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2018年4月

2018年4月30日 (月)

平成30年4月27日の旬野菜詰め合わせ

今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、カブ、ゴボウ、ナガイモ、二十日大根、長ネギ、サニーレタス、小松菜、菜の花またはほうれん草、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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2018年4月26日 (木)

農場の風景・清明から穀雨へ

季節は「清明」から「穀雨」へ。「穀雨」とは、田畑を潤し、穀物の生長を促す春雨が降る頃のこと。

「清明」の風景(写真をクリックすると、拡大されてもっと見やすくなります。)

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私の住まいからの風景。いつも見慣れている風景ですが、向こう側の八重桜の並木道で桜が開花するこの時期が、最も美しく見えます。

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向こう側の八重桜の並木道の様子。八重咲きのぼんぼり。

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ソメイヨシノが散った後も、花便りはやまず。農場の庭の花々が次々に開花。左上はハナミズキの花、右上はチューリップ。

Img_1260我が家の目の前に鎮座しているご神木のコブシの巨木も、すっかり新緑で覆われました。3月下旬までは冬木立ちだったのが、白く大きな花に包まれてゆき、今は緑の葉に包まれています。この1か月間で、木々は劇的に姿を変えてゆきます。

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畑に隣接している雑木林も新緑の季節。秋がすぎると葉は落葉し、私はそれらの落ち葉をかき集めて堆肥の材料としています。ずいぶんお世話になっている雑木林です。

雑木林で多く見られる木といえば、コナラ。コナラの新緑は、緑というよりも白く見えますので、雑木林も少し白く見ます。
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七十二候を検証(自分の地域に合った七十二候を作ろう)

従来の「清明」の七十二候

  初候 玄鳥至る(ツバメが南より飛来する)

  次候 鴻雁北る(雁が北へ帰る)

  末候 虹始めて見る(虹が初めて見える)

小林農場での実際の七十二候

  初候 スズメバチ至る(小林農場にはツバメが巣を作りにはやって来ないが、その代わりにスズメバチの女王がやって来て、毎年必ず、農場のどこかに巣を作る)

  次候 新緑萌える(木々が葉を生やし始める)

  末候 八重桜、見頃迎える(遅い時期に花を楽しめる桜)

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「穀雨」に写真に納めておきたい風景

  むらさきけまん、みずきの花、藤の花、いろんな種類のカエル

「穀雨」の名曲  「茶摘み」 文部省唱歌  試聴する

  夏も近づく八十八夜  野にも山にも若葉が茂る
 あれに見えるは茶摘みぢやないか  あかねだすきに菅(すげ)の笠

2018年4月25日 (水)

平成30年4月23日、24日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・間引き収穫

今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、カブ、ゴボウ、ナガイモ、二十日大根、長ネギ、サニーレタス、小松菜、菜の花または水菜、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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カブの収穫が始まりました。

サラダとして生食してもおいしそうな品種のカブを選んで栽培してみました。サニーレタスなどといっしょにサラダで食べてもおいしいと思います。

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カブ畑全体を見渡して、早く生育して大きくなっているものを見つけて収穫してゆきます。

その辺りにいる生育が遅くてまだ小さかったカブは、空間が空いてたくさん日を浴びられるようになって葉をのびのびと広げ、生育を早めて肥大してゆきます。数週間後に十分に大きくなって、収穫されてゆきます。

このようにして早く生育したものも遅く生育したものも、無駄なく収穫できるように心掛けています。これは、間引くようにしながら収穫してゆくので「間引き収穫」と呼んでいますが、この収穫方法だと、少しづつカブを長い期間、出荷し続けることができます。

4月6日頃から収穫が始まった小松菜も「間引き収穫」してゆき、同じ畝から2週間の間、収穫し続けています。

2018年4月22日 (日)

平成30年4月20日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、ゴボウ、ヤマイモ、二十日大根、長ネギ、サニーレタス、ほうれん草、小松菜、菜の花、乾麺または野菜ジャム

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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早春(2月)に種を播いて育てた葉物野菜が収穫時期を迎えています。

小松菜は小ぶりではありますが、無難に生育したと思います。あまり虫に食われた跡も目立たず、きれいな葉の姿で収穫できています。

ほうれん草はとうがたってしまったものが多く見られ、収量は少ないです。秋に種を播くほうれん草では「ソロモン」という品種がとうがたちにくく、長い間収穫できます。春に播くほうれん草の中にもとうがたちにくい品種があると思いますので、探してみたいと思います。

他にも水菜やチンゲンサイなどの葉物野菜も少しだけ育てています。都合が合えば、詰め合わせの中にも入れたいと思います。

・今後、新たに出荷する予定の品目

サニーレタスが収穫時期を迎えました。結球する玉レタスもあと数週間後に収穫できるでしょう。

カブも収穫時期を迎えていますが、ずいぶんたくさん虫に食べられて、出荷できる量は少ないでしょう。

カブは3月にも4月にも何度も種まきしたので、後続のカブに期待をしたいと思います。ほうれん草などの葉物野菜も同じく、何回にも分けて種まきされて生育しているので、それらが5月以降に収穫されてゆくでしょう。

5月に入ると、サヤエンドウや早生の玉ねぎなども収穫時期を迎えるでしょう。キャベツやブロッコリーなどは5月中旬より。

2018年4月19日 (木)

種子を手元に   平成30年1月19日

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種子を手元に   平成30年1月19日

星も凍るような寒い夜が続いております。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  昨年の農業界では、政府が「主要作物種子法」の廃止を決めたことが話題となり、多くの農業関係者が政府の方針に反対しています。どういうことなのか、勉強してみました。

  今まで日本では、国民の食卓に欠かせない米、麦、豆の主要作物の種子は国が責任を持って確保してゆくように「主要作物種子法」で定められていて、各都道府県は国の予算を受けながらその地域の気候に適した品種の開発を行い、地域の農家にそれらの品種を普及してきました。それが去年、「民間の種苗会社の活力を農業にも生かしてゆきたい」という狙いで「種子法」が廃止されて、種子の開発を国から民間企業へ任せてゆくことになりました。

  企業の最大の目的は自社の利益を増やしてゆくことなので、「企業が儲けやすい品種」ばかりが開発されて、品種の多様性が失われてゆくことが懸念されます。その「儲けやすい品種」とは、必ずしもその地域の自然環境に適合したものとはかぎらず、少しでも天候不順が続けばたちまち不作になったりして、食料不足を招くおそれもあります。また、「遺伝子組み換え品種」の開発・普及に力を入れている民間企業もあり、人体にどんな影響を与えるのかよく分からない「遺伝子組み換え食品」が売り場に増えてゆくのではと不安視されます。

  主要作物の供給は国民の命にも関わる問題でもありますので、国が責任を持ってそれらの優良品種の種を管理するべきだと、多くの農業関係者が声をあげています。「種子法の廃止」によって今後の食料安全保障がどう変わってゆくのか、私も注視したいと思います。

  寒い北海道と暑い九州とでは気候が違うので、その土地に適した品種も違ってきます。地域の自治体がそれぞれ、自分たちに適した品種を育んでゆくことが望ましいと思います。さらに言えば、農家が自分の田畑に適した品種の種を自分で採種できれば理想的です。

  小林農場では、多くの作物の種を店から購入していますが、自分でも採種できそうな作物の種はなるべく自分で採種するようにしています。現在、皆さんにお届けしている人参の品種は「小泉冬越し五寸」といいますが、食べると人参の香りが溢れるようで、私のお気に入りの品種です。去年、人参から花を咲かせて種を実らせて、初めて種を採種してみました。

  秋に自分が採種した種を播いてみると種はちゃんと発芽してくれて、その後も順調に育ち、去年の暮れに収穫してみました。いつもよりも感慨深い出荷となりました。今回も収穫された人参から姿の美しいものを「母体」として選び出して土の中に埋め戻しました。春になれば地上に新芽を伸ばして、夏には花を咲かせて、三代目の種を実らせるでしょう。

  小松菜などの葉物野菜は虫に食べられやすく虫に食われた跡が目立ったりしますが、「葉物野菜を自分で採種して育てているうちに、やがてそれらは虫害を受けにくくなる」という話を耳にしたことがあります。その土地で代を重ねた品種は、その土地で虫にも負けない生命力を身につけてゆくのかもしれません。今年は小松菜の採種に初挑戦したいです。

  何年も採種しながら作物を育ててゆくと、肥料を与えなくても作物が元気に育つようになるとも言われています。世代を重ねると、種の遺伝子はその土に馴染んでいくようです。

2018年4月18日 (水)

平成30年4月16日、17日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・人参の長期保存

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、ゴボウ、ヤマイモ、二十日大根、長ネギ、ほうれん草、カブの葉、菜の花、乾麺または野菜ジャム

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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現在も人参を旬野菜詰め合わせに入れています。

通常は、人参は3月下旬になれば食用部は寿命を迎えて、中身が筋っぽくなっておいしくなくなります。

現在、小林農場が出荷している人参は、3月に畑より収穫して、野菜冷蔵庫に移して冷蔵保存をしているものです。

どうしても収穫してから日数が経つと、冷蔵保存をしていても中身が少し白くなってゆき、色は落ちます。

ただ、よく人参を冷蔵庫から取り出して試食していますが、保存状態は良いようで、いつもおいしく食べています。人参は長期間保存のしやすい野菜だと、改めて思いました。

人参は多くのご家庭で頻繁に使われる食材です。4月からの気温の高い時期は冷蔵庫をうまく活用してゆくなど、できるだけ一年を通して出荷してゆけるようにしたいです。

今回は、冷蔵庫に入れて積んでいる人参と人参の間にできるだけたくさんの新聞紙を入れてみたりして、さらに良い状態で長期保存できるように工夫をしてみました(新聞紙は野菜の水分を適度に調整してくれる不思議な力があるようです)。

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Img_1271人参とネギの酢みそ和え

茹でた人参やネギに、みそと酢と料理酒とだし汁を合わせて作った調味料を和えます。私は酢とみその「酢みそ風」の味つけが好きで、人参やネギにはこのような味付けが合います。

2018年4月14日 (土)

平成30年4月13日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・サラダゴボウについて

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、ゴボウ、ヤマイモ、二十日大根、長ネギ、小松菜、菜の花、キャベツ(ミニ)、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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ゴボウがけっこうたくさん収穫できています。

冬の頃はゴボウの生育は止まり、全部のゴボウを早々と出荷し終えてしまわぬように収穫を抑えて温存していました。

暖かくなった3月の下旬に生育が再び進み、根がさらによく太り、収量が増えました。

これ以上生育が進んでしまうとこん棒みたいに太いゴボウになってしまうかもしれないので、今はできるだけたくさんのゴボウを急いで掘り出して、出荷できる場所を探して出荷しています。

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小林農場のゴボウは他のゴボウと比べて柔らかいというご感想を皆さんからいただくことがあります。小林農場のゴボウの品種は「サラダゴボウ」とも言われ、サラダにして生食することもできる品種のようです。

ただ、収穫時期を迎えてからしばらく時間が経っているので、ゴボウの中身も少しずつ固くなってきています。今の時期は生食するよりも煮たり炒めたりして食べたほうがおいしいと思います。

Img_1171ゴボウと人参のきんぴら炒め。千切りしてごま油で炒めて、醤油と料理酒で味つけ。

根菜類を千切りにすると、それだけでそれらがおいしくなるような気がします。私のお気に入りの切り方です。スライサーがあれば簡単にできます。

2018年4月11日 (水)

平成30年4月9日、10日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・ヤマイモについて

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、ゴボウ、ヤマイモ、二十日大根、長ネギ、小松菜、菜の花、キャベツ(ミニ)、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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ヤマイモの一種、ナガイモを詰め合わせの中に入れてみました。

Img_1162こんなに長いイモが採れました。切り分けて出荷。

ヤマイモの種類は、ジャガイモと同じように料理してもおいしいですが、食感がシャキシャキとしていて、サラダや和え物などで生食できます。

そして、すりおろせば、「とろろ」になります。これはジャガイモにも里芋にもサツマイモにもできない芸当です。

とろろにそばつゆを合わせて味付けする人が多いようです。私は、しょうゆとだし汁と卵とみじん切りしたネギを合わせてみました。

味をととのえたとろろを、ご飯(麦飯)にかけたり、そばやうどんの麺類にかけたり、マグロの刺身にかけて食べます。

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2018年4月10日 (火)

手間な仕事   平成30年1月11日

手間な仕事   平成30年1月11日

新春のみぎり、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  冬の時期、落ち葉やモミガラや米ぬかをかき集めて堆肥を作ることに時間を費やしています。畑仕事が忙しくなる前に、できるだけたくさんの堆肥を確保したいと思います。

  収穫されたお米は出荷される前に脱穀されるのですが、その取り除かれた殻の部分がモミガラです。稲作農家の敷地内に山積みされていて、たいてい不要物として処分されます。処分される前に私は近所の稲作農家の方からモミガラをいただき、農場へ持ち運んでいます。数日間かけて、軽トラックの荷台に積められるだけのモミガラをたっぷりと積み入れては、稲作農家の方の敷地と小林農場の間を何回も往復しました。

  玄米を白米に精米する時に取り除かれるのが、米ぬかです。町でみかけるコイン精米機に取り付けられている貯蔵タンクの中にたくさん米ぬかがたまっているので、コイン精米機の管理者の方の許可を得て、タンクから米ぬかを取り出させてもらっています。作業中に米ぬかが舞い散るので、以前は作業後には玉手箱を開けた浦島太郎のように髪の毛が米ぬかで真っ白になりましたが、今は上手に取り出せるようになって服も汚さなくなりました。

このように手間さえかければ、お金をあまりかけずに身近な場所から堆肥の材料を入手することができます。ただ、この「手間」が大変であり、私もモミガラや米ぬかや落ち葉をあちらこちらからかき集めて農場まで持ち運ぶのに、莫大な時間を費やしてきました。

  農場経営者は、いかに手間を省いて作業効率を良くしてゆくかを考えます。多くの農家は、販売されている堆肥や肥料を購入して、堆肥を自分で作る手間を省いているようです。

  販売されている堆肥は、どのような材料でどのように作られたのか、自分では確認しづらいので、堆肥はできるだけ自分で作ったほうが安全だと、私は考えています。それに小林農場には、大量の堆肥を購入するだけのお金がありません。

  小林農場は堆肥や肥料を作るのに手間をかけすぎていると、自分でも感じています。でも、稲作農家の敷地内に積まれて放置されているモミガラの山を目にすると、手間をかけてでも持って帰りたくなります。砂場を見たら夢中で砂遊びを始める子供たちのように、モミガラを見るとそれに触れて、そのフワフワとした手触りを楽しみたくなるのです。

  機械やコンピューターなどが田畑にも導入されるようになり、農家はあまり体を動かさなくても多くの仕事をできるようになりました。でも、せっかく手と足を持って生まれてきたのですから、体は本能的に手足を動かすことを求めているような気がします。体と心はつながっているので、体を動かさなくなると、心の調子も崩れてしまうような気もします。

  あまり作業効率を良くすることばかり考えて手間を省くことばかりしていると、作業効率は良くなっても人の心はカラカラに乾きやすくなるのかもしれません。車や飛行機などの乗り物が発達した現在でも、市民ランナーや登山愛好者のように、わざわざ手間をかけて長距離を走ったり山を登ったりすることを好む人は多いです。「手間をかける」という行為は人の心の調子を整え、乾きやすい心に潤いをもたらす効用があるのかもしれません。

2018年4月 8日 (日)

平成30年4月6日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、ゴボウ、ヤマイモ、長ネギ、小松菜、カブの葉、菜の花、キャベツ(ミニ)、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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冬から春先にかけて出荷してきたほうれん草は花を咲かせ始め、出荷が終了しました。

代わって、今年の2月に種まきして保温しながら育ててきた小松菜などの葉物野菜が、少しずつ収穫され始めています。

今回はゴボウを全てのご家庭にお届けいたしました。人参とネギも、まだたくさん出荷できそうです。

ジャガイモの在庫が残り少なくなってきました。代わりに、今まで出荷せずに温存してきたヤマイモを出荷し始めてみました。

野菜の端境期(はざかいき)は後半戦に入りました。前半戦はうまく乗り切れたと思うので、収穫できる野菜が増えてゆく5月まで、この調子で乗り切りたいと思います。

2018年4月 7日 (土)

農場の風景・春分から清明へ




季節は「春分」から「清明」へ。「清明」とは、その字が示すとおり、花が咲き、若葉が萌え、鳥が歌い、全てのものが清らかで生き生きとする頃のこと。

春分の風景

Img_1082_2小林農場の敷地に長く鎮座しているコブシ。今年もたくさん花を咲かせました。

今年の花の見頃は3月29日、30日、31日頃でした。

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花の見頃を迎えたと思ったら、すぐに花が散り始め、新葉が顔を出し始めました。花と葉が連続しているような感じです。新緑の見頃もすぐに迎えそうな雰囲気です。

Img_1138桜の花よりもコブシの花のほうが、潔く散ります。ただ、大きな花びらがボタボタと落ちる様子は、やぼったいです。

Img_1072近所のハクモクレン。こんな立派なハクモクレンは、他ではなかなか見れないかも。

Img_1097花便りしきりの季節でした。葉よりも花のほうが先に姿を見せる木々。

Img_1120もちろん、桜も近所のあちらこちらできれいに咲いていました。

Img_1150Img_1116畑では、菜の花が盛んに咲いています。「菜の花」とは、一般的に、小松菜などのアブラナ科アブラナ属の植物の花の総称らしいです。

「ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉にとまれ 菜の葉にあいたら 桜にとまれ」と童謡に歌われているように、桜と菜の花と蝶々は、ほぼ同時に姿を現します。今では小林農場の畑では、モンシロチョウが飛んでいる姿をよく見かけるようになっています。

Img_1104キジ(オス)。畑でよくみかける鳥です。顔は真っ赤で胴体は緑。

いろんな花が咲き始めてから、いろんな鳥の鳴き声も聞こえるようになったように思います。カラスやスズメだけではなく、キジやウグイスの鳴き声も今では頻繁に聞こえます。いつまでも長々と美しい声でさえずる鳥もいますが、ヒバリでしょうか。

花が咲くのと同時に、昆虫や鳥の姿も目立ち始めました。花が咲くのに合わせて昆虫や鳥が活動を始めるのか。それとも、昆虫や鳥が現れるのに合わせて木々は花を咲かすのか。

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七十二候を検証(自分の地域に合った独自の七十二候を作ろう)

「春分」の従来の七十二候

  初候 雀始めて巣くう(雀が巣を作り始める)

  次候 桜始めて開く(桜の花が咲き始める)

  末候 雷乃声を発す(雷が鳴り始める)

小林農場での実際の七十二候

  初候 蝶々、現れる(モンシロチョウが現れ始めた)

  次候 コブシ始めて開く(小林農場では、桜よりもコブシが美しく咲く)

  末候 ウグイス、鳴き声を発す(ようやく、ウグイスの鳴き声が頻繁に聞こえるようになった)

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「清明」に写真に納めておきたい風景

  ツバメ、山菜(タラの芽、つくし、ヨモギなど)、雁の群れ、虹

「清明」に聞いておきたい音

  ツバメや雁などの鳴き声、カエルの鳴き声

新月 4月15日

清明の名曲  「朧月夜」  作詞/高野辰之 作曲/岡野貞一  試聴する

里わの火影(ほかげも) 森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙(かはづ)のなく音(ね)も かねの音も
さながら霞める 朧月夜

2018年4月 4日 (水)

行事と絡めて旬野菜   平成30年1月4日

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行事と絡めて旬野菜   平成30年1月4日

新年のごあいさつをもうしあげます。皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

  年末年始は旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の出荷をお休みさせていただき、ゆっくりと心身を休ませることができました。新たな気持ちで農場を始動させたいと思います。

  毎年、お正月には生まれ故郷の東京都江東区の実家に帰省して、家族とともに新年を祝います。実家の近くの神社に初詣に行き、上野にある先祖のお墓にも墓参りに行きました。

  神社では、参拝客の誰もが、さい銭箱を前にして二礼二拍をして、手を合わせて神様にお願いごとをしていました。さい銭箱の前では私もついつい真剣になり、長々と神様にお願いごとをしてしまうので、後ろに並んで待っている参拝客にはもうしわけなかったです。

  「神様なんて、本当にいるの?」などと疑うのは野暮なこと。自分自身が神様はいると信じられるかどうかが大切なのであり、本当にいるかどうかは大した問題ではありません。

  年に一度、お正月になると年神様が訪れてくるので、日本人はお節料理や鏡もちなどを用意して家族みんなで年神様を迎えていっしょに新年を祝います。年神様が気持ち良く訪れてくださるように,年の暮れには大掃除を行って、住まいを清めておいたりもします。

  普段は仕事が忙しくて掃除に時間を費やすことのできない人達も、年の暮れになると今までできなかった掃除に時間を費やしやすくなります。普段は離れ離れに暮らしている家族も、お正月になればみんなで集まって顔を合わせやすくなります。このように、「年神様がお正月に訪れてくる」と信じたほうが、信じないよりも、良い事がたくさんあります。昔からの言い伝えを大勢の人々が共有することは、暮らしを豊かにするための知恵です。

正月の他にも、四季が豊かな日本列島では、季節に則った行事がたくさんあります。桜が咲く春には「花見」が行われ、空気が澄む秋には「月見」が行われますが、これらは、もともとは神様に豊作を祈願したり収穫物を供えたりする農村の風習から生じたようです。

それぞれの行事には、その季節の旬の食材を使った料理を作って縁起をかついでいます。小林農場は旬の野菜をお届けして季節感を楽しむことを大切にしてきましたが、例えば、里芋を食べる習わしがある十五夜の頃には、旬野菜詰め合わせの中にも里芋を入れて皆さんに十五夜をより楽しんでいただけるように演出するなど、旬の行事と旬の野菜を絡めてさらに季節感のある詰め合わせを作ってゆければよいと思います。

お節料理に登場する煮物には里芋や人参がよく使われ、酢の物にはカブも使われますが、これらはちょうどこの時期に小林農場がたくさんお届けできる食材です。栗きんとんの材料となるサツマイモも、上手に防寒しながら年末に出荷できればよいです。今まで黒豆を作ったことはありませんが、栽培するのは難しくはないようなので、挑戦したいです。

年末になると帰省される方々が多いので、小林農場も年末には野菜の配送をお休みしました。いっぽうで、ご自宅でお正月を迎える方々からは、お正月の料理に小林農場の野菜を使いたいというご要望もいただきました。お正月料理にこそ良質な野菜が必要です。ご希望される方々には、お正月の直前に新鮮な野菜をお届けできるようにしたいと思います。

2018年4月 3日 (火)

平成30年4月2日、3日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・ミニキャベツについて

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、ゴボウ、長ネギ、ほうれん草、菜の花、キャベツ(ミニ)、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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今回は、全てのご家庭にキャベツをお届けいたしました。

本当は真冬の頃に収穫するはずだったキャベツでしたが、今年の1月は例年以上に寒さが厳しかったためか、なかなか結球してくれず、収穫できませんでした。

3月に入って暖かくなると、遅れて結球し始めました。ポツポツといくつかのキャベツが収穫時期を迎えていたので、私もポツポツと出荷してきました。

でも、冬の間は寒くて縮こまって大きくなれなかったので、結球した球も小さく、「ミニキャベツ」と名付けて出荷しています。試食してみると、おいしく食べられました。

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大きいキャベツを皆さんにお届けできずに残念でしたが、食べきりやすいサイズで扱いやすいキャベツではあるかと思います。

冬にキャベツを収穫できずに残念でしたが、収穫が遅れてくれたために、出荷できる野菜の種類が少なくなる3月、4月にキャベツを出荷することができました。少し得をしたような気分です。3月や4月上旬にキャベツを出荷するなんて、初めてのことです。

今回はたまたま3月、4月にキャベツが収穫時期を迎えましたが、今回の経験を応用すれば、これから毎年、3月や4月にもキャベツを出荷できるようになるかもしれません。

2018年4月 1日 (日)

身近な人々、草、虫  平成29年12月21日

 

身近な人々、草、虫  平成29年12月21日

 

今年もいよいよ残りわずかとなりました。皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

  小林農場は「自然環境に優しい農業」を目指しています。その目標を達成するには、自分達に必要な衣食住を自分達で自給自足してゆく暮らし方が有効です。自給自足することによって、自分達の地域の自然環境に目を向けることになり、保全しやすくなります。

 

必要なものを自給自足してゆくことは手間と時間がかかり、たった一人でそれをこなすことは不可能です。畑仕事でも、一人よりも二人以上で行った方が何倍も仕事の効率が良くなります。身近な人々と助け合うことによって地域の自給自足が可能となります。「自然環境に優しい農業」とはつまり、「身近な人々が助け合える農業」のことだと思います。

 

  畑では草むしりなど、人手を必要とする仕事がたくさんあります。人手を必要とするからこそ、人がお互いに助け合う機会が増えてゆきます。農業には人々を結ぶ力があります。

 

私は農家として独立する前は、農業研修を行っている農家の方の農場に住み込んで学ばせていただきました。そちらの農場には常に、私と同じように新規就農を目指す研修生が複数いて、「人海戦術」で畑仕事が行われていました。雑草も害虫も、除草剤や農薬を使わずに複数の人の手で退治できるので、いつも安全性が高くて元気な野菜を出荷できていました。研修生達はそのような水準の高い野菜に触れながら学んでゆくことができました。

 

ただ、地域社会での「連帯」が過度に重視されると、「個人の自由」を犠牲にしなくてはいけなくなることもあります。都会よりも農村のほうが住民の連帯が濃い傾向がありますが、農村で生まれ育った方々の中には、村の濃密な人間関係を息苦しく感じて、成人後は都会へ移り住む方もいるようです。現在、日本の農村の人口は減り続けています。

 

私のまわりの農家の方々は、農場に大勢の人々を迎え入れて催し物や農業体験を開催したり、農業研修生を受け入れて新規就農の手助けをしたりしています。人と人がそれぞれ、遠すぎず近すぎず、お互いが心地良い距離で関わり合えるような「ゆるやかで、しなやかなつながり」を模索しながら形にしているように見えます。

 

小林農場は私がたった一人で運営してきましたが、一人では野菜を自給するだけで精一杯で、米や果樹や肉まで自給する余裕がありません。もっと自給自足をすすめるには、身近な人との助け合いが必要です。来年は、たまには農場の外へと出掛けて、まわりの農家の方々からいろいろと学ばせてもらおうと思っています。

 

私達は過度に人間関係ばかりを意識して、人間ばかりと関わろうとする傾向があるかもしれませんが、本当は私達の暮らしは、身近な草や虫など、他の生き物たちとも密接に関わっています。草や虫との関わりを深く意識しながら暮らしゆけば、過度に人間ばかりに依存することはなくなり、人間関係から生じる悩みも和らいでいくのではないのでしょうか。

 

私はたった一人、畑で黙々と仕事している時間が多く、あまり人と顔を合わせたり話したりすることがありません。でも、畑で元気に生息している作物や雑草や虫などが、私の毎日をにぎやかにしてくれていますので、さみしいと思うことがありません。

 

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