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2018年5月29日 (火)

端境期を迎える頃に書いた農場通信

 

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今年の端境期の出荷状況の予測   平成30年2月23日

 

春浅いころ、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草。2月の間、旬野菜詰め合わせの中に詰めてきた、不動の10種類です。これらは冬の低温の中で長期保存できる野菜で、寒くて新たに収穫期を迎える作物のない冬に重宝されます。

  冬の間長く貯蔵されてきた貯蔵野菜が、3月に入って気温が上がると保存が効かなくなって傷み始めます。まずは白菜が、その後は大根、カブ、カボチャが次々に出荷が終了します。いっぽうで、新たに春野菜が収穫できるのは5月に入る頃まで待たなくてはいけません。冬から春に移り変わるこの時期は、収穫できる野菜が増えてゆくのではなく、減ります。3月、4月は一年で最も出荷できる野菜の少ない「端境期(はざかいき)」です。

  ジャガイモ、里芋、ゴボウ、長ネギは気温が上昇しても傷みにくく、4月下旬まで出荷できる野菜です。2月末になってこれらの野菜の在庫状況がはっきりとしてきましたが、あまり在庫に余裕がないようです。特に今年の里芋は貯蔵性が良くなくすでに傷み始めているので、長く貯蔵しようとはせずにできるだけ早く出荷を終了させる予定です。   

  今の時期はまだ出荷できる野菜の種類数はあるので、しばらくの間、ジャガイモの出荷量を減らして「倹約」し、出荷できる野菜が乏しくなる4月までジャガイモの在庫を確保しようと思います。代わりに、間もなく保存が効かなくなるカブを先にどんどん出荷します。

  冬の間はゴボウをあまり収穫せずに温存しておき、他に出荷できる野菜が少なくなる3月下旬から本格的に収穫するつもりでいたのですが、この冬は葉物野菜が不作で出荷できず、ゴボウなどの根菜類で補なくてはいけなくなりました。ゴボウの在庫量も心配です。

  小林農場では、冬に収穫する葉物野菜の種まきを、害虫や雑草が畑からいなくなるのを待ってから、秋の遅い時期に行います。今回の冬は例年よりも早く本格的に寒くなり、遅い時期に種が播かれた小林農場の小松菜などの葉物野菜は全く育ちませんでした

  抜群に寒さに強いほうれん草だけは、なんとか収穫時期を迎えてくれています。おそらく3月の終わり頃まで、皆さんにお届けし続けられるでしょう。人参もまだ畑でたくさん貯蔵されています。気温上昇で傷んでしまう前に冷蔵庫に移して冷蔵保存しながら、4月の終わりまでお届けできるでしょう。ほうれん草と人参の2つのみが、量に余裕があります。

  例年よりも寒かった冬の影響が3月、4月の出荷状況にも響き、今年の端境期は出荷できる野菜の種類数を確保してゆくのが例年以上に厳しいと予測しています。もし出荷できる野菜が足りなくなれば、代わりに小林農場産の加工品も詰め合わせの一品として加えたいと思います。5月に入れば多くの作物が収穫時期を迎えて、本当の春がやってきます。

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今年の端境期の出荷内容の方針   平成30年3月2日

 

寒さもだいぶゆるんできた今日この頃です。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  3月と4月は一年で最も出荷できる野菜の種類数が減る、野菜の端境期(はざかいき)です。暖かくなってゆく3月上旬には、冬の低温の中で無事に貯蔵されてきた白菜、里芋、大根、カブ、カボチャなどは傷んで次々に出荷が終了して、今よりもさらに出荷できる野菜の種類が減ります。春野菜が収穫時期を迎えるのは、4月下旬まで待たなくてはいけません。

  今年の場合は特に冬の寒さが例年以上に厳しくて、その悪影響をしばらくひきずることとなり、他のどの年よりも厳しい端境期になるかもしれないと予測しております。よってこのままでは、3月下旬以降は出荷できる野菜がほんのわずかとなり、小林農場が創立されて以来初めて、旬野菜詰め合わせの出荷を品不足のためにお休みしなくてはいけなくなります。そのようにならないように、知恵を絞っています。

  暖かくなって小松菜などの葉物野菜も少しだけ生育が進み収穫ができるようになってきましたが、出来は良くなく、出荷を控えています。収穫せずにそのまま3月下旬まで畑に残しておけばやがてつぼみをつけ、そのつぼみは「菜の花」としておいしく食べられ、3月下旬以降の希少な1品として出荷できます。「葉」を採るよりも「つぼみ」を採る作戦です。

  ほうれん草だけは冬にもたくさん収穫でき、暖かくなってきた今でもますます生育に勢いが増し、3月の終わりまでどんどん出荷してゆこうと思います。皆さんのお話しをお聞きすると、ほうれん草はたくさん料理にお使いになっていらっしゃるようなので、小松菜などの代わりにもう少しだけほうれん草の量を増やしてお届けさせていただこうと思います。

  冬の間は出荷し続けてきたジャガイモとゴボウは、丁寧に管理すれば4月下旬まで貯蔵することができます。これらの野菜の在庫も少なくなってきたので、現在は出荷を控えて温存し、出荷できる野菜の種類がもっと減る3月下旬より出荷を再開してゆく予定です。

  小林農場では野菜の他にも、農場で栽培された野菜や穀物などを原料とした加工品も生産していて、普段はご希望される方々のみに販売しております。加工品の在庫ならたくさんありますので、野菜が不足している分を加工品で補ってゆきたいと考えております。

  今回、お届けした「押し麦」は、小林農場で栽培された大麦を加工して生産されました。押し麦は食物繊維などが多く含まれているので「健康食品」として知られるようになってきましたが、まだ押し麦を利用したことのない方も多いと思います。利用方法もお伝えします。

  他にも小林農場の自慢の加工品が数々ありますが、まずは皆さんに食べていただかなければそのおいしさも伝わらないので、皆さんに加工品をご試食していただこうと思います。端境期でも野菜と加工品を組み合わせて、内容の充実した詰め合わせを作ってゆきます。

 

後記 おかげさまで無事に3月、4月の端境期を乗り越えることができました。加工品に頼らなくてもだいたい野菜のみで詰め合わせを作ることができました。いろんな加工品が詰め合わせの中に入ることを期待されていた方には、もうしわけなかったです。

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