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2017年12月

2017年12月27日 (水)

玉ねぎの話   平成29年10月5日

玉ねぎの話   平成29年10月5日

爽冷のみぎり、みなさま、いかがおすごしでしょうか。

先月、玉ねぎの種を畑に播きました。これらは冬を越し、来年の初夏に収穫されます。

収穫された後、玉ねぎは数カ月間、眠ります。この間、玉ねぎは芽を伸ばすことなく、静かに貯蔵されます。しかし、眠っているだけで生きてはいるので、数か月後には目覚めて再び玉から芽を伸ばし始め、貯蔵できなくなります。玉ねぎが眠っている隙に、私達は食べます。

小林農場ではいろんな品種の玉ねぎを栽培していますが、特に5月に入ってからすぐに収穫できる「極早生品種」と、眠っている期間が長くて次の年の3月まで長い間貯蔵しながら出荷してゆける「貯蔵性の良い品種」の栽培に力を入れています。5月から次の年の3月までの10か月間、ずっと玉ねぎを出荷してゆくことを目指しています。

ここ数年間、極早生品種は期待通りに5月の早い時期から収穫できていますが、貯蔵性が良いはずの品種の玉ねぎが秋に入る前から傷み始めてしまいます。今年も多くの傷んだ玉ねぎを処分することになり、在庫もずいぶん減ってしまいました。今後は出荷量を落として、在庫を確保しながら少しずつ出荷してゆくことを検討しています。

玉ねぎは肥沃な土でないとうまく育たないと言われているので、いつも肥沃な土で育てています。ただ、肥料を吸収しすぎると、貯蔵性が悪くなるとも言われています。今年収穫された玉ねぎは、生育中、葉の緑が濃くて、肥料をよく吸収しているように見えました。

雑菌は玉ねぎの上部、首の部分から侵入するので、首の形がよくくびれていてしっかりと「フタ」がされている玉ねぎは傷みにくいです。玉ねぎの首を指で押してみて、固ければ貯蔵性のある玉ねぎで、ふにゃりと柔らかければ貯蔵性の悪い玉ねぎだと推測できます。今年収穫された多くの玉ねぎの形は、少し縦に長くて、てっぺんの首の部分が膨れて、しまりがありませんでした。収穫された時点ですでに、貯蔵性の悪い姿をしていました。

11月に入ってから大きく育った玉ねぎの苗を畑に植えてゆきます。今回は、極早生品種の苗はいつもどおりに肥沃な土に植えますが、長期間貯蔵したい品種の苗はあえてやせた土を選んで植えてみたいと思います。貯蔵性の向上を第一に考えて栽培してみます。

玉ねぎを出荷する前に、1つ1つ手に取って傷みがないか検品していますが、外見を検品しても中身の状態を把握しきれず、部分的に傷んでいる玉ねぎも野菜セットに混じってしまう場合もあるかもしれません。傷んでいる部分がありましたら、お手数をおかけいたしますが、その部分を切り除いてからご利用していただくよう、お願いもうしあげます。


2017年12月26日 (火)

平成29年12月26日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・人参の自家採種について

今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、長ネギ、白菜、キャベツ、小松菜、みぶ菜

小林農場が現在出荷している人参の品種は「小泉冬越し五寸」。人参の香りを堪能できて、私のお気に入りの品種で、多くの方々からもご好評をいただいております。

人参の種は店から購入するのですが、今年は初めて、人参の種を自分で採種してみました。今回の野菜セット入れた人参は、その種から育った人参です。

みんな良く発芽して順調に育ってくれました。私でも人参の種を採種して育てることができることが確認され、いつもよりも感慨深い人参の出荷となりました。

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今回の人参の収穫は出荷するためだけではなく、次の世代の人参の種を実らせてくれる「母体」を選抜するためにも行われました。

収穫した人参の中から元気な姿の人参を20本ほど選び出し、これらを母体とします。これらの元気な母体から生み出される種にも、元気な遺伝子が引き継がれてゆくでしょう。

私が母体として選んだ人参は、以下のとおり。

Img_0558スラリとした美人顔の母体。「女人参」と呼んでいます。

Img_0560ずんぐりとしてどっしりとした風格の母体。「男人参」と呼んでいます。

Img_0562人参は大きくなりすぎると肌が割れてしまったりするのですが、この写真の人参はかなり大きく育ちましたが肌は割れませんでした。「根性」があって太々しく、まさに男の中の男。「漢人参」と呼んでいます。母体に加えてみました。

このように、母体を選ぶ際、同じ姿の人参ばかりを選ぶのではなく、少し違った姿の人参を混ぜ合わせたほうが、それらが生み出す種は生命力があって発芽率が良いらしいです。

Img_0565母体を土の中に植えている様子。来年の初夏に花を咲かせて種を産みます。こうして3代目の種を採種してゆこうと思います。

自家採種について

小林農場が現在出荷している人参の品種は「小泉冬越し五寸」。人参の香りを堪能できて、私のお気に入りの品種で、多くの方々からもご好評をいただいております。

人参の種は店から購入するのですが、今年は初めて、人参の種を自分で採種してみました。今回の野菜セット入れた人参は、その種から育った人参です。

みんな良く発芽して順調に育ってくれました。私でも人参の種を採種して育てることができることが確認され、いつもよりも感慨深い人参の出荷となりました。

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今回の人参の収穫は出荷するためだけではなく、次の世代の人参の種を実らせてくれる「母体」を選抜するためにも行われました。

収穫した人参の中から元気な姿の人参を20本ほど選び出し、これらを母体とします。これらの元気な母体から生み出される種にも、元気な遺伝子が引き継がれてゆくでしょう。

私が母体として選んだ人参は、以下のとおり。

Img_0558スラリとした美人顔の母体。「女人参」と呼んでいます。

Img_0560ずんぐりとしてどっしりとした風格の母体。「男人参」と呼んでいます。

Img_0562人参は大きくなりすぎると肌が割れてしまったりするのですが、この写真の人参はかなり大きく育ちましたが肌は割れませんでした。「根性」があって太々しく、まさに男の中の男、「漢人参」と呼んでいます。母体に加えてみました。

このように、母体を選ぶ際、同じ姿の人参ばかりを選ぶのではなく、少し違った姿の人参を混ぜ合わせたほうが、それらが生み出す種は生命力があって発芽率が良いらしいです。

Img_0565母体を土の中に植えている様子。来年の初夏に花を咲かせて種を産みます。こうして3代目の種を採種してゆこうと思います。

2017年12月24日 (日)

平成29年12月22日、23日の野菜セット

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、白菜、キャベツ、小松菜、チンゲンサイ

寒さが厳しくなってきたので、畑から全ての里芋を収穫して、貯蔵穴の中に積んでしまい、草や土を上にかぶせて防寒しました。来年の4月まで、少しずつ里芋を貯蔵穴から取り出しながら出荷してゆきます。

人参、カブ、大根、白菜に続き里芋の防寒作業も終了して、これにて冬野菜の防寒作業が全て完了。来週は農場内の大掃除に専念できそうです。

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Img_0522左の写真は、サトイモを積んで貯蔵するために掘った貯蔵穴です。だいたい、深さは80cmくらい。穴はサトイモでいっぱいになり、その上に草や土をかぶせておきました。

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5月にサトイモの種イモを畑に植えるのですが、「大きく育った種イモ」とか、「小さなままの種イモ」とか、「親芋から育った種イモ」とか、「子芋から育った種イモ」とか、いろんな状態の種イモを試しに植えてみて、その後の生育の様子に違いがあるのかどうか、比較してみました。

傾向としては、「大きく育ちすぎた種イモ」から育ったサトイモは、少しだけ生育が悪かったです。あまり種イモは大きく育ちすぎてしまうと、畑に植える時に傷みやすいのかもしれません。

今回は、「小林農場が自家採種してきた種イモ」から育ったサトイモと、「店から購入してきた種イモ(品種は善光寺)」から育ったサトイモを比較してみましたが、前者よりも後者のほうが収量が良かったという、少し悔しい結果が出ました。ただ、店から購入してきた種イモは、理由は良く分かりませんが、発芽する前にずいぶんたくさん傷んで消えてしまっていました。

「親芋から育った種イモ」も、「子芋から育った種イモ」も、どちらからも里芋が良く育ちました。

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今年は総じて、里芋は豊作でした。どちらの農家の畑でも、里芋は豊作だったようです。

今年の夏や秋は雨が多くて土は湿り続けて乾きませんでしたが、乾燥を嫌う里芋にとっては、このような曇天の毎日は、むしろ好都合だったのかもしれません。

今年収穫された里芋は、虫にかじられた跡が目立っていました。おそらく、コガネムシの幼虫の仕業だと思います。

今年はジャガイモもずいぶんコガネムシの幼虫にかじられてしまいました。年々、この害虫による被害が大きくなっているので、警戒したいと思います。

いろんな状態の種イモの比較

寒さが厳しくなってきたので、畑から全ての里芋を収穫して、貯蔵穴の中に積んでしまい、草や土を上にかぶせて防寒しました。来年の4月まで、少しずつ里芋を貯蔵穴から取り出しながら出荷してゆきます。

人参、カブ、大根、白菜に続き里芋の防寒作業も終了して、これにて冬野菜の防寒作業が全て完了。来週は農場内の大掃除に専念できそうです。

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Img_0522左の写真は、サトイモを積んで貯蔵するために掘った貯蔵穴です。だいたい、深さは80cmくらい。穴はサトイモでいっぱいになり、その上に草や土をかぶせておきました。

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5月にサトイモの種イモを畑に植えるのですが、「大きく育った種イモ」とか、「小さなままの種イモ」とか、「親芋から育った種イモ」とか、「子芋から育った種イモ」とか、いろんな状態の種イモを試しに植えてみて、その後の生育の様子に違いがあるのかどうか、比較してみました。

傾向としては、「大きく育ちすぎた種イモ」から育ったサトイモは、少しだけ生育が悪かったです。あまり種イモは大きく育ちすぎてしまうと、畑に植える時に傷みやすいのかもしれません。

今回は、「小林農場が自家採種してきた種イモ」から育ったサトイモと、「店から購入してきた種イモ(品種は善光寺)」から育ったサトイモを比較してみましたが、前者よりも後者のほうが収量が良かったという、少し悔しい結果が出ました。ただ、店から購入してきた種イモは、理由は良く分かりませんが、発芽する前にずいぶんたくさん傷んで消えてしまっていました。

「親芋から育った種イモ」も、「子芋から育った種イモ」も、どちらからも里芋が良く育ちました。

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今年は総じて、里芋は豊作でした。どちらの農家の畑でも、里芋は豊作だったようです。

今年の夏や秋は雨が多くて土は湿り続けて乾きませんでしたが、乾燥を嫌う里芋にとっては、このような曇天の毎日は、むしろ好都合だったのかもしれません。

今年収穫された里芋は、虫にかじられた跡が目立っていました。おそらく、コガネムシの幼虫の仕業だと思います。

今年はジャガイモもずいぶんコガネムシの幼虫にかじられてしまいました。年々、この害虫による被害が大きくなっているので、警戒したいと思います。

2017年12月20日 (水)

冬季貯蔵について

Img_0515

畑の大根を全て収穫して、貯蔵穴に埋めて土をかぶせて防寒いたしました。来年の3月まで、貯蔵穴から取り出しながら大根を出荷してまいりたいと思います。(葉は枯れてしまうので、葉を切り落として出荷いたします。)

Dscf3059

こちらの大根は葉を切り落として、貯蔵穴に逆さにして並べてみました。

大根は畑から収穫された後も生きているので、3月になって暖かくなれば頭から新芽を伸ばして、食用部の根は新芽に養分を送って萎んでゆくので、食用には向かなくなります。

逆さまにしておけばもしかしたら新芽も伸びにくくなって、根をおいしく食べられる期間を伸ばすことができるかもしないと思って、実験してみました。

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今後は短くて冷蔵庫にしまいやすくて、煮込むとおいしい品種の大根を主に野菜セットにいれてゆくことになります。

収穫された大根の中には、短すぎる大根も少なくありませんでした。おそらく私が、大根が幼い頃に葉を間引くのを遅らせたからだと思います。

大根の葉は虫害にあいにくくてきれいな姿で出荷できるので、畑から間引いた葉を全部出荷していたら、間引き終わるまでに時間がかかりました。間引きを遅らせてしまう私の癖は、改めたいと思います。

平成29年12月18日、19日の野菜セット(大根の貯蔵について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、ゴボウ、ヤーコン、カボチャ、長ネギ、白菜、キャベツ、小松菜、みぶ菜

Img_0515

畑の大根を全て収穫して、貯蔵穴に埋めて土をかぶせて防寒いたしました。来年の3月まで、貯蔵穴から取り出しながら大根を出荷してまいりたいと思います。(葉は枯れてしまうので、葉を切り落として出荷いたします。)

Dscf3059

こちらの大根は葉を切り落として、貯蔵穴に逆さにして並べてみました。

大根は畑から収穫された後も生きているので、3月になって暖かくなれば頭から新芽を伸ばして、食用部の根は新芽に養分を送って萎んでゆくので、食用には向かなくなります。

逆さまにしておけばもしかしたら新芽も伸びにくくなって、根をおいしく食べられる期間を伸ばすことができるかもしないと思って、実験してみました。

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今後は短くて冷蔵庫にしまいやすくて、煮込むとおいしい品種の大根を主に野菜セットにいれてゆくことになります。

収穫された大根の中には、短すぎる大根も少なくありませんでした。おそらく私が、大根が幼い頃に葉を間引くのを遅らせたからだと思います。

大根の葉は虫害にあいにくくてきれいな姿で出荷できるので、畑から間引いた葉を全部出荷していたら、間引き終わるまでに時間がかかりました。間引きを遅らせてしまう私の癖は、改めたいと思います。

2017年12月19日 (火)

憧れの自家主食     平成29年9月28日


憧れの自家主食     平成29年9月28日

爽秋の候、みなさま、いかがおすごしでしょうか。

  黄金色に染まった稲穂が刈り取られてゆく田園風景。新米の季節を迎えています。小林農場ではお米を栽培していませんので、近所の稲作農家の方よりお米を購入しています。

  私は自分の食事の食材を自給できるようになりたいという夢を抱いて農家になりました。でも今の私の能力では副食の野菜を栽培するので精一杯で、主食となるお米を栽培する余裕がありません。主食も自分で栽培できるようになれば、夢がまたかなえられてゆきます。

  日本で昔から良く食べられてきた主食を「五穀」と呼び、米、麦、アワ、キビ(またはヒエ)、豆の5つをさします。現代の日本人の主食はお米のみの場合が多いですが、お米の生産量が多くなかった昔ではお米のみの主食は稀で、麦や豆や雑穀なども米と混ぜて主食として食べるのが一般的だったようです。小林農場では、麦と豆なら栽培しています。

  現在はお米の代わりにパンを主食として食べるご家庭も増えています。小林農場では、ホームベーカリーなどで簡単に自家製パンが作れる小麦粉を、農場で採れた小麦を加工して作ってきました。でも、外国産の小麦粉と比べると生地が膨らみにくく、少し固いパンに仕上がる傾向がありました。ふっくらと生地が膨らむ小麦粉を日本の風土の中で生産するのは難しいようで、だからつい最近まで日本ではパンを食べる食習慣がありませんでした。

小林農場が作っている「南部小麦粉」は「中力粉」で、いろんな利用方法を楽しめる万能者です。粉がきめ細かいのが特徴で、お好み焼きやすいとんなどにすると、少しもっちりとした食感をお楽しみできるかと思います。香りが良い品種なので、少し膨らみが弱いけれども、味の良いパンも作れます。希望される方々に販売しております。

日本の風土では、うどんに加工する小麦を栽培しやすいようで、古くからうどんは日本人に食べられてきました。小林農場でも小麦を乾麺に加工して希望者に販売しています。私もときどき、うどんを「豪華な主食」として楽しみ、年末年始はうどんを食べて祝います。

小林農場で採れた大麦は、押し麦に加工しました。収穫中に雑草の種もいっしょに収穫され、加工された押し麦の中に黒い雑草の種も少しだけ混ざってしまいました。それらを食べてもなんの問題もないのですが、見た目は違和感があり、商品として売りにくいです。

毎日押し麦を炊いて麦飯にして、自分で食べてゆくことにしました。けっこう飽きずに食べ続けられて、主食を自分の畑から採れた大麦で自給することができて幸せに思います。押し麦は食物繊維などの栄養をたくさん含んだ健康食として知られ、お米と混ぜていっしょに炊いて麦飯にして食べるのが一般的です。押し麦を希望される方にお分けいたします。

大豆と小豆も栽培していますが、収穫したら米と押し麦といっしょに炊いて「麦豆飯」にして、主食として食べてゆこうと思います。購入しなくてはいけないお米の代わりになる食材を自分の畑の中から見つけ出して、さらに我が家の主食の自給率が上げたいです。

でもやはり日本人の体は、主食には米を求めています。ときどきお米のみで炊いたご飯を食べると、とてもおいしく感じたりします。次に目指すべきは米の自給です。

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後記 今ではすっかり我が家は、自家製の押し麦のみを炊いた「押し麦100%」の主食に、味覚が慣れてきました。押し麦を主食にして健康上の問題がなければ、わざわざ水田を他所からお借りして稲を栽培しなくても、自分の畑で大麦をたくさん栽培して主食を自給自足してゆけばよいと考えています。押し麦って、慣れるとおいしいんですよ。

2017年12月16日 (土)

平成29年12月15日の野菜セット

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、ゴボウ、ヤーコン、カボチャ、長ネギ、白菜、キャベツ、小松菜、みぶ菜、ブロッコリーまたはカリフラワー

今年は試しに、寒さに弱くて冬に貯蔵するのが難しいサツマイモを、ビニールハウスの中で地面に深い穴を掘って埋めて防寒してみました。

Img_0474Img_0479

今回、そのサツマイモを野菜セットに入れようと掘り出してみたら、サツマイモのほとんどが傷んでしまっていました。どうやら貯蔵に失敗したようです。

早朝の寒い時間帯に穴の中に手を入れると、ぬくぬくと暖かくて、取りだされたサツマイモも触ってみると暖かかったです。穴の中の温度は暖かく保たれ、防寒には成功したようです。

なのになぜ、イモが傷んでしまったのか?温度が高すぎた?

貯蔵穴にサツマイモをしまったのは12月に入る直前の頃でした。その頃はすでに寒く、イモは傷み始めていたのかもしれません。もっと早く貯蔵穴にいれておけばよかったのかもしれません。

「失敗は成功の母」です。勉強したいと思います。

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いっぽう、サツマイモといっしょにヤーコンというイモも穴の中で貯蔵していたのですが、こちらは無事に保存されていました。今回の2000円の野菜セットには、サツマイモの代わりにヤーコンを入れることになりました。

Img_0517ヤーコン。少し外見がサツマイモに似ています。

甘味があり、梨のような食感で、そのまま生でサラダにして食べられたりします。私のおすすめは、キンピラ炒めにすると良いと思います。砂糖を入れなくても甘くておいしいキンピラ炒めが作れます。

貯蔵中に水分が抜けてイモの肌がフニャフニャとふやけてしまうので、今年はイモのまわりをモミガラで覆って貯蔵してみたら、張りのある肌を保ってくれました。モミガラには、イモを潤い良く保たたせる能力があるみたいです。

貯蔵方法

いっぽう、サツマイモといっしょにヤーコンというイモも穴の中で貯蔵していたのですが、こちらは無事に保存されていました。今回の2000円の野菜セットには、サツマイモの代わりにヤーコンを入れることになりました。

Img_0517ヤーコン。少し外見がサツマイモに似ています。

甘味があり、梨のような食感で、そのまま生でサラダにして食べられたりします。私のおすすめは、キンピラ炒めにすると良いと思います。砂糖を入れなくても甘くておいしいキンピラ炒めが作れます。

貯蔵中に水分が抜けてイモの肌がフニャフニャとふやけてしまうので、今年はイモのまわりをモミガラで覆って貯蔵してみたら、張りのある肌を保ってくれました。モミガラには、イモを潤い良く保たたせる能力があるみたいです。

貯蔵の失敗について

平成29年12月16日記入

今年は試しに、寒さに弱くて冬に貯蔵するのが難しいサツマイモを、ビニールハウスの中で地面に深い穴を掘って埋めて防寒してみました。

Img_0474Img_0479

今回、そのサツマイモを野菜セットに入れようと掘り出してみたら、サツマイモのほとんどが傷んでしまっていました。どうやら貯蔵に失敗したようです。

早朝の寒い時間帯に穴の中に手を入れると、ぬくぬくと暖かくて、取りだされたサツマイモも触ってみると暖かかったです。穴の中の温度は暖かく保たれ、防寒には成功したようです。

なのになぜ、イモが傷んでしまったのか?温度が高すぎた?

貯蔵穴にサツマイモをしまったのは12月に入る直前の頃でした。その頃はすでに寒く、イモは傷み始めていたのかもしれません。もっと早く貯蔵穴にいれておけばよかったのかもしれません。

「失敗は成功の母」です。勉強したいと思います。

2017年12月13日 (水)

平成29年12月13日の野菜セット(ゴボウの播種期と収穫時期について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、カボチャ、ゴボウ、長ネギ、白菜、キャベツ、小松菜、ブロッコリーまたはカリフラワー

ゴボウを出荷してみました。

Dscf0435

小林農場が栽培しているゴボウの品種は「サラダゴボウ」と「うまいゴボウ」(どちらもトーホク育成)。短い形で収穫されるゴボウで、土が固くて地中深くにゴボウが伸びてゆきにくい小林農場の畑には都合のよい品種です。

種苗会社の説明によると、これらの品種は種まきの時期が3月から9月までの間と長く、収穫時期も7月から次の年の4月までと長いです。「いつでも種まきできていつでも収穫できる」といった感じです。種まきしてから100日くらい経てば収穫時期を迎えます。

今年は6月7日に種をまき始め、7月11日まで何回かに分けて種を播きました。

最初に種を播いて育てたゴボウはすでに10月には収穫時期を迎えていましたが、その頃は他にも出荷できる野菜がたくさんあったので、収穫せずに温存。

収穫時期を迎えてからずいぶん時間が経った12月に収穫してみましたが、収穫の遅れによる品質の劣化はさほどなく、良い状態で収穫できていると思います。

ゴボウは寒さが及ばない地中深くに伸びているので、冬の寒い時期も畑から収穫してゆくことができる作物です。去年は7月の梅雨明け直前の頃に種まきしたゴボウが冬越しして、今年の4月にちょうど良い大きさで収穫されました。

寒い冬に入ってからまた春が来るまで、出荷できる野菜は減ってゆくいっぽうです。ゴボウのような冬を乗り越えられる貴重な長期保存型作物はできるだけ温存して、先にあまり長期保存できない作物から出荷しきってゆく方針です。

どの作物ならどのくらい長く保存できるか頭に入れながら、やりくりしてゆくことになります。

播種期と収穫時期

平成29年12月13日記入

ゴボウを出荷してみました。

Dscf0435

小林農場が栽培しているゴボウの品種は「サラダゴボウ」と「うまいゴボウ」(どちらもトーホク育成)。短い形で収穫されるゴボウで、土が固くて地中深くにゴボウが伸びてゆきにくい小林農場の畑には都合のよい品種です。

種苗会社の説明によると、これらの品種は種まきの時期が3月から9月までの間と長く、収穫時期も7月から次の年の4月までと長いです。「いつでも種まきできていつでも収穫できる」といった感じです。種まきしてから100日くらい経てば収穫時期を迎えます。

今年は6月7日に種をまき始め、7月11日まで何回かに分けて種を播きました。

最初に種を播いて育てたゴボウはすでに10月には収穫時期を迎えていましたが、その頃は他にも出荷できる野菜がたくさんあったので、収穫せずに温存。

収穫時期を迎えてからずいぶん時間が経った12月に収穫してみましたが、収穫の遅れによる品質の劣化はさほどなく、良い状態で収穫できていると思います。

ゴボウは寒さが及ばない地中深くに伸びているので、冬の寒い時期も畑から収穫してゆくことができる作物です。去年は7月の梅雨明け直前の頃に種まきしたゴボウが冬越しして、今年の4月にちょうど良い大きさで収穫されました。

寒い冬に入ってからまた春が来るまで、出荷できる野菜は減ってゆくいっぽうです。ゴボウのような冬を乗り越えられる貴重な長期保存型作物はできるだけ温存して、先にあまり長期保存できない作物から出荷しきってゆく方針です。

どの作物ならどのくらい長く保存できるか頭に入れながら、やりくりしてゆくことになります。

2017年12月12日 (火)

命を守る行動    平成29年9月21日

命を守る行動    平成29年9月21日

仲秋の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  先週末には栃木県は台風の影響で強風が吹き荒れ、小林農場の畑では、オクラなどの背の高い作物がなぎ倒されてしまいました。台風が日本列島に上陸することが最も多い9月は「防災月間」とされ、各地で自然災害に対する防災についての啓発活動が行われています。日本列島は自然災害多発地帯で、毎年多くの方々が自然災害で大きな損害を受けています。

  6年前の東日本大震災では、栃木県は震度6強の強震に襲われ、その後数日間は電気や水道は使えませんでした。数週間は地元のガソリンスタンドのガソリンが供給不足に陥ってしまったので、なるべく外出を控えて自動車の燃料を節約していました。コンビニエンスストアに寄っても食品が棚からすっかり消えてしまい、食品も入手しづらい状況でした。

  日本で暮らしてゆくには日頃から災害時の備えをしておくことが大事です。私は、農業を営むことがそのまま防災になると考えています。畑には常に食べられる野菜が育っています。倉庫にはジャガイモやカボチャや玉ねぎなどが保管され、棚には小麦を加工して作った小麦粉や乾麺が並び、これらは非常食としても長期保存できます。我が家は飲み水とカセットコンロと簡単な調理器具を常備していれば、非常時に食べ物で困ることがありません。

  大地震を受けても作物の生育にはあまり影響がないので、大震災後も車の燃料さえ確保できれば、皆さんのお宅に野菜セットを配送できるでしょう。震災後には食品売り場からは野菜を購入しにくくなるから、切実に野菜を欲しがるご家庭も増えることでしょう。日頃からガソリンを余分に備蓄して、震災直後にも車で野菜を配送できるようにしています。

  東日本大震災の発生後、私の周りの農家の方々が大津波による甚大な被害を受けた被災地の被災者へ野菜などを届ける奉仕活動を熱心にされていたので、私もマネして自分の畑から採れた野菜を被災地へお届けしました。被災直後の被災地では食料不足に陥ることが多いので、お互いに近隣の農家が食料を救援し合えるような仕組みが築ければ良いです。

  最近は海の向こうから台風だけではなくミサイルも飛んでくるようになり、天災だけでなく人災にも気をつけなくてはいけなくなりました。先週の野菜セットの配送日には、早朝に野菜の収穫をしていると、静かな畑に突然、防災無線からサイレンが鳴り響き、ミサイルが上空を飛んでいるので屋内に避難するように呼び掛けていました。

天災や人災から国民の生命を守るのが政府の役目のはずです。天災や人災を防ぐ対策をたてることに専念しなくてはいけないこの時期に呑気に衆議院の解散総選挙を始めようとしている今の日本政府は、かなり防災意識が低いと批判されてもしかたがないでしょう。

  いざ災害が発生した時、必ずしも政府が助けてくれるとはかぎりません。防災においては、政府や行政が助けてくれるのを期待するのではなく、自らが自分自身や自分の家族の命を守ろうとする姿勢が大切だと、防災の専門家が語っていました。その通りだと思います。  

自らの手で自分の暮らしに最低限必要なものを生産してゆく農村で蓄えられた知恵は、非常時に役に立つかもしれません。農業を防災の観点から見直してみたいです。

2017年12月 9日 (土)

平成29年12月8日、9日の野菜セット(白菜の長期保存について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、カボチャ、長ネギ、白菜、キャベツ、ブロッコリーまたはカリフラワー、チンゲンサイ

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寒さが厳しくなり、早朝は畑に霜が降ります。

畑で収穫時期を迎えている白菜もこのままにしておくと寒さで傷んでしまうので、全部収穫して、霜の当たらない屋内に移しています。

上手に保管すれば来年の3月まで白菜を出荷し続けてゆくことができるのですが、なかなか上手く保管できず、白菜の保存方法は課題でした。

去年は白菜は不作で収穫できた数が少なかったので、試しに収穫した白菜を1つ1つ大事に新聞紙でくるんでみたら、けっこう長くまで白菜を良い状態で保存できました。新聞紙とは野菜の保存状態を良くしてくれる「魔法の紙」だと思いました。

今年も新聞紙で白菜を1つ1つくるんでゆくことにしました。手間はかかりますが、かける価値のある手間だと思います。

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Img_0499

白菜を並べて保管しますが、隣同士の白菜の葉と葉が直接触れ合う部分が蒸れて、傷んでゆきます。新聞紙をはさんであげるだけで、ずいぶん環境が改善されてゆくように感じます。

野菜セットの配送時に皆さんのお宅より古新聞紙をいただいております。このように、有効に使わせていただいています。

地面に接している部分も蒸れて傷みやすいので、通気孔がたくさんあるコンテナをひっくり返して並べて、その上に白菜を並べてみました。

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まだ畑にはたくさんの白菜を残しています。

強いもので、毎日霜に打たれながらも葉は青々としていて、今のところ、寒さで傷んでゆく様子はありません。

もうしばらくは、畑から収穫したばかりの白菜を皆さんにお届けできるのではないのでしょうか。

冬季の長期保存方法について

平成29年12月9日記入

寒さが厳しくなり、早朝は畑に霜が降ります。

畑で収穫時期を迎えている白菜もこのままにしておくと寒さで傷んでしまうので、全部収穫して、霜の当たらない屋内に移しています。

上手に保管すれば来年の3月まで白菜を出荷し続けてゆくことができるのですが、なかなか上手く保管できず、白菜の保存方法は課題でした。

去年は白菜は不作で収穫できた数が少なかったので、試しに収穫した白菜を1つ1つ大事に新聞紙でくるんでみたら、けっこう長くまで白菜を良い状態で保存できました。新聞紙とは野菜の保存状態を良くしてくれる「魔法の紙」だと思いました。

今年も新聞紙で白菜を1つ1つくるんでゆくことにしました。手間はかかりますが、かける価値のある手間だと思います。

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Img_0499

白菜を並べて保管しますが、隣同士の白菜の葉と葉が直接触れ合う部分が蒸れて、傷んでゆきます。新聞紙をはさんであげるだけで、ずいぶん環境が改善されてゆくように感じます。

野菜セットの配送時に皆さんのお宅より古新聞紙をいただいております。このように、有効に使わせていただいています。

地面に接している部分も蒸れて傷みやすいので、通気孔がたくさんあるコンテナをひっくり返して並べて、その上に白菜を並べてみました。

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まだ畑にはたくさんの白菜を残しています。

強いもので、毎日霜に打たれながらも葉は青々としていて、今のところ、寒さで傷んでゆく様子はありません。

もうしばらくは、畑から収穫したばかりの白菜を皆さんにお届けできるのではないのでしょうか。

2017年12月 6日 (水)

平成29年12月4日、5日の野菜セット(サツマイモの冬季保存について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、カボチャ、長ネギ、キャベツ、白菜、チンゲンサイ、ブロッコリー、カリフラワー

サツマイモは寒さに弱くて13度以下の低温になると傷んでしまうので、小林農場では12月に入る前にサツマイモの出荷を終えるようにしています。

ただ、冬季でも上手に防寒してサツマイモを出荷している農家もいます。今年は12月に入っても少しだけサツマイモが残っているので、私も冬季保存に挑戦してみることにしました。

Img_0474

ビニールハウス内の一角に、深さ60cmくらい、貯蔵穴を掘りました。

Img_0479


貯蔵穴にイモを入れます。サツマイモの他に、ヤーコンという冬季に食べられるイモもいっしょに入れてみました。

Img_0480Img_0483


Img_0485


その上からモミガラや草や毛布や布団など、かぶせられるものをかき集めてきて、できるだけたくさんかぶせて防寒。

ハウスも閉め切って、できるだけ中を暖かく保つようにしてみました。

以上は私の独自の貯蔵方法ですが、地下は温度があまり冷えないため深く穴を掘ってイモを入れて上に何かをかぶせるのは、多くの農家が採用している共通の貯蔵方法です。

今回はサツマイモとヤーコンの「種イモ」も貯蔵穴に入れて防寒しています。来年の3月まで上手に保存できれば、来年は種イモを店から購入する必要はなく、自前の種イモで栽培できます。

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サツマイモは収穫してから時間が経って十分に熟成しないと味がのってきません。

今年は10月下旬に収穫しましたが、ようやく12月に入る頃から味がのって甘くなってきました。味がのるまで、私が予測していたよりもずいぶん時間がかかりました。

寒くなることによって、さらにイモの甘味の増加が加速してゆきます。「12月までに出荷を終える」のではなく、「12月まで十分に熟成させて、12月から出荷する」としたほうが、皆さんにおいしいサツマイモを届けられるような気がします。

そんなにサツマイモの在庫があるわけではありませんが、とりあえず今回の貯蔵方法で無事にイモを保存できるのか確認して、今後、イモの味がどう変わってゆくのか確かめたいと思います。

冬季の長期保存について

平成29年12月6日記入

サツマイモは寒さに弱くて13度以下の低温になると傷んでしまうので、小林農場では12月に入る前にサツマイモの出荷を終えるようにしています。

ただ、冬季でも上手に防寒してサツマイモを出荷している農家もいます。今年は12月に入っても少しだけサツマイモが残っているので、私も冬季保存に挑戦してみることにしました。

Img_0474

ビニールハウス内の一角に、深さ60cmくらい、貯蔵穴を掘りました。

Img_0479


貯蔵穴にイモを入れます。サツマイモの他に、ヤーコンという冬季に食べられるイモもいっしょに入れてみました。

Img_0480Img_0483


Img_0485


その上からモミガラや草や毛布や布団など、かぶせられるものをかき集めてきて、できるだけたくさんかぶせて防寒。

ハウスも閉め切って、できるだけ中を暖かく保つようにしてみました。

以上は私の独自の貯蔵方法ですが、地下は温度があまり冷えないため深く穴を掘ってイモを入れて上に何かをかぶせるのは、多くの農家が採用している共通の貯蔵方法です。

今回はサツマイモとヤーコンの「種イモ」も貯蔵穴に入れて防寒しています。来年の3月まで上手に保存できれば、来年は種イモを店から購入する必要はなく、自前の種イモで栽培できます。

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サツマイモは収穫してから時間が経って十分に熟成しないと味がのってきません。

今年は10月下旬に収穫しましたが、ようやく12月に入る頃から味がのって甘くなってきました。味がのるまで、私が予測していたよりもずいぶん時間がかかりました。

寒くなることによって、さらにイモの甘味の増加が加速してゆきます。「12月までに出荷を終える」のではなく、「12月まで十分に熟成させて、12月から出荷する」としたほうが、皆さんにおいしいサツマイモを届けられるような気がします。

そんなにサツマイモの在庫があるわけではありませんが、とりあえず今回の貯蔵方法で無事にイモを保存できるのか確認して、今後、イモの味がどう変わってゆくのか確かめたいと思います。

2017年12月 5日 (火)

進化する雑草対策   平成29年9月14日

進化する雑草対策   平成29年9月14日

朝夕は日毎に涼しくなってまいりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  温暖多湿の日本列島では草が元気に生え、この島国で農業を営むには雑草と深く関わることになります。雑草対策においては農家が知恵を絞り合って、叡智が集積されています。

除草剤を畑に散布して雑草を枯らす方法が一般的に行われていますが、除草剤は雑草以外の生き物にも害を及ぼしてしまう心配があります。畑の中には、人の目には見えないくらいに小さな微生物も含め、多くの生き物が作物の生育を手助けしてくれています。これらの生き物たちが織り成す生態系を壊してしまわないように気をつけなくてはいけません。

  除草剤を使わずに楽に雑草を抑える技術として最近注目されているのが、「太陽熱処理」です。作物を作付けする予定の畝にまず透明のビニールを張って、数週間ほどそのまま日光にさらしておきます。そうしておくと、ビニールの真下は高温となり、畝の表面に点在する雑草の種は蒸し焼きされて死滅します。その後にビニールをはがして作物の種を播きます。

  去年、小林農場でも初めて太陽熱処理を施して、その後、人参の種を播いてみました。播かれた人参の種が発芽した後は、その畝は人参の葉のみで覆われて、いつまで経っても雑草の姿はほとんど現れませんでした。私が期待していた以上の大成功でした。

  太陽熱処理によって雑草の種だけではなく、人参の生育を手助けしてくれる微生物たちもいっしょに死滅してしまうのではないかという心配もありました。この雑草対策が人参の生育に良いのか悪いのかを判断するには、実際に生育中の人参本人にたずねてみるのが一番よいでしょう。太陽熱除草で栽培した去年の人参は、何の問題もなく順調に生育してくれました。どうやら人参もこの雑草対策を気に入ってくれているように見えました。

  太陽熱が蒸し焼きにするのは畝の表面のみで、地中深くに生息している微生物たちには害を及ぼさないと推測されます。日光の届かない深い地中に点在している雑草の種は発芽せずに眠ったままですが、微生物は深い地中でも活発に活動してくれているようです。

  ナスやピーマンなどの栽培では、生育中の作物の株元に黒色のビニールを張って日光を遮ると、雑草の種は発芽しにくくなって効果的です。ただ、ビニールは使用後にはゴミとなり、あまり使いすぎるとゴミが大量に増えてしまいます。小林農場では、一度使ったビニール資材はなるべく捨ててしまわずに何度か再利用して、ゴミの増加を抑えようとします。

昔の農家は、自然界に循環されてゆくワラやモミガラなどの天然物を作物のまわりに敷いて雑草を抑えていたようです。最後はゴミと化すビニール資材を利用するよりも自然環境に優しい雑草対策と言えます。

これらの天然物をかき集めて持ち運ぶには大変な時間と手間を費やさなくてはいけません。労力の手間を省けて便利なビニール資材を活用しつつ、同時に天然物を雑草対策にもっと楽に利用できる方法も模索してゆきたいたいです。

2017年12月 3日 (日)

平成29年12月1日の野菜セット(日本カボチャについて)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、カボチャ、長ネギ、白菜、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、シュンギク

Img_0472Img_0468
左の写真は、今年初めて栽培してみた「白皮砂糖カボチャ」という品種のカボチャです。右の写真はその断面。

貯蔵性が良い品種と聞き、試しに栽培してみました。

表面がゴツゴツとしていて、「菊座型」と呼ばれる形をしています。食感は水分が多くてホクホクとはせず、しっとりとした感じです。

菊座型の形や果柄の形の特徴やその食感から考えて、おそらく、「日本カボチャ」の系統の品種ではないかと思います。

現在、日本でよく売られているカボチャのほとんどが、表面がなめらかで食感がホクホクとする「西洋カボチャ」ですが、昔は「日本カボチャ」がよく作られていました。

日本人の味覚が変わり、「ホクホクとした食感の食材」が好まれるようになり、今では日本カボチャはあまり作られなくなったようです。

味見をしてみると、私にとっても、日本カボチャよりも西洋カボチャのほうがおいしく食べられ、新たに栽培してみた「白皮砂糖カボチャ」のおいしい食べ方をもっと勉強したいと思っています。
野菜セットには西洋カボチャの系統のカボチャを入れていますが、地元の直売所には試しに「白皮砂糖カボチャ」を販売してみて、お客さんの反応をうかがいたいと思います。

日本カボチャ系のカボチャは甘味が薄い場合が多いようですが、この「白皮砂糖カボチャ」は名前のとおり、白くて甘いです。貯蔵性が優れて、収穫できる野菜が少なくなる冬にも食べられるという特長は魅力的です。

今年は西洋カボチャ系で貯蔵性の良いカボチャもたくさん収穫できましたので、この冬はカボチャを楽しめそうです。

平成29年12月3日 日本カボチャについて

Img_0472Img_0468
左の写真は、今年初めて栽培してみた「白皮砂糖カボチャ」という品種のカボチャです。右の写真はその断面。

貯蔵性が良い品種と聞き、試しに栽培してみました。

表面がゴツゴツとしていて、「菊座型」と呼ばれる形をしています。食感は水分が多くてホクホクとはせず、しっとりとした感じです。

菊座型の形や果柄の形の特徴やその食感から考えて、おそらく、「日本カボチャ」の系統の品種ではないかと思います。

現在、日本でよく売られているカボチャのほとんどが、表面がなめらかで食感がホクホクとする「西洋カボチャ」ですが、昔は「日本カボチャ」がよく作られていました。

日本人の味覚が変わり、「ホクホクとした食感の食材」が好まれるようになり、今では日本カボチャはあまり作られなくなったようです。

味見をしてみると、私にとっても、日本カボチャよりも西洋カボチャのほうがおいしく食べられ、新たに栽培してみた「白皮砂糖カボチャ」のおいしい食べ方をもっと勉強したいと思っています。
野菜セットには西洋カボチャの系統のカボチャを入れていますが、地元の直売所には試しに「白皮砂糖カボチャ」を販売してみて、お客さんの反応をうかがいたいと思います。

日本カボチャ系のカボチャは甘味が薄い場合が多いようですが、この「白皮砂糖カボチャ」は名前のとおり、白くて甘いです。貯蔵性が優れて、収穫できる野菜が少なくなる冬にも食べられるという特長は魅力的です。

今年は西洋カボチャ系で貯蔵性の良いカボチャもたくさん収穫できましたので、この冬はカボチャを楽しめそうです。

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