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2018年1月

2018年1月31日 (水)

参加の入り口は開かれている   平成29年11月9日

参加の入り口は開かれている  平成29年11月9日

落ち葉が風に舞う季節となりました。みなさま、いかがおすごしでしょうか。

  先月、突然に衆議院解散総選挙が行われ、その投票率は50%くらいで、半分の国民が投票しなかったようです。政治に参加しようとしない人が多いことが問題視されています。

  政治が間違えば社会の秩序が乱れます。今の日本は概ね平和ですが、この平和がこの先も永遠に続くなんて、誰が保証できるでしょうか?平和は国民が努力を支払うことによって保たれるもので、国民が政治に参加することを怠れば平和も崩れやすくなるでしょう。どんなに忙しい生活を送っている人でも、選挙では自分の住まいの近くの投票所まで足を運んで投票するだけで、手間と時間をかけず簡単に政治に参加することができます。

  政治と同じように、人の命に不可欠な食料を生み出す産業である農業も、全ての人々が関心を持つべきことだと思います。それゆえに、政治と同じように農業にも、生産者だけでなく消費者を含めた全ての人々が簡単に参加できる仕組みがすでに出来上がっています。

  消費者が安全性を考慮して無農薬栽培の野菜を選んで購入してくれれば、無農薬栽培を行う農家が増えていくことでしょう。消費者の普段の買い物が農家の意識に影響を与え、生産方法を変えさせ、農業の形を変えてゆきます。消費者も農業の重要な参加者なのです。

  虫を苦手とする消費者は多く、虫に食われた跡がある野菜は一般流通では販売できないので、多くの農家は農薬を使って虫を退治しています。小林農場が無農薬栽培を行うことができるのは、虫害の跡がある野菜でも受け取ってくださる寛容な皆さんのおかげです。

  私も虫害の酷い野菜を出荷してしまわないように一生懸命に検品していますが、検品できることにも限界があり、時々見逃した虫がくっついたままの野菜を、皆さんのお宅にお届けしてしまうこともあります。ある方は、「届けられた野菜からアマガエルが飛び出してきて驚いたけれど、子供にカエルを見せてあげられて良い教育ができました。」と笑いながら私にご報告してくださいました。

  届けられた葉物野菜にくっついていたアオムシをわざわざ虫かごに移して、蝶になるまでの様子を観察しながら飼育されたご家庭もありました。優しい方に見つけられて、幸せなアオムシだと思います。先に小林に見つけられていたら即座につぶされていただろうに。

  「野菜に虫が棲みついているのを見ると、農薬を使用していない証拠だから、安心します。」とお気遣いのお言葉をくださる皆さんの寛容な対応に支えられながら、私は野菜の安全性と味質を向上させることに専念できました。皆さんからのお言葉に甘えてしまうことなく、できるだけ虫害の少ないきれいな野菜をお届けできるよう、努力を続けてまいります。

消費者は農業の形を変えてゆく力を有しています。選挙戦では候補者が足を運んで多くの有権者に向かって演説しますが、農家も販売している農産物に多くの消費者から1票をいただけるように、自分の考えや想いを消費者に伝えてゆく努力が必要です。今月、市貝町で青空市が開かれ、小林農場も出店いたします。多くの来場者とお話しができるでしょう。栃木県の方々には青空市のご案内をお配りしていますが、どうぞ遊びにいらしてください。

2018年1月30日 (火)

平成30年1月29日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・極寒の影響

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、キャベツ(ミニ)

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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Img_0785先週、関東平野にも大雪が降ってから1週間。現在の畑の様子。

まだ雪が畑全体を覆い、ほうれん草のような背の低い作物は雪に埋もれています。今回も雪をかきながらのほうれん草の収穫となりました。

大雪の後、農場の気温は今までに経験したことのないような冷え込みでした。5日連続でマイナス10℃近くまで気温は下がり、その間、最高温度も5℃よりも高くなることがありませんでした。

この数日間の極端な低温は、作物の状態に影響を及ぼしています。

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倉庫に貯蔵していたカボチャや白菜が、部分的に凍ってしまいました。よく見ると、地面に接している部分が凍っていました。底のほうが特に冷えるようなので、防寒を強化する場合は、底にも毛布のような暖かなものを敷いて貯蔵したほうがよいと思いました。

部分的に凍ってしまいましたが、凍結させながら出荷できる状態に回復させることができると思います。

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畑で土をたっぷりとかぶせて防寒していたカブでしたが、先日、雪をどかした所からカブを掘り出してみると、見事にカブが凍り付いていて、氷の塊となっていました。

いっぽう、雪をどかさずにそのままにしていた所から掘り出してみると、カブは凍っていなくて無事に収穫できました。雪がそのまま地面を覆っていると、地面はむしろ雪によって寒気にさらされずにすみ、凍り付かないようです。下手に雪をどかさないほうが良いようだと思いました。

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今回のように極端に冷え込むと、今までの私が野菜に施してきた防寒では不十分だと感じましたので、もう一つ、工夫が必要だと思います。幸いにも天気予報を見ると、この極端な寒さは長く続かないようなので、次第に野菜の状態は回復してゆくと思います。

2018年1月29日 (月)

小寒肥料・作成からその後15日間くらいまで

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堆肥が熟成してゆき使用されるまでの過程を、写真に納めながら追跡してみました。

堆肥の名前:小寒堆肥(小寒の頃に作成)

材料:落ち葉が主体、それに米ぬか、クン炭、モミガラを混ぜる

Img_06761月10日。材料を混ぜて水を与えた後の堆肥の山の様子。

Img_0679材料を混ぜた直後の状態。

Img_0700混ぜ合わせて3日後の状態。発酵して、ホクホクと湯気が出てきた。堆肥の中の温度は65度くらいにまで上昇。納豆のような匂いが漂う。

Img_0744

混ぜ合わせて1週間後の状態。堆肥の温度は5日後くらいから50℃付近まで下がるが、その温度のままでしばらく保った。甘酸っぱい香りが漂う。

2018年1月27日 (土)

平成30年1月26日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・極寒の中での収穫、出荷、配送

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今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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1月23日の午後、関東地方でも大雪となり、農場でも20cm~30cmほど雪が積もりました。

首都圏にお住まいの皆さんには宅急便を利用して旬野菜詰め合わせをお届けしておりますが、この雪により大規模な交通渋滞が起こり、火曜日に皆さんのお宅に到着するはずの詰め合わせが、1日遅れて水曜日に到着することになりました。皆さんから「到着の遅れによって野菜が傷んでしまっていたということはなかった」とのご報告をいただき、胸をなでおろしました。

今回のことを教訓にして、今後は大雪や台風などの日に出荷する場合は、出荷日を変更するとか出荷を中止するとか、柔軟に対応できるようにしたいと思います。

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この大雪による農場での被害は、今のところ特にありませんでした。ただ、大雪が降って4日経ってもまだ畑一面は雪で覆われています。

Img_0770畑の様子。どこにほうれん草がいて、どこに人参が埋まっているのか、さっぱり分からない、ホワイトアウト状態。

Img_0784雪をどかしながらほうれん草を収穫している様子。

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大雪の後、農場の温度計で確認してみると、連日、マイナス10℃まで気温が下がっています。栃木県の冬はいつも寒いですが、今週は、小林農場が今まで経験してきた中でも最も寒い1週間だったかもしれません。

出荷場の中も冷え込み、収穫してきた野菜が出荷作業の最中にもどんどん凍り付いてしまうので驚きました。収穫してきた野菜は、夜間は厚手の布団を2枚以上かぶせてしっかりと保温して、暖かな真昼になってから出荷作業を始めたほうがよさそうです。

とにかく、今までとはレベルの違う寒さですので、今までと同じ感覚で野菜を防寒していると寒さにやられてしまうかもしれません。この極端な寒さも、そんなに長くは続かないとは思いますが。

2018年1月25日 (木)

最近の虫害状況   平成29年11月2日

最近の虫害状況   平成29年11月2日

向寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  早朝はすっかり冷え込むようになりました。セミやカエルなどのいろんな生き物たちによる鳴き声の合唱が鳴り響いていた農場も、今ではコオロギがかすかに鳴くばかりです。

  畑にはいろんな虫が暮らしていて、その中の数種類は作物を好物として、農家からは「害虫」と呼ばれて嫌われています。小林農場で最も暴れまわっている害虫は、ガやコガネムシの幼虫です。これらの害虫は、まとめて「ネキリムシ」と呼ばれ、普段は土中でひっそりと暮らしていますが、作物の苗が畑に植えられると、それらを噛み切ってしまいます。

去年の秋はキャベツもレタスも、畑に苗を植えてからわずか3日間でずいぶんたくさんの苗が切り倒されて、消えてなくなりました。特に白菜の苗は壊滅的な状態でした。この秋は、去年までとは違う畑で秋野菜を栽培してみたら、ネキリムシによる壊滅的な被害を回避することができました。畑が違えば、ずいぶん虫害の様子も違うものです。

それでも毎日、いくつかの苗がネキリムシに切り倒されていましたので、毎朝必ず畑を見回って、切り倒された苗の株元をほじくり返してネキリムシを捕まえることが習慣となっています。この秋は白菜も無事に育っていますし、キャベツやレタスも出荷できています。

  小松菜などの葉物野菜は、チョウやガなどの幼虫によって葉が虫食い穴だらけにされてしまい、商品として出荷することをためらいます。今年の8月は大胆に、葉物野菜を育てている畝全体に防虫ネットをかぶせて、チョウなどが作物に触れられないようにしてみました。その結果、虫喰われ穴が目立たないきれいな葉物野菜が収穫できました。

  多くの葉物野菜はアブラナ科の植物に分類され、畑にはアブラナ科植物を好物とする虫がたくさん生息しています。大根もアブラナ科植物で、発芽したばかりの幼い芽が害虫の餌食になって消えてなくなることがしばしば起こります。ところが、不思議なことに、生き残った大根の芽は、その後は虫を寄せ付けず、生育した葉は虫喰い穴がなくてきれいです。

虫にやられにくい葉物野菜の存在は貴重です。大根は根だけでなく葉にも食用としての魅力があり、畑から間引いた大根の葉をそのまま捨てずにかき集めて、小松菜などの代わりに出荷するようにしています。アカザ科植物のほうれん草やキク科植物のシュンギクなども、虫にやられにくくて頼りになる葉物野菜です。

  トラクターで畑を耕していると、轟音に驚いて、カエル、バッタ、コオロギ、チョウチョウなどの無数の生き物が、雑草の茂みからにぎやかに飛び出してきます。ジャガイモを土の中から掘り出していると、ネズミやモグラが通った穴をよく発見します。

このようにいろんな生き物が暮らせる豊かな生態系が畑に保たれていれば、害虫のみが繁殖して虫害が酷くなってゆくのを防げると考えています。農薬を畑に散布すると、害虫だけでなく他の生き物にも害を及ぼして生態系が崩れる危険性があり、そのような状態になると害虫ばかりが繁殖したりすることもあります。無農薬栽培を行う最大の理由は、できるだけ畑の豊かな生態系に余計な干渉をしたくないからです。

2018年1月24日 (水)

平成30年1月22日、23日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容・里芋について

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今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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大雪が吹き付ける中での野菜の配送となりました。

宇都宮市内の道路は大渋滞となり、皆さんのお宅に野菜をお届けするまでにずいぶん時間がかかりました。

東京にお住まいの皆さんのお宅には宅急便を利用して宅配しておりますが、東京も雪が積もって交通が滞っているようで、皆さんのお宅に野菜が到着する時間が遅れているようです。

いろいろな教訓を与えてくれた今回の配送でした。到着が遅れることが予想される場合は、前もって皆さんに遅れることを連絡するなどのこまめな配慮が必要だと思いました。

本当は、雪が降り出す前に、早めに配送をすませられるようになれればよいのだけれども。

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今の時期は気温が低いので、万が一、皆さんのご自宅に野菜の到着が遅れることがあっても、野菜の鮮度が落ちて品質が悪くなるということはあまりないでしょう。

ただ、今年は里芋の保存性があまり良くなく、出荷してから数日間経つと傷んでしまう場合もあるようです。詰め合わせの中に入れる里芋の量を減らしながら、皆さんに里芋をできるだけ早く食べきっていただくようにおすすめしております。

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里芋にもいろいろと品種があり、食感がホクホクとする品種もありますが、私はねっとりとした食感の品種の里芋が好きで、そのような品種を栽培するようにしてきました。この「ねっとり」とした感じが、ジャガイモにもサツマイモにもない、里芋らしい魅力だと思っています。

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里芋を人参や長ネギといっしょに、醤油や料理酒で煮てみました。小麦粉や片栗粉などを調味料に混ぜて溶き、ねっとりとした里芋にさらにとろみをつけた調味料をからませるのが、私のお気に入りの料理方法です。

冬の保存状態

ただ、今年は里芋の保存性があまり良くなく、出荷してから数日間経つと傷んでしまう場合もあるようです。詰め合わせの中に入れる里芋の量を減らしながら、皆さんに里芋をできるだけ早く食べきっていただくようにおすすめしております。

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里芋にもいろいろと品種があり、食感がホクホクとする品種もありますが、私はねっとりとした食感の品種の里芋が好きで、そのような品種を栽培するようにしてきました。この「ねっとり」とした感じが、ジャガイモにもサツマイモにもない、里芋らしい魅力だと思っています。

Img_0775_2
里芋を人参や長ネギといっしょに、醤油や料理酒で煮てみました。小麦粉や片栗粉などを調味料に混ぜて溶き、ねっとりとした里芋にさらにとろみをつけた調味料をからませるのが、私のお気に入りの料理方法です。

2018年1月21日 (日)

平成30年1月19日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容・冬の内容について

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なのでもっとほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など  

野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、電話やメールで農場まで、または、小林に直接にお伝えください

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最近の2000円セットの内容は・・・

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、ほうれん草以外の葉物野菜

の11種類で固定しております。

最近の1000円セットの内容は・・・

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草

の9種類を少量ずつ、お届けしています。

1月、2月の冬の間は、これらの貯蔵できる野菜で内容が固定されるかと思います。新たに収穫できる野菜(菜の花など)が登場するのは3月以降となります。

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以上のレギュラー陣の他に、サブとして冬キャベツが控えています。まだ球が小さく、あともう少し大きくなるのを待っています。

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2018年1月20日 (土)

作物生育・追跡撮影 平成30年1月18日頃の様子

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1月18日頃の畑の作物の様子。(画面をクリックすると画面が拡大されて見やすくなります)

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玉ねぎの苗の様子。右の写真のように、霜柱に持ち上げられて苗の根が地表まで浮かされてしまっているものが複数あったので、植え戻す。

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ソラマメの種と幼芽。幼芽が地上に顔をだしてきているものも増えてきているけれども、まだ幼芽の姿が見えないものも多い。

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春に収穫するキャベツの苗。

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冬に収穫する予定だった冬キャベツ。まだ小さいので、収穫は早春の頃か。










2018年1月17日 (水)

多様性万歳  平成29年10月26日

多様性万歳  平成29年10月26日

幕秋の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場が育てている野菜の中でも売れる見込みがあって頼り甲斐のあるジャガイモ。小林農場の畑が得意としている作物でもあり、今年は過去最大の数の種イモを植え付けて、大量生産を狙いました。ところが過去最低の収量となり、まさかの不作となりました。

  収穫されたジャガイモの質も、最良とは言えません。肌に張りがなくて水分が抜けたように柔らかいイモが多く、そのようなイモは料理するとホクホクと煮えにくくて食感が固い感じがします。生育中に土中の虫にかじられて傷を負ったイモも多かったです。

  次の年の4月まで貯蔵しながら出荷してゆくつもりでいましたが、10月の時点ですでに在庫が心配になってきました。少し量を減らしながらジャガイモを出荷しています。

  サトイモは大きな葉を気持ち良く広げ、順調に育っているように見えます。おそらく豊作でしょう。サトイモは湿った環境を好み、乾燥を嫌います。今年の夏はあまりお日様が顔を出さず雨が多かったですが、その気候条件がサトイモには良かったのかもしれません。

  サツマイモはここ数年、畑を草だらけにしてしまって不作を連発していました。今年は初期の除草に力を入れてみたらサツマイモのツルはのびのびと畑一面を覆い、順調に育ちました。現在、よく太ったイモがたくさん畑より収穫されています。

  長ネギはずっと順調に栽培できていたので、去年は肥料を与える手間を省いて育ててみたら、多くが病気にかかって消えてしまい不作でした。今年は肥料を与えて勢い良く育ててみたら、順調に育ってくれました。いっぽう、玉ねぎはどうも肥料をたくさん吸収したために品質が落ちた気がするので、次回は試しに肥料を控えて栽培しようと思います。

  毎年、豊作の作物もあれば不作の作物もあります。どの作物も性格が違うので、その年の気候に適合する作物もあれば適合しない作物もあります。その年に試してみた私の栽培方法に適合する作物もあれば、適合しない作物もあります。

  いろんな要因が複雑に絡み合って作物の出来具合が決まるので、豊作・不作の原因は、なんとなく推測できても、本当のところ、はっきりと断定はできません。「まさかの不作」もあり、逆に「思わぬ豊作」もあり、フタを開けてみないと分からないことが多いです。

今年のジャガイモの不作の原因はよく分からないのですが、特定の作物だけを大量に栽培しようとすると、不作になった時の損失が大きいと感じました。「大量単作栽培」よりも「少量多品目栽培」に専念するほうが安全だと思いました。

どの作物が豊作・不作になるかはお天道様に決めてもらいましょう。私の仕事は、個性の違ういろんな作物を畑に迎えること。そうすることで、豊作の作物が不作の作物の穴を埋めながら、一年をとおして安定して皆さんに野菜をお届けし続けてゆけるようになります。

生態系が豊かな土地には、いろんな種類の草が生え、いろんな種類の虫や微生物が生息します。作物は土中の生き物が生産する栄養を吸収しながら生育してゆくので、作物のまわりに多様な生き物が共存していることが大切です。「多様性」が重要な単語となります。

2018年1月16日 (火)

冬の白菜の味

鍋の大物・白菜のおいしい季節です。

葉を煮ると、すばらしい味のダシを醸し出してくれます。カツオブシや昆布がきれてしまっていても、白菜を煮れば、慈愛に満ちたおいしいダシがとれて、心から温まる汁物が作れます。

今年の冬は白菜の値段が高くて購入しにくいようなので、小林農場の旬野菜詰め合わせに毎回白菜を入れられれば、皆さんに喜んでいただけるのではないかと思います。

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今回は「緑菜」を出荷してみました。

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白菜が結球しなかったものですが、結球しなくてもおいしく食べられるので、「緑菜」と名付けて出荷してみました。小松菜などの葉物野菜と同じように扱っていただければ良いと思います。

炒め物には、「白菜」よりも「緑菜」をご利用したほうが、シャキシャキとした食感の炒め物を楽しめるかと思います。

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平成30年1月15日、16日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、緑菜

鍋の大物・白菜のおいしい季節です。

葉を煮ると、すばらしい味のダシを醸し出してくれます。カツオブシや昆布がきれてしまっていても、白菜を煮れば、慈愛に満ちたおいしいダシがとれて、心から温まる汁物が作れます。

今年の冬は白菜の値段が高くて購入しにくいようなので、小林農場の旬野菜詰め合わせに毎回白菜を入れられれば、皆さんに喜んでいただけるのではないかと思います。

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今回は「緑菜」を出荷してみました。

Img_0731
白菜が結球しなかったものですが、結球しなくてもおいしく食べられるので、「緑菜」と名付けて出荷してみました。小松菜などの葉物野菜と同じように扱っていただければ良いと思います。

炒め物には、「白菜」よりも「緑菜」をご利用したほうが、シャキシャキとした食感の炒め物を楽しめるかと思います。

もちろん、鍋にいれてもおいしいと思います。

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今年の冬はとても寒いのでしょう、全国的に葉物野菜が不作のようで、小林農場でも葉物野菜は寒さで縮こまってしまい、なかなか大きくなりません。

でも、暖かくなる3月頃には、大きくなると予想しています。

小さいうちに無理をして収穫してしまうよりも、3月まで待って立派な姿になってからたっぷり収穫したいと思っています。今は、できるだけ葉物野菜を「温存」する作戦です。

寒さに強いほうれん草はさすがで、この寒さでも大きくなってくれています。1月、2月の葉物野菜は、ほうれん草に孤軍奮闘してもらおうと思います。

2018年1月14日 (日)

冬の保存状態

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白菜は、畑から全部収穫して室内に移して、防寒しながら貯蔵しています。

収穫してから日が経っているので、外葉がしおれてきて見た目がみすぼらしくなっていますが、切ってみれば、張りがあってみずみずしい、おいしそうな内葉が姿を見せます。

寒くなれば、野菜の味は糖分が多くなって味が濃くなります。今の白菜は、切り分けてから塩をふっただけでも、そのままおいしく食べられます。

Img_0690


長ネギも葉の先のほうがずいぶん霜枯れしてみすぼらしくなってきていますが、味はおいしいです。冬野菜は、「見た目はみすぼらしくなるかもしれないけれども、中身の味は濃くなる」という特徴があります。

平成30年1月12日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・白菜について

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、ホウレン草、小松菜

今回の出荷日は、本当に寒い一日でした。

野外に設置している温度計をみると、マイナス8度まで温度が下がっていました。暖房器具が備わっていない出荷場も氷点下なので、収穫した野菜には布団をかぶせておかないと凍りついてしまいます。

私も何枚も重ね着しながら出荷作業をしています。手袋をしていないと、指がじんじん痛くなってきて爪が割れそうになります。

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Img_0499

白菜は、畑から全部収穫して室内に移して、防寒しながら貯蔵しています。

収穫してから日が経っているので、外葉がしおれてきて見た目がみすぼらしくなっていますが、切ってみれば、張りがあってみずみずしい、おいしそうな内葉が姿を見せます。

寒くなれば、野菜の味は糖分が多くなって味が濃くなります。今の白菜は、切り分けてから塩をふっただけでも、そのままおいしく食べられます。

Img_0690


長ネギも葉の先のほうがずいぶん霜枯れしてみすぼらしくなってきていますが、味はおいしいです。冬野菜は、「見た目はみすぼらしくなるかもしれないけれども、中身の味は濃くなる」という特徴があります。

2018年1月12日 (金)

命名百科事典・クリ(枯れ葉)

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新たに加えられた項目

クリ  (枯れ葉)

Img_0665クリのものだと思われる枯れ葉(コナラの枯れ葉かもしれない)。のこぎり波の葉の縁。

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自然界の全てのこと・ものには、名前があります。

私は「人」なのですが、ちゃんと「小林武」という名前があります。

同じように「草」にも、「虫」にも、「樹」にも、「鳥」にも、「雲」にも、ちゃんと名前があります。それらをちゃんと名前で呼べられるようにしてゆきたいです。

小林農場で出会える「自然」を観覧できる索引を作成してみました。随時更新して、少しずつ分厚い索引にしてゆきたいと思います。

(画面をクリックすると、画面が拡大されてさらに見やすくなります。)

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2018年1月10日 (水)

誇り   平成29年10月19日

誇り 平成29年10月19日

秋の夜長、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  私の地元では「地産地消」が大切にされていて、長い間、保育園、小・中学校の学校給食の食材に地元の生産者団体が生産した農産物が使われてきました。私もそちらの団体に入れていただき、ジャガイモを学校側に出荷させていただいています。

今週は毎年恒例の交流会が学校で開かれて、子供たちといっしょにおいしい給食をご馳走になってきました。今年はジャガイモが不作でほとんど出荷できずに心苦しかったのですが、それでもいつものように子供たちや職員の皆さんは優しく私を迎えてくれました。

  現在、日本政府は他国との「自由貿易」を推進し、関税を撤廃して、多国間で物を自由に売買できるようにすることを目指しています。日本に自分の国の農産物を売り込みたい他国の要望も聞き入れなくてはいけなくなるので、農業界への影響が懸念されています。

例えば、他国が「地元の生産者だけで学校給食の食材の供給を独占するのは自由貿易の理念に反する」と異議を申し立てて、「自分達の国の農産物も学校給食に売らせるべきだ」と圧力を強めれば、各地で大切に育んできた地産地消の取り組みが崩されてしまうことが懸念されています。世界中で自由貿易が当たり前になれば、ありうる話だと思います。

自由貿易が推進されて関税が撤廃されれば、価格の安い農産物が海外から輸入されて、国内の農家は厳しい価格競争にさらされます。おそらく農業だけではなく、全ての産業に同じことが言えるでしょう。自由貿易は「武器を持たない戦争」でもあり、どこの国が世界市場を支配するのか、競い合うことになります。敗れて貧しくなる国も現れることでしょう。

自国の市場が他国によって支配されて、今まで大切に育んできた自国の日常生活を壊された人々は不満を爆発させて、争いの絶えない世の中になるかもしれません。自由貿易によって世界中の人々の交流が活発になることを多くの人が期待していますが、私は過度な自由貿易が世界中の人々の間に拡散するのは「交流」よりも「憎悪」だと思っています。

  「自分に誇りをもつこと」と「他者を尊重すること」は対になっていると思います。自分に誇りを持てれば、自分と他者は違うことを認識して、その違いを尊重できます。他者を支配して自分の思い通りにしようとするのは、自分に誇りを持てない人間のやることです。

  日本の農村には、日本列島の風土の中で人々が生き抜いてゆくための知恵を蓄積され、日本人の原風景を築いてきたという、地に足の着いた確かな誇りがあります。日本人が日本に誇りを持つには農業を大切にすべきだと感じ、私は農村に移り住み、農家になりました。

  人口の多い日本は貿易に頼らなくても内需で経済を盛り上げられます。衆議院総選挙が終盤を迎えています。海外の市場を狙って支配するよりも、自国の土台を支えている農村や地方を大切にした「誇りを持てる日本」を築く政治家に、私は1票を投じるでしょう。

  海外に目を移すと、自由貿易などのグローバル化を推進しようとする政治家が選挙で負けることが増えています。世界の多くの人々が、過剰なグローバル化は「共存共栄」よりも「弱肉強食」を推し進め、これでは世界平和は築けないと感じているのではないのでしょうか。

2018年1月 9日 (火)

平成30年1月8日9日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・この冬の葉物野菜について

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ヤーコン、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、小松菜

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この冬は、全国的に葉物野菜が不足しているようです。

小林農場でも、この冬に収穫時期を迎えるはずの、小松菜、油菜、水菜、みぶ菜、ちぢみ菜などの葉物野菜が、寒さで縮こまってしまったように、なかなか大きくなってくれません。

Img_0587葉物野菜の畑。作物の上に不織布をかぶせて防寒しながら栽培。

Img_0585Img_0586

水菜。左の写真は、不織布をかぶせて栽培。

右の写真は、不織布をかぶせずに栽培。葉が霜焼けして、真っ白に焼けて枯れてしまっています。

不織布をかぶせてしまうと、収穫するときにいちいち開けたりしめたりするのが面倒なので、この冬は試しに不織布をかけずに栽培してみようと思いましたが、やはり何も防寒しないと葉は霜枯れしてしまいます。

不織布は、マスクや紙オムツなどに使われている同じ素材で作られていますが、こんなペラペラな布でも、やはりかけておくのとかけておかないのとでは違うと思いました。

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まだ幼い葉物野菜は特に、寒さに弱いように見えます。

すでに収穫時期を迎えている大きな葉物野菜は、けっこう寒さに対して強いです。現在、お届けしている小松菜は、12月に入る前に収穫時期を迎え、不織布をかけずに栽培したものです。

水菜は特に寒さに弱く、油菜は比較的寒さに強いように見えました。

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厳しいこの冬の葉物野菜の栽培ですが、明るいのは、ほうれん草がポツポツと収穫され始めていること。

ほうれん草は、他の葉物野菜と比べて生育が遅く、収穫時期を迎えるのが遅いのですが、耐寒性はどの葉物野菜よりも強く、収穫時期を迎えればこんなに頼れる葉物野菜はありません。

冬の状態

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この冬は、全国的に葉物野菜が不足しているようです。

小林農場でも、この冬に収穫時期を迎えるはずの、小松菜、油菜、水菜、みぶ菜、ちぢみ菜などの葉物野菜が、寒さで縮こまってしまったように、なかなか大きくなってくれません。

Img_0587葉物野菜の畑。作物の上に不織布をかぶせて防寒しながら栽培。

Img_0585Img_0586

水菜。左の写真は、不織布をかぶせて栽培。

右の写真は、不織布をかぶせずに栽培。葉が霜焼けして、真っ白に焼けて枯れてしまっています。

不織布をかぶせてしまうと、収穫するときにいちいち開けたりしめたりするのが面倒なので、この冬は試しに不織布をかけずに栽培してみようと思いましたが、やはり何も防寒しないと葉は霜枯れしてしまいます。

不織布は、マスクや紙オムツなどに使われている同じ素材で作られていますが、こんなペラペラな布でも、やはりかけておくのとかけておかないのとでは違うと思いました。

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まだ幼い葉物野菜は特に、寒さに弱いように見えます。

すでに収穫時期を迎えている大きな葉物野菜は、けっこう寒さに対して強いです。現在、お届けしている小松菜は、12月に入る前に収穫時期を迎え、不織布をかけずに栽培したものです。

水菜は特に寒さに弱く、油菜は比較的寒さに強いように見えました。

2018年1月 7日 (日)

命名百科事典・ハナミズキ(冬芽)

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自然界の全てのこと・ものには、名前があります。

私は「人」なのですが、ちゃんと「小林武」という名前があります。

同じように「草」にも、「虫」にも、「樹」にも、「鳥」にも、「雲」にも、ちゃんと名前があります。それらをちゃんと名前で呼べられるようにしてゆきたいです。

小林農場で出会える「自然」を観覧できる索引を作成してみました。随時更新して、少しずつ分厚い索引にしてゆきたいと思います。

(画面をクリックすると、画面が拡大されてさらに見やすくなります。)

命名百科事典のページへ

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新たに加えられた項目

ハナミズキ(花水木) 

Img_0640冬芽。

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2018年1月 6日 (土)

平成30年1月5日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・ホウレンソウの収穫開始について

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今年より、小林農場の野菜セットを「旬野菜詰め合わせ」と命名することにいたしました。この新しい呼び名に慣れるまで少しだけ時間がかかるかもしれませんが、よろしくお願いいたします(もっと良い呼び名を思いついたら、また呼び名を変更するかもしれません)。

今回の旬野菜詰め合わせの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ヤーコン、カボチャ、長ネギ、白菜、キャベツ、ほうれん草、小松菜

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今回の冬は、例年の冬と比べて寒さが厳しいように思います。

温度計で確かめてみると、早朝はだいたいマイナス8度くらいまで下がり、午前10時くらいまで畑の作物は霜で凍ったままです。

ホウレンソウは最も人気のある葉物野菜で、耐寒性が抜群に良いので、小林農場では冬のホウレンソウ栽培に力を入れています。

普段は12月に入る頃には収穫が始まって、冬の間ずっと、たっぷりとホウレンソウを出荷するのですが、今回はホウレンソウの生育が遅く、今まで全く出荷できませんでした。年越しまでに全くホウレンソウが出荷できないなんて、前代未聞です。

Img_0637今回の2000円セットには、なんとか出荷できそうなホウレンソウをかき集めて出荷してみました。

ポツポツと大きく生育したホウレンソウも現れ始めてきていますので、ポツポツと出荷しています。ポツポツと大きくなったホウレンソウをかき集めて、できるだけ全ての皆さんにホウレンソウをお届けできるようにしたいと思います。

Img_0572現在、最も大きく育っているホウレンソウ。

ホウレンソウは土を選び、肥沃な土でなければうまく育たないようです。次回は、もっと栽培地の選定に気をつけて、農場で最も肥えている畑で栽培したいと思います。

小林農場では10月になってからホウレンソウの種まきを本格的に行いますが、今年のように寒い冬では、もう少し早く種を播いたほうがよいのかもしれません。

冬がいつもより寒い場合の生育

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今回の冬は、例年の冬と比べて寒さが厳しいように思います。

温度計で確かめてみると、早朝はだいたいマイナス8度くらいまで下がり、午前10時くらいまで畑の作物は霜で凍ったままです。

ホウレンソウは最も人気のある葉物野菜で、耐寒性が抜群に良いので、小林農場では冬のホウレンソウ栽培に力を入れています。

普段は12月に入る頃には収穫が始まって、冬の間ずっと、たっぷりとホウレンソウを出荷するのですが、今回はホウレンソウの生育が遅く、今まで全く出荷できませんでした。年越しまでに全くホウレンソウが出荷できないなんて、前代未聞です。

Img_0637今回の2000円セットには、なんとか出荷できそうなホウレンソウをかき集めて出荷してみました。

ポツポツと大きく生育したホウレンソウも現れ始めてきていますので、ポツポツと出荷しています。ポツポツと大きくなったホウレンソウをかき集めて、できるだけ全ての皆さんにホウレンソウをお届けできるようにしたいと思います。

Img_0572現在、最も大きく育っているホウレンソウ。

ホウレンソウは土を選び、肥沃な土でなければうまく育たないようです。次回は、もっと栽培地の選定に気をつけて、農場で最も肥えている畑で栽培したいと思います。

小林農場では10月になってからホウレンソウの種まきを本格的に行いますが、今年のように寒い冬では、もう少し早く種を播いたほうがよいのかもしれません。

2018年1月 4日 (木)

「安全」を選び獲る選択   平成29年10月12日

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「安全」を選び獲る選択   平成29年10月12日

秋冷の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  期せずして、やる意味がよく分からない衆議院解散総選挙が行われることとなりました。選挙が行われる度に、私は「原発の廃止」を公約してくれる政党に1票を投じています。

  6年前に福島第一原発事故が発生し、人体に有害な放射性物質が大量に、福島県を中心にして東北・関東地方の広い地域に飛散してしまいました。放射線物質に被ばくすると癌などのさまざまな病気にかかってしまう場合があります。被ばくしてすぐに発症するとはかぎらず、数年、数十年経ってから発症する場合もあることが知られています。

  当時の日本政府は事故直後、「被ばくしても直ちに健康障害が発生するわけではないので、落ち着いてほしい」と呼びかけ、国民を安心させようとしていました。しかし、「数年経った後に病気が発症するかもしれない」という危険性は語ろうとしませんでした。

政府は、風に流されて放射性物質がどの地域に広がっていったのかをすぐに公表しようとしませんでした。社会に不安が広がって大混乱が生じないように、深刻な被害状況をできるだけ伏せて国民を安心させるように努めた政府の心境は、理解できなくはありません。でも、それによって、多くの方々が素早く避難していればしなくてもよかったはずの被ばくをしてしまいました。多くの国民が政府の姿勢に不信感を抱きました。

東北・関東地方で採れる農産物や魚介類も放射性物質で汚染されている危険がありましたので、政府は新たに食品の安全基準値を設定しました。しかし、政府が作った安全基準値では甘すぎて、これでは食品の安全性は守れないという批判が数多くあげられました。

政府と国民の間の信頼関係は崩れかけていました。政府が国民に、東北・関東地方の農産物や魚介類は安全基準値を下回っていて安全であることを強調すればするほど、「本当に安全なの?」と消費者はますます疑いを強めてゆくようにも見えました。

かくして東北・関東地方の農家や魚師は、せっかく収穫しても売れなくなってしまい、理不尽な苦しみを味わうこととなりました。政府の言っていることが信用できず、いったい何を信じてよいのか途方に暮れる人々が消費者の中にも生産者の中にもたくさんいました。

政府と国民の間に信頼関係が築かれていなければ、社会は混乱します。政治家には誠意を尽くして国民に接すること望みますが、その前にまず国民一人一人がどの政治家なら信頼できるかを見極めながら選挙で投票することが肝心です。

私は、原発の問題が重大な選挙の争点になると考えていて、原発に対する姿勢を見ながら政治家を選んでいます。福島の事故も、もし被害が拡大してチェルノブイリ原発事故ほどの規模になっていたら、東北・関東地方のほとんどの地域は人が住めなくなっていたと推測されています。国民の安全を真剣に守ろうとする政治家ならば、事故を起こしたら莫大な被害をもたらす危険な原発を廃止することを公約するはずだと、私は考えています。

関東地方では福島原発事故以降、原発は停止していますが、それでも人々は普通に暮らしています。原発は私達の暮らしに必要ないことは、すでに証明されているのですから。

2018年1月 3日 (水)

正月の風景

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(画像をクリックすると、画像が拡大されてみやすくなります)

Img_0610

1月1日の早朝、住まいの玄関先から見た初日の出。

Img_0617
初日の出を浴びながら、農場の番犬を散歩に連れてゆきました。戌年の今年は、彼が主役。

Img_0622
去年の暮れに、近所の稲作農家の方からいただいたモチ米を杵と臼で搗いて餅にしました。餅つきの後にすぐに丸めて作った鏡餅。

Img_0628
白米ではなく、玄米をついて餅にしています。餅の色は茶色。焼いたり炒めたりして食べると、とても香ばしくなります。

Img_0624
折り紙で折った、「松」「竹」「梅」。

小林農場の野菜セットを食べてくださっているご家庭の中には、幼いお子さんがいるご家庭も多いです。皆さんのお宅に野菜を配送するときに、折り紙を折って野菜といっしょにお渡しすると、思いの外、お子さんに喜んでもらえることもありました。

今年は折り紙の折り方を勉強して、折り紙で芸術品を作れるようになりたいと思っています。

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里芋、人参、大根、ホウレンソウ、サツマイモ(栗きんとん)、黒豆。これらは小林家の実家のお節料理によく使われる食材です。新年を祝う料理には、野菜には大活躍する場があります。

年末になると多くの方々が故郷に帰省されるので、年末の野菜セットの出荷も、12月25日をすぎる頃から1月4日頃まで、お休みさせていただいております。

いっぽうで、お正月の料理に小林農場の野菜を使いたいと言ってくださるご家庭もありました。そのように希望される方々のお宅には、大晦日の直前に新鮮な野菜をお届けできるように、配慮してゆきたいと思います。

2018年1月 2日 (火)

平成30年 新年のあいさつ

新年のご挨拶をもうしあげます。

今年も小林農場 風家(かざいえ)をどうぞよろしくお願いいたします。

Img_0548今年は戌年

今年のこのブログでは、もっと写真を撮って、農場の四季の風景や作物の生育してゆく様子を皆さんにお伝えしてゆきたいと思います。

常にデジタルカメラを持ち歩き、その瞬間にしか撮れない写真をたくさん撮れればよいと思います。

このお正月休みに、もっときれいに写真を撮れるよう、デジカメの機能について勉強したいと思います。

カメラ撮影を趣味として、良い写真が撮れたら皆さんと分かち合えれば、畑仕事ももっと楽しくなりそうです。

今年もできるだけマメにブログを更新したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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2018年1月 1日 (月)

写真で見る 作物の生育追跡日誌 平成29年12月31日

年を越す直前の、畑の作物の様子を、写真に納めました。今後も写真を撮りながら、生育してゆく様子を追跡してゆきたいと思います。

Img_0572ホウレンソウ(10月3日、「新畑」に播種)。

Img_0570玉ねぎ(「新畑」)。

Img_0576サヤエンドウ。

Img_0577ソラマメ。地下では芽を出して種を地上に押し上げているけれども、地上には芽がまだ姿を見せていない。

Img_0580分けつネギ。

Img_0583Img_0584
小麦(11月7日播種)。

Img_0585Img_0586
水菜。左の写真は、防寒布をかぶせて栽培。右の写真は、防寒布をかぶせずに栽培。

Img_0589冬キャベツ。

Img_0595ニンニク。

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