平成30年8月10日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・2年目の株ネギについて
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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。
玉ねぎ、人参、株ネギ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」
「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」
「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など
旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。
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季節は「立秋」に入り、暦の上では秋が始まりました。
勢い良く生育してたくさん実をならしていた夏野菜の樹の様子が、この1週間で変わってきました。実が大きくなりにくくなり、葉色も色あせてきているように見えます。
これから徐々に、夏野菜の収量は減ってゆきます。夏野菜はすでに秋の気配を感じて、そろそろ自分たちの幕引きの準備を始めているようです。
「まだこんなに暑いのに、なぜ暦の上では秋が始まるのか?」と疑問に思う人も多いと思いますが、もしかしたらこの暦は人間に合わせて作られたのではなく、夏野菜に合わせて作られたのかもしれません。
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夏野菜の収量が減ってゆくので、代わりに出荷できる野菜を見つけてゆかなくてはいけません。今回は久しぶりに「株ネギ」という細いネギを出荷してみました。
去年の春に種を播き、今年の4月に出荷するつもりでいましたが、収穫しきれずずいぶんたくさんの株ネギが畑に残ってしまいました。
そのまま放置しておいたら、6月にはつぼみが開いて花を咲かせて、その後も、傷んで消えてなくなることもなく、8月に入っても畑に居座り続けていました。どうやらおいしく食べられそうだったので、出荷してみました。
ネギは、一年草ではなくて、観賞用の球根植物のような多年草の植物だということを思い出しました。
つぼみをつけている時期は葉が固くなって食べにくくなりますが、新たに柔らかな新芽が分けつするらしいです。つぼみを取り除いてやれば、さらに長い期間、柔らかな葉のネギを食べられるらしいです。
小林農場では、今までは9月に入ってから長ネギの収穫を始めていました。今回はたまたま8月からネギが収穫できていますが、夏野菜の勢いがなくなる8月には代わりにネギを収穫できるようにちゃんと計画しておきたいです。
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