平成29年12月3日 日本カボチャについて
左の写真は、今年初めて栽培してみた「白皮砂糖カボチャ」という品種のカボチャです。右の写真はその断面。
貯蔵性が良い品種と聞き、試しに栽培してみました。
表面がゴツゴツとしていて、「菊座型」と呼ばれる形をしています。食感は水分が多くてホクホクとはせず、しっとりとした感じです。
菊座型の形や果柄の形の特徴やその食感から考えて、おそらく、「日本カボチャ」の系統の品種ではないかと思います。
現在、日本でよく売られているカボチャのほとんどが、表面がなめらかで食感がホクホクとする「西洋カボチャ」ですが、昔は「日本カボチャ」がよく作られていました。
日本人の味覚が変わり、「ホクホクとした食感の食材」が好まれるようになり、今では日本カボチャはあまり作られなくなったようです。
味見をしてみると、私にとっても、日本カボチャよりも西洋カボチャのほうがおいしく食べられ、新たに栽培してみた「白皮砂糖カボチャ」のおいしい食べ方をもっと勉強したいと思っています。
野菜セットには西洋カボチャの系統のカボチャを入れていますが、地元の直売所には試しに「白皮砂糖カボチャ」を販売してみて、お客さんの反応をうかがいたいと思います。
日本カボチャ系のカボチャは甘味が薄い場合が多いようですが、この「白皮砂糖カボチャ」は名前のとおり、白くて甘いです。貯蔵性が優れて、収穫できる野菜が少なくなる冬にも食べられるという特長は魅力的です。
今年は西洋カボチャ系で貯蔵性の良いカボチャもたくさん収穫できましたので、この冬はカボチャを楽しめそうです。
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