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2017年12月24日 (日)

いろんな状態の種イモの比較

寒さが厳しくなってきたので、畑から全ての里芋を収穫して、貯蔵穴の中に積んでしまい、草や土を上にかぶせて防寒しました。来年の4月まで、少しずつ里芋を貯蔵穴から取り出しながら出荷してゆきます。

人参、カブ、大根、白菜に続き里芋の防寒作業も終了して、これにて冬野菜の防寒作業が全て完了。来週は農場内の大掃除に専念できそうです。

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Img_0522左の写真は、サトイモを積んで貯蔵するために掘った貯蔵穴です。だいたい、深さは80cmくらい。穴はサトイモでいっぱいになり、その上に草や土をかぶせておきました。

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5月にサトイモの種イモを畑に植えるのですが、「大きく育った種イモ」とか、「小さなままの種イモ」とか、「親芋から育った種イモ」とか、「子芋から育った種イモ」とか、いろんな状態の種イモを試しに植えてみて、その後の生育の様子に違いがあるのかどうか、比較してみました。

傾向としては、「大きく育ちすぎた種イモ」から育ったサトイモは、少しだけ生育が悪かったです。あまり種イモは大きく育ちすぎてしまうと、畑に植える時に傷みやすいのかもしれません。

今回は、「小林農場が自家採種してきた種イモ」から育ったサトイモと、「店から購入してきた種イモ(品種は善光寺)」から育ったサトイモを比較してみましたが、前者よりも後者のほうが収量が良かったという、少し悔しい結果が出ました。ただ、店から購入してきた種イモは、理由は良く分かりませんが、発芽する前にずいぶんたくさん傷んで消えてしまっていました。

「親芋から育った種イモ」も、「子芋から育った種イモ」も、どちらからも里芋が良く育ちました。

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今年は総じて、里芋は豊作でした。どちらの農家の畑でも、里芋は豊作だったようです。

今年の夏や秋は雨が多くて土は湿り続けて乾きませんでしたが、乾燥を嫌う里芋にとっては、このような曇天の毎日は、むしろ好都合だったのかもしれません。

今年収穫された里芋は、虫にかじられた跡が目立っていました。おそらく、コガネムシの幼虫の仕業だと思います。

今年はジャガイモもずいぶんコガネムシの幼虫にかじられてしまいました。年々、この害虫による被害が大きくなっているので、警戒したいと思います。

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