播種期と収穫時期
平成29年12月13日記入
ゴボウを出荷してみました。
小林農場が栽培しているゴボウの品種は「サラダゴボウ」と「うまいゴボウ」(どちらもトーホク育成)。短い形で収穫されるゴボウで、土が固くて地中深くにゴボウが伸びてゆきにくい小林農場の畑には都合のよい品種です。
種苗会社の説明によると、これらの品種は種まきの時期が3月から9月までの間と長く、収穫時期も7月から次の年の4月までと長いです。「いつでも種まきできていつでも収穫できる」といった感じです。種まきしてから100日くらい経てば収穫時期を迎えます。
今年は6月7日に種をまき始め、7月11日まで何回かに分けて種を播きました。
最初に種を播いて育てたゴボウはすでに10月には収穫時期を迎えていましたが、その頃は他にも出荷できる野菜がたくさんあったので、収穫せずに温存。
収穫時期を迎えてからずいぶん時間が経った12月に収穫してみましたが、収穫の遅れによる品質の劣化はさほどなく、良い状態で収穫できていると思います。
ゴボウは寒さが及ばない地中深くに伸びているので、冬の寒い時期も畑から収穫してゆくことができる作物です。去年は7月の梅雨明け直前の頃に種まきしたゴボウが冬越しして、今年の4月にちょうど良い大きさで収穫されました。
寒い冬に入ってからまた春が来るまで、出荷できる野菜は減ってゆくいっぽうです。ゴボウのような冬を乗り越えられる貴重な長期保存型作物はできるだけ温存して、先にあまり長期保存できない作物から出荷しきってゆく方針です。
どの作物ならどのくらい長く保存できるか頭に入れながら、やりくりしてゆくことになります。
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