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2018年2月

2018年2月28日 (水)

平成30年2月26日、27日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、油菜、切り干し大根

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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3月に入ると暖かくなって、長期間貯蔵してきた白菜も傷みやすくなります。ちょうど白菜の在庫がなくなり、今回で最後の白菜の出荷となりました。

全国的に白菜は不作で、「スーパーの白菜の値段が高くなってなかなか買えず、鍋が楽しめない」という声をしばしば聞いたので、小林農場の旬野菜詰め合わせには、毎回、白菜を全てのご家庭に詰めてみました。

白菜は秋には全部、畑より収穫して、冬の間は屋内にて防寒しながら長期間貯蔵してきました。

以前は2月に入る前に貯蔵していた白菜が酷く傷んでしまって大量に廃棄しなくてはいけなくなることもありましたが、私もいろいろと貯蔵方法を改良してきたので、今年は最後まで良い状態で貯蔵できたと思います。

もう少し手間をかければ、おそらく、3月の中旬まで良い状態で白菜を貯蔵できると思います。良い貯蔵方法も確立されたことだし、次回はもっとたくさん白菜を作って、もっと長く出荷したいと思います。今からすでに、次回の白菜栽培が楽しみです。

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里芋も在庫がなくなり、来週で出荷が終了することになるでしょう。

いっぽうで、冬を越してきたほうれん草が、3月に入る直前になって気温上昇とともに目に見えて大きくなり、これからさらにたくさん出荷してゆけるかと思います。

小林農場のほうれん草の品種「ソロモン」は、4月に入る直前までトウが立たず、良い状態で収穫し続けられる優れものです。

2018年2月25日 (日)

平成30年2月23日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・押し麦の出荷

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、キャベツ(ミニ)

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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小林農場が栽培した大麦が新たに押し麦に加工されて、袋に小分けして保管しています。

押し麦は食物繊維などの栄養素を豊富に含み、健康食品として注目され始めています。昔はお米といっしょに押し麦を炊いて、「麦飯」としてよく食べられていたようです。

小林農場では稲を栽培していないので、私は食事の主食にはお米よりも多く、自分が作った押し麦を食べています。毎日飽きることなく、押し麦を主体としたご飯をおいしく食べています。

お米といっしょに炊くのが一般的な利用方法ですが、押し麦を上手にゆでるとそのプチプチとした食感を楽しめ、サラダやスープの材料としても使えます。

3月、4月は出荷できる野菜が少なくなる「端境期(はざかいき)」ですので、ときどき、野菜の代わりに押し麦などの加工品を旬野菜詰め合わせの中に入れるかもしれません。その時はおいしい料理方法もいっしょに、お伝えしたいと思います。

Dscf2156押し麦のカレースープ

切った玉ねぎと押し麦を、お湯でで15分ほどゆでて

カレー粉を加える。お好みで醤油や塩で味をととのえる。

2018年2月22日 (木)

農場の風景・立春から雨水へ

立春がすぎ、季節は雨水へ。雪が雨に変わり、残雪が溶けてせせらぎになる頃です。

立春の風景

Img_0682

Img_0800暦の上では春になっても、まだ雪が降ります。雪化粧したコブシの幹。

Img_0835Img_0848

立春より、春野菜の種まきが始まります。右の写真は温床の中で種を発芽させている様子。左の写真は発芽したばかりの芽の様子。

Img_0868開花までもう少し。今にも弾けそうな梅のつぼみ。

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「七十二候」検証(自分の地域に合ったオリジナル七十二候を作ろう)

立春の従来の七十二候は

 初候・春の風が氷を解かす

 中候・うぐいすが鳴き始める

 末候・水の中の魚が氷の間から出てくる

小林農場の実際の七十二候は

 初候・春雪が降る

 中候・キツツキ幹を叩く(キツツキみたいな鳥が、コブシの幹を叩いていた)

 末候・春風吹く(暖かな南風を感じる日があった)
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雨水

雨水に写真に納めておきたい風景

  春霞、春の七草、菜花、梅の花、春一番の様子、メジロ、雛壇

  (新月は2月中旬ごろ、満月は3月2日)

雨水の名曲

「どこかで春が」  作詞:百田宗治、作曲:草川信  試聴する

どこかで春が 生まれてる
どこかで水が 流れ出す
どこかで雲雀(ひばり)が 鳴いている
どこかで芽の出る 音がする
山の三月 東風(こち)吹いて
どこかで春が 生まれてる

2018年2月21日 (水)

情報社会の中での農業  平成29年11月30日

情報社会の中での農業  平成29年11月30日

師走の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  インターネットでいろいろと調べていると、ときどき無農薬栽培に否定的な意見を目にすることがあります。例えば、「ある実験結果では、キャベツは虫にかじられて傷つくとそれに抵抗しようとして毒素を体内に発生させることがわかった。その毒素は人体にも有害。農薬で虫を退治しておけば毒素は発生しないので、無農薬栽培よりも農薬を使った栽培のほうが安全なキャベツを作れる」という意見がありました。

  「農薬の使用は危険だ」という人も「安全基準値の範囲での使用量なら安全」という人も、どちらも科学的な根拠を示して自分の意見が正しいことを証明しようとしています。しかし、「科学的根拠」も一つだけではなくたくさんあるようで、「農薬は危険」という実験結果もあれば「安全基準値の範囲での使用量ならば安全」という実験結果もあるようです。

  情報をたくさん入手すれば真実に近づけるというわけではなく、逆にわけが分からなくなったりします。特に科学的な知識を積み重ねて真実を解明してゆこうとすると、重箱の隅をつついて「木を見て森を見ず」という状態に陥り、ますます迷宮入りしてしまいます。

  そこで私は、科学の勉強よりも歴史の勉強をしたほうが良いと思っています。過去に発生した「水俣病」などの公害では、それまでは科学的には人体に問題ないと思われていた化学物質やその摂取量が、大きな悲劇が起こった後になって問題があったということが判明しました。科学はときどき間違った結論を導き出すことを、歴史が証明しています。

「安全基準値の使用量を守れば農薬は安全」と主張する人がどんなに科学的な根拠を示して自分の主張が正しいことを証明しようとしても、「科学が間違って公害が発生した」という過去の歴史を覆すことはできません。「安全基準値」も科学に基づいて作られたものであり、間違っているかもしれません。農薬は全く使わないことにこしたことはありません。

虫に食べないようにキャベツから排出される自然毒素とは人類は長くつき合ってきたのだから、問題にすることはないでしょう。農薬などの新たに人工的に開発された化学物質は、将来、自然環境にどのような影響を与えるのかが分からないので、使用を控えたいです。

  私に作物の育て方を教えてくださった私の農業の師匠は、お若い頃にご自身の農場を設立してから数十年間、安全な食材を買い求める多くの消費者団体から支持されてきました。私も師匠の農場に住み込んで農業研修をさせていただきながら、無農薬栽培で立派に育ってゆく作物の姿を目の当たりにしました。師匠から教わったやり方を基本にすれば私も安全性が高くて良質な野菜を栽培できるという安心感が、私の気持ちの中にあります。

誰もが意見を投稿できるインターネットにはあらゆる意見が書き込まれているので、上手に利用すれば自分の考えとは違う意見に触れて自分の視野を広げてゆくこともできます。でも自分の素性を明かさずに匿名で公言できるので、ネットの情報にはウソも多いです。

ホントもウソもあるネットの情報に振り回されそうになったら、まずはネットを閉じます。身近に信頼できる人を見つけて情報交換をしてゆくのが、情報の入手方法の基本です。

2018年2月20日 (火)

平成30年2月19日、20日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・ゴボウと人参のきんぴら炒め

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、キャベツ(ミニ)

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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「千切り」という切り方は、野菜の風味を味わうには最適な切り方なのではないかと思っています。特に、ゴボウと人参は千切りするとおいしいです。

ゴボウは外皮のまわりにも栄養や香りがありますので、私は外皮を切り除かず、たわしでよく洗って泥を落としてから使用しています。

千切りしたゴボウと人参をごま油で炒めて、しょうゆのみで味つけしました。お好みで七味とうがらしをかけたりもします。

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2018年2月18日 (日)

平成30年2月16日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・白菜のシチュー

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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白菜の在庫が少なくなってきました。3月に入る頃には、白菜の出荷が終了する予測です。

白菜は鍋に入れることが多いですが、シチューの具にしてもおいしいです。鍋にしろシチューにしろ、白菜は汁物をおいしくしてくれる、すぐれたダシを抽出してくれます。

小林農場の小麦粉を使ってホームベーカリーでパンを作ることがあるのですが、そんなにたくさんパンを食べるわけではないので、パン作り用の材料のスキムミルクが大量に余ります。

白菜を煮て、食べる直前にスキムミルクを加えてみたら、おいしいシチューができました。スキムミルクとは要するに脱脂粉乳のことで、料理に乳製品の味わいをつける時に便利に利用できるようです。

ちなみに、白菜や大根などの野菜の他に、エビも入れてダシをとりました。乳製品とエビは、私のお気に入りの組み合わせです。

2018年2月14日 (水)

個別対応を続けてゆくには  平成29年11月23日

個別対応を続けてゆくには  平成29年11月23日

木枯らしの候、皆さん、いかがおすごしでしょうか。

  「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい、その野菜は好物なのでもっとほしい、特定の野菜にアレルギー反応があるのでその野菜を除いてほしいなど、野菜セットについての皆さんからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は小林にお伝えください。」は、小林農場の野菜セットを宣伝する時にすっかりおなじみとなった決まり文句です。

  野菜セットの内容はその季節の畑の状況に合わせて作られ、その内容を皆さんに引き取っていただいております。ただ、ご家庭によって必要な野菜は違います。できるかぎり皆さんのご希望に沿った野菜セットの内容をお届けできるよう、「個別対応」を承っています。

  複数の方々が、個別対応を引き受けてしまったら出荷作業がややこしくなって大変になるのではないかと私の事を心配してくださいました。その通り、実際に個別対応をやってみると私が思っていた以上に大変で、うっかりと間違えて皆さんのご要望とは違う内容をお届けしてしまうこともあり、後で皆さんからご指摘をいただくことが何回かありました。

  間違いを減らして「個別に承ります」を有言実行してゆくために、工夫が必要です。常に手帳を持ち歩き、皆さんからご要望をいただいたらすぐにそれを書き留め、後で「ご要望一覧表」にそれを書き写して皆さんからのご要望を一目で確認できるようにして、野菜セットを作る直前に再度、皆さんからのご要望を確認するようにしています。

  これだけではまだ不十分なようなので、現在は、皆さんからいただいたご要望に合わせて品目ごとの出荷数の一覧をあらかじめ作り、箱詰めする際にその数がちゃんと合うのか確かめるようにしてみました。そして、出荷作業を一通り終えた後の最終確認も強化することにしました。要するに、今まで二重だった確認方法を、三重、四重に厚くしてみました。

  数千世帯、数百世帯もの家庭に野菜セットを販売しているような大きな農場がこのような細かな個別対応を行うのは難しいですが、数十世帯のご家庭に野菜セットをお届けしている小林農場のような小さな農場なら小回りがきいて、一軒一軒のご家庭のご要望に柔軟に対応しやすいです。小さな農場だからこそできることを存分にやりたいです。個別対応によって出荷作業の手間が増えたとしても、それはかける価値のある手間だと思います。

ご要望をいただくことにより、皆さんが野菜セットに対してどのようなご感想をお持ちなのか察してゆくことができます。購入してくださる方々のお顔を思い浮かべてそのお気持ちを察しながら販売してゆけることは、生産者として幸せなことです。

小林農場の経営を成り立たせてゆくため、もっと野菜セットを購入してくださるご家庭を増やしてゆきたいです。おかげさまで亀が歩くがごとく、とてものんびりとした速度で増加していて、私はその速度を気に入っています。兎が走るような急な増え方を望みません。

農場経営の規模を大きくしすぎれば、一軒一軒のお宅へ丁寧な個別対応がしにくくなり、一律で人情味のない出荷形式になってゆくかもしれません。皆さんと「生産者と消費者が顔の見える関係」を楽しんでゆくには、農場経営の規模は小さいほうが良いです。

2018年2月13日 (火)

平成30年2月12日、13日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・人参のサラダ

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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人参のサラダは、人参の香りを堪能できる料理方法です。

Img_0817

人参を千切りにして塩をまぶし、空炒りしました。

その上に、手作りドレッシングを、食べる直前にかけて出来上がり。

料理油、料理酢などを適当に混ぜ合わせてドレッシングを手作りしますが、そこに長ネギを細かく刻んで混ぜると良い味わいになりました。長ネギの薬味としての陰の貢献ぶりを、改めて見直しました。

ついでに、健康に良いクルミも、細かく砕いてふりかけてみました。

人参は特に、栽培方法によって香りが違ってくる作物のようです。小林農場の無農薬栽培の人参の香りは、サラダで食べるとより鮮明に味わえるのではないでしょうか。

2018年2月11日 (日)

平成30年2月9日、10日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・白カボチャと小麦粉のお楽しみ料理

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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白カボチャのおまんじゅうを作ってみました。

Img_0818白カボチャは、外皮が白く、中身の果肉は明るい橙色をしています。

Img_0820蒸した後丸めて、あんを作りました。橙色をした美しい珠。

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小麦粉と白玉粉を練って生地を作り、あんを包んで出来上がり。

白カボチャが十分に甘いので、砂糖は混ぜなくてもよいです。

ノンシュガーのヘルシーなベジタブル・スイーツ。バレンタインデーにはチョコレートの代わりに、意表をついて白カボチャのおまんじゅうを手作りしてみるのはいかがでしょうか、女性の皆さん。

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Img_0821白カボチャの白い皮は固いので、おまんじゅうを作る前に切り除いておきます。

この固い皮は捨てたりせずに、有効に利用して、お楽しみのもう一品を作れます。

Img_0822食べやすくするため、みじん切りにします。

Img_0824小麦粉に混ぜて練って焼いて、「おやき」にしてみました。カボチャの皮の風味と食感が良い感じに「おやき」の中に生かされていました。

野菜の皮にも栄養がたくさん詰まっているので、捨てずに食べると健康に良いようです。「おやき」は、固い皮もおいしく食べられるようにするには便利な料理方法で、いろんな野菜の料理に応用できます。

白カボチャと小麦粉の組み合わせ・お楽しみ料理

白カボチャのおまんじゅうを作ってみました。

Img_0818白カボチャは、外皮が白く、中身の果肉は明るい橙色をしています。

Img_0820蒸した後丸めて、あんを作りました。橙色をした美しい珠。

Img_0828Img_0832
小麦粉と白玉粉を練って生地を作り、あんを包んで出来上がり。

白カボチャが十分に甘いので、砂糖は混ぜなくてもよいです。

ノンシュガーのヘルシーなベジタブル・スイーツ。バレンタインデーにはチョコレートの代わりに、意表をついて白カボチャのおまんじゅうを手作りしてみるのはいかがでしょうか、女性の皆さん。

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Img_0821白カボチャの白い皮は固いので、おまんじゅうを作る前に切り除いておきます。

この固い皮は捨てたりせずに、有効に利用して、お楽しみのもう一品を作れます。

Img_0822食べやすくするため、みじん切りにします。

Img_0824小麦粉に混ぜて練って焼いて、「おやき」にしてみました。カボチャの皮の風味と食感が良い感じに「おやき」の中に生かされていました。

野菜の皮にも栄養がたくさん詰まっているので、捨てずに食べると健康に良いようです。「おやき」は、固い皮もおいしく食べられるようにするには便利な料理方法で、いろんな野菜の料理に応用できます。

2018年2月 7日 (水)

ちっちゃな野菜 平成29年11月15日

ちっちゃな野菜 平成29年11月15日

初冬の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  最近、大根や白菜などで、小さな形で成熟して収穫される品種を目にします。「食べきりやすい」「冷蔵庫にしまいやすい」などの理由で、「ミニ野菜」は消費者に受け入れられているようです。トマトを小型化したミニトマトは、今ではすっかりおなじみの野菜です。

  秋から冬にかけて出荷する大根。小林農場でも、現在は通常の青首大根をお届けしていますが、他にもあまり長く伸びない短形の大根や、大カブのような丸い形をした京都発の京野菜「聖護院大根」など、小ぶりな形で収穫される大根も例年より多く栽培してみました。

畑から収穫される人参はどれも個性豊かで、大きいものもあれば小さいものもあります。一般流通では規格外として除かれる小さな人参も、野菜セットでは極端に小さすぎなければ、除かずに大切に出荷しています。料理する前に人参の外皮を切り除く人もいますが、形の小さな人参の外皮をむくのは面倒です。小林農場の人参や小カブは外皮もおいしく食べられるので、そのまま切り分けて料理していただくことをおすすめしています。外皮の周辺にたくさんの栄養が蓄積されている場合もあるので、外皮も食べると、健康に良いです。

現在お届けしているキャベツは小さすぎますが、これはおそらく、私が良い苗を育てられなかったのが原因だと思います。苗を育てる技術を改善してゆくのが今後の課題です。

野菜の体を大きくするには、肥料をたくさん作物に与えてあげると良いです。近年になって登場した化学肥料は、野菜の体を大きくし、収量増加に貢献してきました。しかし、野菜の中身の栄養素は昔と比べて減っていることが報告されています。化学肥料などで急速に体を太らせると、中身が追い付かずに空っぽになってしまいやすいと推測されます。

作物の外見を大きくさせることばかりに夢中になって中身を充実させてゆくことを忘れてしまってはいけません。小林農場では化学肥料は使用せず、天然の肥料も与えすぎないように注意して、できるだけ作物が自分の力でじっくりとたくましく育つように見守っています。そうしたほうがおいしくて栄養も多い良質な作物が収穫できると考えています。よって、小林農場の畑では大きな体をした野菜は多くないですが、それで良いと思っています。

皆さんから「野菜セットに入っている野菜が多すぎて、食べきれずに無駄にしてしまう」というご感想をいただくことがあります。お届けする野菜は、大きければ大きいほど、多ければ多いほど喜ばれるというわけではなさそうです。

野菜セットという形で出荷する場合は、「大きな野菜」よりも「食べきりやすい大きさの野菜」を、「たっぷりと」よりも「少しずつ」に野菜の量を調整してゆくと、皆さんが受け取りやすい内容になるように思います。その上で、皆さんのご家庭でもっとたくさんの量がほしい野菜があれば、そのご要望に個別にお応えいたします。

現在の日本では、以前のように3,4世代がいっしょに暮らしている「大家族」が少なくなり、少子化も進み、一世帯の家族の人数が少なくなりつつあります。野菜セットの内容も、そんな時代の流れに沿いながら作られてゆくことになります。

2018年2月 6日 (火)

平成30年2月5日、6日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・春作野菜の品種

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草

出荷できる野菜の種類数が少ない時期ですが、2月の間は、葉物野菜のエース・ほうれん草と、鍋の主砲・白菜の、「青物野菜の2枚看板」を少しだけ多めに詰め合わせの中に入れて、豊かな感じの内容に仕上げております。

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春作の野菜の種まきが始まっています。2月から5月にかけて、いろんな作物のいろんな品種の種が、次々に播かれてゆきます。

今作、注目してみたい品種選択を、ここに記しておきたいと思います。

・今まで小林農場で活躍してくれて、今作も栽培したい品種。

  カブの「スワン」・・・味が良くて、サラダにしてもおいしかった

  大根の「春大根・春の都」・・・トウ立ちが遅く、長く収穫できた

  里芋の「善光寺」・・・イモが大きくて、ねっとりしておいしかった

  トマトの「メニーナ」「チャコ」「ブラジルミニ」・・・雨に当たっても実が割れず、味も良かった

  カボチャの「白爵」・・・長期保存ができて、味も食感も良かった

  ネギの「汐留晩生ネギ」・・・盛んに分けつして豊産、トウがたつのが遅くて長く収穫できた

  サヤインゲンの「マンズナル」・・・生育が早くて豊産だった

  ゴボウの「サラダゴボウ」「うまいゴボウ」・・・短形で作りやすく、とても柔らかかった

  キュウリの「秋どりきゅうり・なる蔵」・・・とても豊産だった

・各作物ごとの品種選びの注意点

  ほうれん草・・・最も人気の高い葉物野菜。秋作のほうれん草ではお気に入りの品種が見つけられたので、春作もいろんな品種を試してみて、自分のお気に入りの品種を早く見つけたい。

  ほうれん草以外の葉物野菜・・・春は小松菜、チンゲンサイ、水菜、からし菜、山東菜を、夏はモロヘイヤ、クウシンサイを栽培したい。夏に栽培する葉物野菜の種類を、もう少し増やしておきたい。

  じゃがいも・・・大きくて料理しやすい「シンシア」、長期保存ができる「メークイン」、最も早く収穫できる「インカのめざめ」、新じゃがとしておいしく食べられる「ワセシロ」の他に、今作は「十勝こがね」も試したい。今年は春に一度にジャガイモを作るのではなく、春と秋に分散して栽培してみたい。

  ナス・・・小林農場が苦手としているナス栽培。今作では「青ナス」など、新たな品種を導入してみたい。

  ピーマン類・・・ししとうや甘長とうがらしは、本来は辛くないのだけれども、私が栽培すると辛くなるので、今作では栽培するのをやめる。代わりに、「カラーピーマン(パプリカ)」の栽培に力を入れる。

  ニラ、アスパラガス・・・毎年少しずつ株数を増やしてゆき、毎年、安定して収穫できるようにしたい。

  サツマイモ・・・今までは「紅あずま」のみを栽培してきたが、いろんな品種を試してみて、「紅あずま」よりおいしい品種を探してみたい。

  トウモロコシ、ヤーコン、ヤマイモ・・・少量しか栽培してこなかったけれども、もっとたくさん栽培してもよい。

  ソラマメ・・・春にも種まきできる品種を購入しておきたい。

  緑肥・・・春にも種まきできて短期間で大きくなる緑肥を見つけておきたい。

・新たに栽培したい作物

  フキ、ウリ類(スイカ、マクワウリ、トウガンなど)、ハーブ類、夏の葉物野菜、ショウガ、アスパラガス、シイタケ

・小林農場でも自家採種して品種を育成してゆきたい作物

 小松菜、カブ、ジャガイモ、ナス、ピーマン、人参、ネギ、トマト、里芋、青シソ、キュウリ、ズッキーニ、ゴーヤ、サヤインゲン、ラッカセイ、オクラ、サツマイモ、ヤーコン、ゴボウ、大豆、小豆

 

 

2018年2月 4日 (日)

大寒から立春へ・農場の風景

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季節は「大寒」から「立春」へと移りました。暦の上では、冬から春へと変わりました。

昔の旧暦では、一年の中で最も寒い「大寒」が年の暮れで、寒さの底を乗り越えた後に迎える「立春」に新年を祝ったそうです。今でもアジアのいくつかの国々では、立春の頃に新年を祝っています。

確かにこの頃より農業ではその年の作物の種まきが始まりますので、私も立春こそが本当の一年の始まりだと思っています。

小林農場も本当の新年を迎えました。「一年の計」を練りたいと思います。

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「大寒」の風景

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雑木林で落ち葉をかくと、地面に落ちていたどんぐりが発芽していて、根を土中に伸ばしていました。

Img_0706モミガラを蒸し焼きして、炭を作っている様子。(炭は肥料などに使用)

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関東平野に記録的な大雪と寒波。

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「立春」にカメラに収めたい風景

ウグイス、メジロ、ふきのとう、春一番の様子

「立春」の名曲

早春賦 作詞/吉丸一昌 作曲/中田章  試聴する

春は名のみの 風の寒さや 

谷のうぐいす 歌は思えど

時にあらずと 声もたてず

時にあらずと 声もたてず

2018年2月 3日 (土)

平成30年2月2日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・野菜ジャム販売中

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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小林農場の野菜を煮詰めて、ジャムに加工いたしました。

カボチャを主体にして加工した「カボチャジャム」と、人参を主体にして加工した「人参ジャム」の2種類をご用意いたしました。ご注文された方々に、野菜といっしょにお届けしております。

今回も千葉県の柴海農園さんに野菜をお届けして加工を委託いたしました。小林農場の野菜の香りをひきたたせながら、良質な味わいに加工してくださっています。加工に使われる材料も、良質な砂糖類や柑橘類を使用してくださっています。

特に今回注目していただきたいのが、カボチャジャムです。

去年、初めて栽培してみたカボチャの品種は、昔の日本カボチャのようなデコボコした菊型の形をしていました。料理してみるとあまりホクホクとした食感にならず、上手に料理して食べるのが難しい品種でした。

そこで、今回はこの品種のカボチャをジャムに加工してみることにしました。どんなジャムができるのかさっぱり予想できませんでしたが、試食してみると、大当たりでした。

とてもなめらかに仕上がっていて、その甘味だけではなく、食感もお楽しみできるかと思います。ぜひ皆さんにもご試食していただきたい一品です。

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