冬季の長期保存方法について
平成29年12月9日記入
寒さが厳しくなり、早朝は畑に霜が降ります。
畑で収穫時期を迎えている白菜もこのままにしておくと寒さで傷んでしまうので、全部収穫して、霜の当たらない屋内に移しています。
上手に保管すれば来年の3月まで白菜を出荷し続けてゆくことができるのですが、なかなか上手く保管できず、白菜の保存方法は課題でした。
去年は白菜は不作で収穫できた数が少なかったので、試しに収穫した白菜を1つ1つ大事に新聞紙でくるんでみたら、けっこう長くまで白菜を良い状態で保存できました。新聞紙とは野菜の保存状態を良くしてくれる「魔法の紙」だと思いました。
今年も新聞紙で白菜を1つ1つくるんでゆくことにしました。手間はかかりますが、かける価値のある手間だと思います。
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白菜を並べて保管しますが、隣同士の白菜の葉と葉が直接触れ合う部分が蒸れて、傷んでゆきます。新聞紙をはさんであげるだけで、ずいぶん環境が改善されてゆくように感じます。
野菜セットの配送時に皆さんのお宅より古新聞紙をいただいております。このように、有効に使わせていただいています。
地面に接している部分も蒸れて傷みやすいので、通気孔がたくさんあるコンテナをひっくり返して並べて、その上に白菜を並べてみました。
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まだ畑にはたくさんの白菜を残しています。
強いもので、毎日霜に打たれながらも葉は青々としていて、今のところ、寒さで傷んでゆく様子はありません。
もうしばらくは、畑から収穫したばかりの白菜を皆さんにお届けできるのではないのでしょうか。
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