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2018年5月12日 (土)

気持ち凍りつかせぬように   平成30年2月1日

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気持ち凍りつかせぬように   平成30年2月1日

残雪の候、皆さん、いかがおすごしでしょうか。

  先週、関東平野にも大雪が降った後の数日間は、小林農場が今までに経験したことのないような寒さで、農場の温度計では連日気温がマイナス10℃まで下がり、5℃以上に上がることがありませんでした。雪は今でも溶けることなく、畑を白く覆っています。冬野菜を防寒しながら貯蔵していますが、今までの防寒方法では通用しなくなるような厳しい寒さでした。この低温が貯蔵している野菜に及ぼした影響を、今後注視したいと思います。

  たいていは前日のうちに畑から収穫してきた野菜に厚手の布団をかぶせて防寒し、出荷当日の早朝に出荷作業を始めるのですが、出荷場の中もすっかり冷え込み、布団から取り出した野菜も出荷作業中に凍ってしまいます。私の指もかじかんでしまってうまく動かせないし、今の時期は暖かな日中に出荷作業を行うようにしたほうがよいかもしれません。

  この冬は例年よりも寒いです。冬が好きな方も多いと思いますが、暑いのが得意な私は、寒いのが苦手です。冷えると気持ちも凍り付いて気力が萎え、体を動かすことが憂鬱になってしまいます。寒い日々でも自分の心に火を灯して暖められる方法を探しています。

  先日の大雪が降る直前には、敷地が雪に覆われてしまう前にいろんな仕事をすませてしまわなくてはいけないと焦り、馬力をかけて多くの仕事を片づけました。こんな時は仕事への集中力が高まって、寒さを忘れて体がよく動きます。気持ちがよく燃焼している状態です。雪や雨を降らせる曇り空は、普段はのんびり屋の私の尻を叩いて気持ちを高めてくれます。暖かな光を注いでくれるお日様にだけでなく、曇り空にも感謝しなくてはいけません。

去年の暮れに近所の稲作農家の方よりたくさんモミガラをいただくことができたので、まだ畑仕事がそんなに忙しくない今のうちに手間をかけて、モミガラを蒸し焼きにして炭を作っています。これらの炭は肥料などにして、畑仕事に利用できます。

小枝や枯れ葉などで火を起こし、火種のまわりにモミガラを積み、モクモクと煙を上げながら丸1日かけて蒸し焼きにします。やがて黄金色だったモミガラが眩い黒色の炭へと変わり完成します。炭にはしばらく残り火が宿っているので、たっぷり水をかけて完全に鎮火します。鎮火が不完全なまま炭を倉庫にしまうと火事を起こしてしまいます。

前回の炭作りでは、夕方までにモミガラが炭にならず、しかたがないので夜にも延長して焼き続けることになりました。焼きすぎると炭ではなく灰になってしまうので、星も凍るような寒い夜、何度か外に出て、燃焼中のモミガラの状態を確認しました。

昼の間は常に風が吹いているので煙が四方八方にまき散らされて荒々しい様子ですが、風が止む夜間には煙はスッと一筋に天に向かって昇ってゆきます。闇夜に浮かぶ一筋の白い煙の様子は幻想的で、寒さを忘れて見惚れていました。火を扱うと気持ちも暖まります。

「使命感に燃える」という言葉がありますが、人の心は使命を与えられると燃えます。一年を通して休まずに皆さんに野菜をお届けするのが私の使命だと思っていますので、皆さんに野菜をお届けすることによって、ずいぶん私の心も体も暖まっています。

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