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2017年12月19日 (火)

憧れの自家主食     平成29年9月28日


憧れの自家主食     平成29年9月28日

爽秋の候、みなさま、いかがおすごしでしょうか。

  黄金色に染まった稲穂が刈り取られてゆく田園風景。新米の季節を迎えています。小林農場ではお米を栽培していませんので、近所の稲作農家の方よりお米を購入しています。

  私は自分の食事の食材を自給できるようになりたいという夢を抱いて農家になりました。でも今の私の能力では副食の野菜を栽培するので精一杯で、主食となるお米を栽培する余裕がありません。主食も自分で栽培できるようになれば、夢がまたかなえられてゆきます。

  日本で昔から良く食べられてきた主食を「五穀」と呼び、米、麦、アワ、キビ(またはヒエ)、豆の5つをさします。現代の日本人の主食はお米のみの場合が多いですが、お米の生産量が多くなかった昔ではお米のみの主食は稀で、麦や豆や雑穀なども米と混ぜて主食として食べるのが一般的だったようです。小林農場では、麦と豆なら栽培しています。

  現在はお米の代わりにパンを主食として食べるご家庭も増えています。小林農場では、ホームベーカリーなどで簡単に自家製パンが作れる小麦粉を、農場で採れた小麦を加工して作ってきました。でも、外国産の小麦粉と比べると生地が膨らみにくく、少し固いパンに仕上がる傾向がありました。ふっくらと生地が膨らむ小麦粉を日本の風土の中で生産するのは難しいようで、だからつい最近まで日本ではパンを食べる食習慣がありませんでした。

小林農場が作っている「南部小麦粉」は「中力粉」で、いろんな利用方法を楽しめる万能者です。粉がきめ細かいのが特徴で、お好み焼きやすいとんなどにすると、少しもっちりとした食感をお楽しみできるかと思います。香りが良い品種なので、少し膨らみが弱いけれども、味の良いパンも作れます。希望される方々に販売しております。

日本の風土では、うどんに加工する小麦を栽培しやすいようで、古くからうどんは日本人に食べられてきました。小林農場でも小麦を乾麺に加工して希望者に販売しています。私もときどき、うどんを「豪華な主食」として楽しみ、年末年始はうどんを食べて祝います。

小林農場で採れた大麦は、押し麦に加工しました。収穫中に雑草の種もいっしょに収穫され、加工された押し麦の中に黒い雑草の種も少しだけ混ざってしまいました。それらを食べてもなんの問題もないのですが、見た目は違和感があり、商品として売りにくいです。

毎日押し麦を炊いて麦飯にして、自分で食べてゆくことにしました。けっこう飽きずに食べ続けられて、主食を自分の畑から採れた大麦で自給することができて幸せに思います。押し麦は食物繊維などの栄養をたくさん含んだ健康食として知られ、お米と混ぜていっしょに炊いて麦飯にして食べるのが一般的です。押し麦を希望される方にお分けいたします。

大豆と小豆も栽培していますが、収穫したら米と押し麦といっしょに炊いて「麦豆飯」にして、主食として食べてゆこうと思います。購入しなくてはいけないお米の代わりになる食材を自分の畑の中から見つけ出して、さらに我が家の主食の自給率が上げたいです。

でもやはり日本人の体は、主食には米を求めています。ときどきお米のみで炊いたご飯を食べると、とてもおいしく感じたりします。次に目指すべきは米の自給です。

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後記 今ではすっかり我が家は、自家製の押し麦のみを炊いた「押し麦100%」の主食に、味覚が慣れてきました。押し麦を主食にして健康上の問題がなければ、わざわざ水田を他所からお借りして稲を栽培しなくても、自分の畑で大麦をたくさん栽培して主食を自給自足してゆけばよいと考えています。押し麦って、慣れるとおいしいんですよ。

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