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「大暑」の風景(画面をクリックすると画面が拡大されてもっと見やすくなります)

猛暑が続いて太陽は畑を焦がしますが、雷がやってきたり台風がやってきたりして、1週間ごとに1回くらいの周期でまとまった雨が降って、畑は潤いを取り戻しています。


住まいの玄関前に植えたアジサイは、梅雨が明ける頃からてまり咲の豪華な白い花を咲かし、現在もまだ、見頃です。玄関のまわりにふんわりとした香りを振りまいてくれています。


ご近所さんの池では、ハスの花が見頃。大きな葉や、花びらが散った後のハチの巣のような花托も見応えがあります。


夏の風物詩です。我が家の畑で採れたスイカとトウモロコシ。これらの作物を栽培して販売してゆく方法を勉強中です。今は私が自分のおやつとして消費しています。

日が暮れるのもだんだん早くなり、秋の足音が聞こえてきました。
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七十二候を検証(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう)
従来の「大暑」の七十二候
初候・桐始めて花を結ぶ(桐の実が固くなる)
次候・土潤うて溽暑し(土がじっとりとして蒸し暑い)
末候・大雨時行る(時として大雨が降る)
小林農場での実際の「大暑」の七十二候
初候・気温、頂点へ(「小暑」から「大暑」へ移行したその日、気温が頂点に達する。埼玉県熊谷市で日本最高気温を更新。)
次候・秋野菜の苗作り、始まる(猛暑の最中だが、この時期にはすでにキャベツやブロッコリーなどの秋野菜の苗作りが始まっている)
末項・大雨、空気を冷やす(台風がやって来たりして、大雨が降る。その度に、猛暑が和らぐ)
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これより 「立秋」
子供たちは夏休みの最中ですが、暦の上では夏から秋に移りました。まだまだ暑い日は続きますが、暑さの峠は越えました。この先は「残暑」です。
「立秋」に写真に納めたい風景
ツユクサ、ほおずき、おんぶばった、おにやんま、ひぐらし、火星、さそり座のアンタレス、樹雨
「立秋」に歌いたい歌 (敗戦後の日本人の心に響いた歌)
昭和20年の8月6日は広島に原爆投下、8月9日は長崎に原爆投下、8月15日に日本は戦争に敗れて、日本の建国以来初めて他国に領土を支配されました。「立秋」という季節は、日本の歴史上、最も劇動の季節といってもよいかもしれません。
平成18年に、文化庁とPTA協議会の主催で一般市民の公募から「親子で歌い継ぎたい日本の歌」から100曲が選定されて「日本の歌100選」が誕生しました。その100曲がそれぞれ作られた年代をよく調べてみると、敗戦直後の昭和20年から25年に作られた曲が特に多いことに気付きました。大きな国難を迎えた時代に作られた歌は、人々の心に染みこんで記憶に残りやすいのかもしれません。
敗戦後にどんな歌が流行ったかを調べると、その当時の人々の気持ちを察することができるかもしれません。以下に「日本の歌百選」の中から、敗戦直後に作られた歌を載せてみました。
昭和20年「リンゴの唄」 試聴する
「赤いリンゴに くちびるよせて~」 ほほえましい歌詞と明るい曲調と、はつらつとした並木路子の歌声に、多くの日本人の心が癒されたそうです。
昭和20年「里の秋」 試聴する
「静かな静かな 里の秋~」 戦地から引き揚げてくる父の無事を祈りながら待つ、里で暮らす母子の心情が歌われ、共感の大反響が起こったそうです。
昭和21年「みかんの花咲く丘」 試聴する
「みかんの花が咲いている~」 みかん山とそこから見える海と島の美しい光景が描かれている、戦後童謡史の出発を飾った名曲。
昭和24年「夏の思い出」 試聴する
「夏が来たら思い出す~」 尾瀬の湿原の光景が、さわやかで、少しもの悲しい曲調で歌われています。
他にも「日本の歌100選」の中に、昭和21年の「朝はどこから」、昭和22年の「花の街」、「冬の星座」、昭和24年の「さくら貝の歌」などが選定されています。