと移り変わる頃の三月と四月です。特に今年の三月、四月は厳しい冬の寒さをうまく越せなかった作物が多く、本当に旬野菜詰め合わせに入れられる野菜がなくなるのではないかと思っていました。でもフタを開けてみたらけっこう出荷できて、三月と四月も詰め合わせは充実した内容だったかと思います。

  二月から四月にかけて、毎週一回ずつ、春野菜を少しずつ小分けして種まきしてきました。 通常は早く種が播かれた作物から順番に収穫時期を迎えてゆきますが、ときどき後に種まきされた作物が前に種まきされた作物を追い越して生育し先に収穫時期を迎えることもあります。種まきされた時の気候条件によって、作物の生育速度も変わるようです。

同じ日に種まきしても、畑が違えばずいぶん土の状態が違うので、種まきされた畑によっても生育の様子が違います。同じ作物でも品種によって生育の様子が違いますので、私はいろんな品種の種を播いています。こうしてそれぞれの作物がバラバラな速度で育ってゆきますので、一度に収穫できる収量はそんなに多くありませんが、どの時期にも必ずいくつかの作物が収穫時期を迎え、どの時期にも詰め合わせを出荷することができます。

同じ日に同じ畑に種まきされた同じ品種のカブでも、それぞれ生育の速度が違います。まずは生育が早くて先に大きくなったカブのみを狙って収穫し、まだ小さなカブは残しておきます。やがて小さかったカブが、空いた空間に伸び伸びと葉を伸ばして生育を早めて、数週間後に大きくなって収穫されてゆきます。このように大きくなったカブから間引くようにして順番に収穫してゆくと、長い間、収穫時期を迎えたばかりのカブを食べられます。

小松菜などは虫に食べられやすく、収穫時期を迎える前に消えてしまうこともあります。シュンギクの独特な香りは虫に苦手とされているようなので、小松菜のすぐ近くにシュンギクを育て、虫を寄せ付けないようにしてみました。けっきょく小松菜は虫に食べられて消えてなくなることもありましたが、シュンギクは虫に食べられず、虫除け用に育てたシュンギクも大事に出荷しました。その畑から採れる野菜がゼロにはなりませんでした。

根部を食用とするカブや人参の栽培では、一つ一つの根を太らせるために、葉が込み合っている部分を間引きます。間引かれた葉もおいしく食べられます。人参の葉はスープの香り付けやかき揚げにするとおいしいです。間引き作業は端境期に行われることが多く、間引かれた葉をそのまま捨てずにかき集めておけば、端境期の希少な一品として出荷できます。

畑全体の作物の生育が不調で、「もしかしたら出荷できる野菜がなくなってしまうかもしれない」と不安に思う時が、年に何回もあります。私の先の予測は、いつも悲観的です。

でも実際には、出荷できる野菜がなくなって旬野菜詰め合わせの出荷をお休みしなくてはいけなくなることは、今までに一度もありませんでした。少し手間をかけながら工夫すれば端境期をなくしてゆけるのだと、今年の3月、4月を乗り越えながら改めて思います。

2018年8月12日 (日)

平成30年8月10日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・2年目の株ネギについて

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、株ネギ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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季節は「立秋」に入り、暦の上では秋が始まりました。

勢い良く生育してたくさん実をならしていた夏野菜の樹の様子が、この1週間で変わってきました。実が大きくなりにくくなり、葉色も色あせてきているように見えます。

これから徐々に、夏野菜の収量は減ってゆきます。夏野菜はすでに秋の気配を感じて、そろそろ自分たちの幕引きの準備を始めているようです。

「まだこんなに暑いのに、なぜ暦の上では秋が始まるのか?」と疑問に思う人も多いと思いますが、もしかしたらこの暦は人間に合わせて作られたのではなく、夏野菜に合わせて作られたのかもしれません。

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夏野菜の収量が減ってゆくので、代わりに出荷できる野菜を見つけてゆかなくてはいけません。今回は久しぶりに「株ネギ」という細いネギを出荷してみました。

去年の春に種を播き、今年の4月に出荷するつもりでいましたが、収穫しきれずずいぶんたくさんの株ネギが畑に残ってしまいました。

そのまま放置しておいたら、6月にはつぼみが開いて花を咲かせて、その後も、傷んで消えてなくなることもなく、8月に入っても畑に居座り続けていました。どうやらおいしく食べられそうだったので、出荷してみました。

ネギは、一年草ではなくて、観賞用の球根植物のような多年草の植物だということを思い出しました。

つぼみをつけている時期は葉が固くなって食べにくくなりますが、新たに柔らかな新芽が分けつするらしいです。つぼみを取り除いてやれば、さらに長い期間、柔らかな葉のネギを食べられるらしいです。

小林農場では、今までは9月に入ってから長ネギの収穫を始めていました。今回はたまたま8月からネギが収穫できていますが、夏野菜の勢いがなくなる8月には代わりにネギを収穫できるようにちゃんと計画しておきたいです。

Cimg05482年目に入った株ネギの様子。

2018年8月 9日 (木)

農場の風景・大暑から立秋へ

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「大暑」の風景(画面をクリックすると画面が拡大されてもっと見やすくなります)

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猛暑が続いて太陽は畑を焦がしますが、雷がやってきたり台風がやってきたりして、1週間ごとに1回くらいの周期でまとまった雨が降って、畑は潤いを取り戻しています。

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住まいの玄関前に植えたアジサイは、梅雨が明ける頃からてまり咲の豪華な白い花を咲かし、現在もまだ、見頃です。玄関のまわりにふんわりとした香りを振りまいてくれています。

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ご近所さんの池では、ハスの花が見頃。大きな葉や、花びらが散った後のハチの巣のような花托も見応えがあります。

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夏の風物詩です。我が家の畑で採れたスイカとトウモロコシ。これらの作物を栽培して販売してゆく方法を勉強中です。今は私が自分のおやつとして消費しています。

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日が暮れるのもだんだん早くなり、秋の足音が聞こえてきました。
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七十二候を検証(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう)

従来の「大暑」の七十二候

  初候・桐始めて花を結ぶ(桐の実が固くなる)

  次候・土潤うて溽暑し(土がじっとりとして蒸し暑い)

  末候・大雨時行る(時として大雨が降る)

小林農場での実際の「大暑」の七十二候

  初候・気温、頂点へ(「小暑」から「大暑」へ移行したその日、気温が頂点に達する。埼玉県熊谷市で日本最高気温を更新。)

  次候・秋野菜の苗作り、始まる(猛暑の最中だが、この時期にはすでにキャベツやブロッコリーなどの秋野菜の苗作りが始まっている)

  末項・大雨、空気を冷やす(台風がやって来たりして、大雨が降る。その度に、猛暑が和らぐ)

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これより 「立秋」

子供たちは夏休みの最中ですが、暦の上では夏から秋に移りました。まだまだ暑い日は続きますが、暑さの峠は越えました。この先は「残暑」です。

「立秋」に写真に納めたい風景

  ツユクサ、ほおずき、おんぶばった、おにやんま、ひぐらし、火星、さそり座のアンタレス、樹雨

「立秋」に歌いたい歌 (敗戦後の日本人の心に響いた歌)

  昭和20年の8月6日は広島に原爆投下、8月9日は長崎に原爆投下、8月15日に日本は戦争に敗れて、日本の建国以来初めて他国に領土を支配されました。「立秋」という季節は、日本の歴史上、最も劇動の季節といってもよいかもしれません。

  平成18年に、文化庁とPTA協議会の主催で一般市民の公募から「親子で歌い継ぎたい日本の歌」から100曲が選定されて「日本の歌100選」が誕生しました。その100曲がそれぞれ作られた年代をよく調べてみると、敗戦直後の昭和20年から25年に作られた曲が特に多いことに気付きました。大きな国難を迎えた時代に作られた歌は、人々の心に染みこんで記憶に残りやすいのかもしれません。

  敗戦後にどんな歌が流行ったかを調べると、その当時の人々の気持ちを察することができるかもしれません。以下に「日本の歌百選」の中から、敗戦直後に作られた歌を載せてみました。

昭和20年「リンゴの唄」 試聴する

  「赤いリンゴに くちびるよせて~」 ほほえましい歌詞と明るい曲調と、はつらつとした並木路子の歌声に、多くの日本人の心が癒されたそうです。

昭和20年「里の秋」  試聴する

  「静かな静かな 里の秋~」 戦地から引き揚げてくる父の無事を祈りながら待つ、里で暮らす母子の心情が歌われ、共感の大反響が起こったそうです。

昭和21年「みかんの花咲く丘」 試聴する

  「みかんの花が咲いている~」 みかん山とそこから見える海と島の美しい光景が描かれている、戦後童謡史の出発を飾った名曲。

昭和24年「夏の思い出」 試聴する

  「夏が来たら思い出す~」 尾瀬の湿原の光景が、さわやかで、少しもの悲しい曲調で歌われています。

他にも「日本の歌100選」の中に、昭和21年の「朝はどこから」、昭和22年の「花の街」、「冬の星座」、昭和24年の「さくら貝の歌」などが選定されています。

 

2018年8月 8日 (水)

平成30年8月6日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・トウモロコシについて

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク、トウモロコシ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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Cimg0521今年初めて、トウモロコシを収穫してみました。

8回ほどに分けてトウモロコシの種を播いて育てて、最初の2回が収穫時期を迎えました。ほとんど管理せずに放任して育てたので、実は太らず、実入りも悪かったです。

トウモロコシを好む虫も多いので、トウモロコシは特に無農薬栽培が難しい作物です。トウモロコシを放任させては、うまく生育できません。

3回目以降はこれから開花して実が実ります。以下の3点を特に心掛けて、できるだけ良質なトウモロコシを収穫することを目指します。うまく収穫出来たら、どんどん出荷してまいりたいと思います。

 1・芽かきして、1本の株から実を1つだけ実らせる(実の数を減らしたほうが、実は太りやすい)

 2・雄花が開花した頃、できるだけ早く、切り除く(害虫は雄花に集まって来る習性があるので)

 3・切り取った雄花を雌花の上で振って、雄花の中で作られた花粉を振り落として雌花にくっつける。人工授粉(受粉がうまく行われないと、実が実らない)

Cimg0520トウモロコシ畑の様子。雌花の頭に生えている毛が目立ち始め、収穫時期が近づいている様子。

トウモロコシは背丈が高い作物なので、強風が吹くと倒れやすいです。台風がやって来る度に、心配になります。

2018年8月 6日 (月)

平成30年8月3日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・ナス、ピーマンの剪定

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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ナス、ピーマン、キュウリ、オクラなどがたくさん実をならしています。それらを出荷してゆくのが忙しいです。

いっぽう、トマトの勢いがこの数日間で目に見えて衰えてきました。トマトの出荷は減少してゆくと思います。

他の夏野菜も、8月の下旬に入る頃に、収量が減ってゆくでしょう。毎年9月に入る頃には、収穫できる量が減って、出荷量を確保するのに苦労することになります。

Cimg0509現在のナスの樹の様子。

7月上旬にナスがたくさん収穫され始めた頃より、ナスの実を1つ収穫するのと同時に、枝を1本、切り落としてきました。つまり、収穫と同時に、剪定も行ってきました。

枝を減らせば実の数も減るので、収量が減ります。今の時期は樹に勢いがあって実がたくさんなりすぎて、それらを全部収穫するのも大変ですし、そんなにたくさんの実を出荷しても売れ残ってしまいます。今は枝の数を減らしてゆき、意図的に収量を減らしています。

9月に入る頃には樹の勢いが弱まり、収量が減ってゆきます。今の時期に枝を切ると、新たに若い枝が生えてきて、9月以降にそれらの若い枝が実をならしてくれて、少しでも収量の落ち込みを抑えることができます。

こうしてできるだけ長い期間、ナスをちょうど良い収量で収穫してゆけるように工夫しています。ピーマンも同じように収穫と剪定を同時に行っています。

2018年8月 2日 (木)

7月30日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・露地トマトと雨除けトマト

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、ニンニク、青シソ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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トマトが勢い良く、たくさん実を実らせています。

いろんな品種のトマトを栽培しています。特に私が注目しているのが、露地で栽培している中玉トマトです。

通常は、トマトは雨に当たると弱くなり、病気になったり、収穫時期を迎えた実が割れてしまったりします。だからトマトはたいてい、雨の当たらない雨除けハウスで栽培されます。

私が露地で栽培している中玉トマトは、雨にあったても丈夫に生育できるように改良されています。先日の台風で雨が降った後もほとんどの実が割れず、改めて雨に対して強い品種だと思いました。

雨除けハウスでもトマトを栽培しています。露地で育てているトマトと比べて、甘味が強いです。雨に当たらない方が、トマトの甘味が強くなる傾向があります。

露地のトマトもおいしいのですが、甘味が強い方が多くの方々に好まれるので、詰め合わせの中には雨除けハウスから採れたトマトを入れています。

真っ赤に熟して甘味が強くなると虫にも食べられやすくなるので、虫に食べられる前に、少し青いうちからトマトを収穫するときもあります。今は真っ赤に熟してから収穫して出荷しています。たくさんトマトが採れているので、少しくらいのトマトなら虫に食わせてやっても良いでしょう。

そういうことなので、この1週間は甘味の強いトマトをお届けできたと思います。あと1週間ほど、真っ赤に熟した甘味の強いトマトをお届けできるのではないかと思います。

雨除けハウスのトマトがなくなれば、代わりに露地トマトを詰め合わせに入れることになります。雨除けしなくてもトマトが栽培できる意味は大きいですし、露地で育ったトマトのいろんな魅力を皆さんにお伝えできると思います。

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