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2018年3月 8日 (木)

農場の風景・雨水から啓蟄へ

季節は雨水から啓蟄へ。啓蟄は「陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころ」と言われています。

雨水の風景

Img_0920霞がたなびいている様子。暖かくなるにつれて、大気が湿気を帯びてゆきます。

Img_0925ほんの少しだけ咲き始めた梅の花。

Img_0907雑木林の杉の葉の先には、球形の雄花がたくさんぶら下がっていました。一生懸命に子孫を遺そうと花粉を飛ばしている姿はけなげではありますが、人からは嫌われます。

Img_0945畑も草で覆われ始めています。ホトケノザやヒメオドリコソウの花の赤色が目立ちます。

Img_0950Img_0959

左は順調に生育しているキャベツの苗。右は、ビニール資材を利用して保温しながら葉物野菜を栽培している様子。四月下旬や五月になれば、収穫時期を迎えます。
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七十二候を検証~自分の地域に合った「オリジナル七十二候」を作ろう~

従来の雨水の七十二候

  初候・地面が水分を含んでしっとりとしてくる

  次候・霞が棚引き始める

  末候・草木が芽生え始める

小林農場での実際の雨水の七十二候

  初候・残雪、溶ける(冬に降ったままずっと残っていた雪が、ようやく消えてなくなった)

  次項・霞が棚引き始める

  末候・葉物、蘇生する(冬を越してきたほうれん草などの葉物野菜の生育に勢いがつき、グンと大きくなる。いっぽうで、冬の低温の中で貯蔵されてきた、大根などの根物野菜、カボチャなどの実物野菜は、傷み始める)

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啓蟄にカメラに納めておきたい風景

  ヨモギ、スギナ、スミレ、コブシの花、蝶または青虫、ヒバリ、土の中から這い出てきた虫

啓蟄の名曲

「仰げば尊し」  作詞・作曲/文部省唱歌  試聴する

仰げば尊し わが師の恩
教えの庭にも はや いくとせ
おもえば いと疾し(とし) このとし月
いまこそ 別れめ いざさらば

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