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2017年11月14日 (火)

トマト栽培 新品種探求   平成29年8月24日

トマト栽培 新品種探求   平成29年8月24日

秋暑の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  数ある野菜の中でも特にトマトは花形の野菜で、多くの日本人に愛されています。 しかしトマトは乾燥したアンデス高地で生まれ、雨に当たると病気にかかりやすく、本来は日本列島のような雨の多い地域には不向きな植物です。日本の農家がトマトを栽培する場合は、雨を防げる大きなビニールハウスの中で栽培するのが一般的です。

大きなビニールハウスを持っていない小林農場では、雨除けしなくても丈夫に生育してくれるトマトの品種を探して、今年も新たにいろんな品種を試しに栽培してみました。形がまん丸いものもあり、楕円形のものもあり、食感が歯切れ良かったりしっとりとしていたり、品種が違うと思っていた以上に収穫されるトマトの特徴がはっきりと違っていました。

スーパーなどのお菓子売り場で、いろんな種類のおせんべいやかりんとうがいっしょの袋に詰め合わせられて売られているのをみかけますが、あのような感じで野菜セットに入れるトマトもいろんな品種を混ぜ合わせてお届けしてみました。いろんな形、いろんな味わいのトマトを皆さんに楽しんでいただけているのであれば嬉しいです。

雨が降って土中の水分が増えると、せっかく赤く実ったトマトも、水分を吸収して膨れて割れやすくなります。今年の夏は、「割れにくい品種」を選んで栽培してみました。雨の多かった今年の夏ですが、これらの品種のトマトはほとんど割れませんでした。こんなに実が割れにくいトマトを、今まで見たことがありません。良い品種に出会えたと思いました。

雨に当たると、トマトの甘味が薄くなってしまう傾向があります。雨に当たっても強靭に生育することができても、その味がおいしくなかったら意味がありません。最近収穫されたトマトは、少し前と比べて味が薄くなってきているように感じます。八月は曇天が続きその影響が味に現れたのかもしれません。天候が回復すれば、また味が変わると思います。

ビニールハウスを作らずにトマトを栽培してきましたが、やはり雨除けをしたほうが確実に質の良いトマトを作りやすいと感じています。来年は簡単に建てられて簡単に片づけられる家庭菜園用の即席の雨除け資材も活用してみようかと検討しています。前述の新たに導入した品種なら、大掛かりなビニールハウスを建なくても無事に生育するでしょう。

間もなく九月を迎えて涼しくなり、大玉トマトはそろそろ出荷が終了します。いっぽう、秋になっても遅くまで収穫できそうなミニトマトの品種を、今年は試しに栽培しています。スーパーなどの野菜売り場からトマトの姿が見かけなくなってゆく九月以降にトマトを出荷してゆくことには、意義があると思います。この先いつまで、野菜セットにおいしい味のミニトマトを入れ続けていけるのか、どうぞ皆さんもご注目ください。

良い品種に出会うことができれば、作物栽培は半分、成功したようなものです。「品種に勝る技術なし」という言葉もありますが、トマト栽培のことを言っているような言葉です。 購入して気に入った品種から種を採り、次の年は自分で採った種から栽培したいです。 

 

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