農場の風景 小満から芒種へ
季節は「小満」から「芒種」へ移りました。「芒種」とは、芒(のぎ)のある稲の種を播く頃という意味(実際は、稲の種はもっと早い時期に播かれます)。
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「小満」の風景」(画面をクリックすると、画面が拡大されてみやすくなります)
農場の近所の水田地帯を撮影。まわりを雑木林に囲まれながら、複数の田んぼが細長く連なっています。このような地形は「谷津田」と呼ばれ、多様な生き物が暮らしやすい自然環境だと言われています。
小林農場は、そのような谷津田に囲まれた位置にあります。
左の写真は、収穫時期を迎えた現在の大麦の様子。ちなみに右側は、1か月前の大麦の様子。青き衣をまとっていた麦が金色の野と化してゆく様子がわかります。
人参の花。皆さんは人参の花を今まで見たことがありますか?大菊のような豪華な花なんですよ。
こちらはネギの花。たいして美しい花ではありませんが、コガネムシやハチやチョウには人気のあるようで、いろんな虫が集まってきます。
我が家の庭では、アジサイよりも少し先に、アマリリスが可憐に花を咲かせました。
そして関東地方は、梅雨に突入。
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七十二候を検証(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう)
従来の「小満」の七十二候
初候・蚕起きて桑を食む(蚕が桑の葉を盛んに食べるようになる)
次候・紅花栄う(紅花が盛んに咲く)
末候・麦秋至る(麦が熟して黄金色となる)
小林農場での実際の七十二候
初候・蛍、現る(近所の水田地帯で蛍の光に出会えるようになる)
次項・衣、替える(空気がジメジメと湿り、衣替えをしたくなる)
末候・麦秋至る(大麦が黄金色に熟して収穫時期を迎える)
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カメラにおさめたい「芒種」の風景
いろんな虫(カマキリ、コガネグモ、コガネムシなど)、梅の実が実っている様子、ホタルの光の乱舞(カメラには撮れないので、目に焼き付ける)
今年の「芒種」から「夏至」にかけては、人類史上最大規模の世界の祭典、サッカーワールドカップが開催されます。
ここでご紹介したい名曲は、1998年フランス・サッカーワールドカップの公式ソングとして世界中の人々に知られたラテン・ポップスの名曲、「The Cup of Life」です。
今でも私はこの名曲が好きです。この曲を聴きながら気分を盛り上げ、ロシアでの大会を楽しみたいと思います。
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