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2017年11月

2017年11月29日 (水)

平成29年11月27日、28日の野菜セット(現在の葉物野菜について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、カボチャ、長ネギ、白菜、キャベツ、ブロッコリー、シュンギク、干しイモ

秋に収穫時期を迎えるカブは、カブラハバチの幼虫などの害虫に食われて葉が穴だらけにされてしまう場合が多く、たいてい、葉の部分を切り落として出荷しています。

でも、本当は、カブの根よりも葉にたくさん栄養素が含まれているらしく、小松菜と同じように用途は広く、無駄にせずに大事に食べたい食材です。

9月の下旬に種まきしたカブが収穫時期を迎えていますが、今回は葉が虫に食われずにきれいな状態で収穫されたので、根部だけでなく葉もつけてカブを出荷いたしました。

小林農場では白色のカブの他に、頭の部分が紫色をした「紫首カブ」を出荷しています。紫首カブの葉の色も紫で、白色のカブの葉と比べて少し固い感じがするので、私は煮物や汁の実などに、しっかりと火を通して料理しています。

Img_0461発芽も揃い、害虫も少なく、とても美しい今回のカブ畑。

大根も根部だけではなく葉もつけてお届けしています。大根の葉は、害虫を寄せ付けない不思議な力があるようで、虫に穴だらけにされずきれいな状態で出荷できます。

Img_0460放射状に広がる大根の葉。

この時期から収穫できる予定だったホウレンソウなどの葉物野菜が、今年は出遅れています。最近は野菜セットに入れる葉物野菜をカブの葉や大根の葉で代用しています。

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シュンギクは寒い季節に鍋に入れて食べたい食材ですが、寒さに弱い作物なので、冬に入ると傷んでしまい、畑から消えます。

11月に入ってから霜が降りる日が増えてきていますが、今のところシュンギクは傷まずに収穫できています。あとどれくらいまで寒さに耐えられるのか、注目したいと思います。

やはりそんなに寒さに強くないチンゲンサイも収穫時期を迎えていますが、今後収穫し続けることができるのかどうか、注目して見ています。

平成29年11月29日 9月下旬に播種したカブの様子

秋に収穫時期を迎えるカブは、カブラハバチの幼虫などの害虫に食われて葉が穴だらけにされてしまう場合が多く、たいてい、葉の部分を切り落として出荷しています。

でも、本当は、カブの根よりも葉にたくさん栄養素が含まれているらしく、小松菜と同じように用途は広く、無駄にせずに大事に食べたい食材です。

9月の下旬に種まきしたカブが収穫時期を迎えていますが、今回は葉が虫に食われずにきれいな状態で収穫されたので、根部だけでなく葉もつけてカブを出荷いたしました。

小林農場では白色のカブの他に、頭の部分が紫色をした「紫首カブ」を出荷しています。紫首カブの葉の色も紫で、白色のカブの葉と比べて少し固い感じがするので、私は煮物や汁の実などに、しっかりと火を通して料理しています。

Img_0461発芽も揃い、害虫も少なく、とても美しい今回のカブ畑。

2017年11月28日 (火)

今まで出荷してこなかった野菜   平成29年9月7日

 

 

今まで出荷してこなかった野菜   平成29年9月7日

 

秋色の候、皆様、いかがおすごしでしょうか。

 

  8月は関東地方では連日曇天が続き、記録的に日照時間の短かった今年の夏でした。夏野菜は無事に生育しているのかと複数の方々が私にたずねながら心配してくださいましたが、小林農場の畑は大きな損害もなく、日照不足をやりすごしました。

 

  小林農場のように多種類を少量ずつ栽培している「少量多品目栽培」では、あまり天候によって農場経営が左右されたりはしません。作物はそれぞれ性格が違うので、ある天候の中ではある作物の調子が悪くなったりしますが、他の作物は調子が良かったりします。調子の良い作物が調子の悪い作物の穴を埋めてゆき、全体の収量は激変せずに安定します。

 

  どの季節にもできるだけたくさんの種類の野菜を野菜セットに入れてゆければよいと思っています。今まであまり栽培してこなかった作物の栽培にも挑戦してゆきたいです。

 

今年はラッカセイがそれなりに生育していて、この秋には初めてまともにラッカセイを出荷してゆけるかもしれません。エダマメも今までになく良い感じで生育しているので、この秋の野菜セットに初めてエダマメが登場するかもしれません。夏は虫がエダマメを食べてしまうので、秋にエダマメを収穫できるように種まきを遅らせて栽培しています。

 

  トウモロコシは実が甘いので害虫の被害に遭いやすく、今まで私が栽培するのを避けてきた作物でした。その時の環境によって害虫が発生したりしなかったりするので、種を播く時期が違えば、発芽した作物が受ける虫害の程度も違ってきます。今年は初夏に時期をずらしながらトウモロコシの種を5回に分けて播いてみました。現在、収穫が始まっています。

 

最初の2回は害虫の被害に遭って商品にならないトウモロコシがたくさんありました。あと3回、収穫時期を迎えますが、虫害のないきれいなトウモロコシをどれだけ収穫できるか、注目です。商品にならなかったら、私がおやつに食べています。

 

  他にも小玉スイカやトウガンやショウガなど、今まであまり出荷してこなかった作物の苗を畑に植えてみましたが、私がジャガイモなどの主要作物の世話に専念している間に雑草に飲み込まれて消えてしまいました。これらの私が不慣れな作物は、畑の奥に植えると忘れ去られてしまうので、来年は住まいの目の前の畑で育てるようにしたいと思います。

 

  今年の春、農場の所有地にカキとクリの樹の苗を植えてみました。これらがたわわに実を実らせるようになるのかどうかはまだ半信半疑ですが、順調に育てば3年後から収穫できます。もし皆さんも他に小林農場に新たに作ってほしい作物があれば、お伝えください。

 

  小林農場ではすでに年間50種類ほどの作物を作ってきましたが、私が栽培を苦手としている作物はまだまだあります。何事も苦手を克服して新たに自分の引き出しを増やしてゆくことは楽しいこと。引き出しの多い楽しい野菜セットの内容にしてゆきたいです。

 

 

 

後記 秋はたくさんの種類の野菜が出荷できましたので、エダマメやラッカセイは野菜セットには入れませんでした。

エダマメは完熟させて大豆にして、これから収穫する予定です。ラッカセイはすでに収穫して保存中で、どんなふうに利用しようか検討中です。

トウモロコシはそれなりに生育させることができたので、来年はもう少し力を入れて栽培してもっとたくさん出荷したいと思っています。

2017年11月25日 (土)

平成29年11月25日の野菜セット(ほしいもについて)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、カボチャ、長ネギ、白菜、ブロッコリーまたはカリフラワー、シュンギク、小松菜または油菜、干しイモ

Img_0457お待たせいたしました。冬野菜の王様、白菜が野菜セットに登場です。

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今回は2000円セットに「干しイモ」を加えてみました。

小林農場のサツマイモ(べにあずま)を蒸して、1週間ほど日に干して作ってみました。

干しイモの作り方を調べる時、以下のページを参考にしました。

ほしいも百科事典

Img_0451Img_0455


イモを蒸してから干している最中、1日経つごとにイモの形は乾いて縮み、その固さも色も目に見えて変わってゆきました。

乾かして5日目ぐらい、固さも味もとても良い感じになっていましたが、もう1日乾かしていたら少し固い感じになってきましたので、これ以上乾かしていると固くなりすぎてしまうと思い、袋に詰めて冷蔵庫にしまいました。

グミのような少し噛み応えのあるほしいもに仕上がりました。炒め物や煮物に加えて食べてみてもおいしかったです。通常のサツマイモとは違う趣の食材としても利用できるかと思います。

ほしいもは仕上がった後も、日が経つごとに固さや色が変化してゆくようです。永久に保存できるわけではないので、冷蔵庫で冷蔵保存して2週間以内に食べきるとよいと思います。

イモを蒸すとき、今回は家庭用のガスコンロと蒸し器を利用しました。ちゃんと薪や釜を使えば、時間をかけてじっくりと蒸すことができるようになり、より甘いほしイモを作れるようです。

また、寒くなるとイモの中の糖分が増すので、もっと寒い時期に干しイモを作るともっと甘くなるようです。そのためには、イモが寒さで傷まずに保管できるよう、防寒対策が必要になってきます。

平成29年11月25日 ほしいもについて

今回は2000円セットに「干しイモ」を加えてみました。

小林農場のサツマイモ(べにあずま)を蒸して、1週間ほど日に干して作ってみました。

干しイモの作り方を調べる時、以下のページを参考にしました。

ほしいも百科事典

Img_0451Img_0455


イモを蒸してから干している最中、1日経つごとにイモの形は乾いて縮み、その固さも色も目に見えて変わってゆきました。

乾かして5日目ぐらい、固さも味もとても良い感じになっていましたが、もう1日乾かしていたら少し固い感じになってきましたので、これ以上乾かしていると固くなりすぎてしまうと思い、袋に詰めて冷蔵庫にしまいました。

グミのような少し噛み応えのあるほしいもに仕上がりました。炒め物や煮物に加えて食べてみてもおいしかったです。通常のサツマイモとは違う趣の食材としても利用できるかと思います。

ほしいもは仕上がった後も、日が経つごとに固さや色が変化してゆくようです。永久に保存できるわけではないので、冷蔵庫で冷蔵保存して2週間以内に食べきるとよいと思います。

イモを蒸すとき、今回は家庭用のガスコンロと蒸し器を利用しました。ちゃんと薪や釜を使えば、時間をかけてじっくりと蒸すことができるようになり、より甘いほしイモを作れるようです。

また、寒くなるとイモの中の糖分が増すので、もっと寒い時期に干しイモを作るともっと甘くなるようです。そのためには、イモが寒さで傷まずに保管できるよう、防寒対策が必要になってきます。

2017年11月22日 (水)

SATOYAMAヘルシーマーケット 雨天のため中止のお知らせ

勤労感謝の日(木曜日)に市貝町で開催される予定でした「SATOYAMAヘルシーマーケット」が、雨天が予想されるため、中止が決定されました。

SATOYAMAヘルシーマーケットのFBより「雨天中止のお知らせ」

小林農場も毎回、こちらの催しに出店させていただいております。今回も、小林農場のサツマイモで作った「干しイモ」を目玉商品として持参するつもりでいましたが、残念です。

この催しは、毎年、春と秋に開催されています。来年以降も今までと同じように開催されるのであれば、次回は来年の5月頃に行われると思います。その時は晴れた会場で皆さんにお会いできれば嬉しいです。

「ばっかり食」   平成29年8月31日

「ばっかり食」   平成29年8月31日

晩夏の候、皆さん、いかがおすごしでしょうか。

  ナス、キュウリ、トマトなどの樹は、繁殖期になると毎日、売り切れないほどのたくさんの実を実らせます。それらの作物を育ててきた農家はできるだけ無駄にせずに食べてあげたいと考えながら、収穫に時間を費やし、工夫しながら料理して消費してゆきます。

  小林農場でもキュウリがたくさん収穫されていたので、私も1週間で30本ほど、一人で食べていました。青シソと組み合わせて生食していましたが、最近は刻んだオクラとキュウリの組み合わせが絶妙であることに気付きました。薄切りしたキュウリを他の材料といっしょに炒めて食べてもおいしく、生食だけではない魅力があることにも気付きました。

  夏の希少な葉物野菜であるクウシンサイも、畑に溢れています。以前にクウシンサイをおいしく消費してゆく料理方法を見つけようと、必ずどの食事にもクウシンサイを使って料理したことがありました。そこでクウシンサイのさまざまな「顔」に出会いました。

  中華料理の炒め物で使われる食材として紹介される野菜なのですが、おひたしにして食べてみたら、オクラのように粘り気が強く表れて、それが醤油と絡んでおいしかったです。そして少し固い茎の部分は、大ぶりに切り分けるよりも細かく切ったほうがそのコリコリとした食感を楽しめると思いました。柔らかな葉の部分とは違う料理方法を楽しめます。

  トマトは生食されるのが一般的ですが、火に通して煮詰めると甘味と酸味を兼ね備えた素晴らしい調味料にもなります。このように、それぞれの野菜は料理方法が違えばいくつも違う「顔」をのぞかせます。同じ素材から、複数の食べ方を楽しめます。

  最も人の体に良い野菜は地元で採れる旬の野菜だと私は考えています。「地元で採れる旬の野菜」は、どの季節でもだいたい10種類から15種類くらいだと思います。

以前に厚生労働省が「健康づくりのために1日30品目は食べよう」と呼びかけていましたが、これを達成するために食べ過ぎてかえって不健康になる人もいたので、後に見直されました。暑い夏に収穫される果菜類は人の体を冷やす効用があり、寒い冬に収穫される根菜類は人の体を暖める効用があります。旬の野菜は人の体に必要な頃に収穫されるので、種類数が少なくても旬の食材を主に食べていれば健康は維持されやすいと、私は思います。

今はスーパーの野菜売り場で全国から取り寄せられた野菜や旬から外れたハウス栽培の野菜も並べられ、あらゆる種類の野菜を手に入れられるようになりましたが、スーパーがなかった昔は、人々は地元で採れる旬の野菜ばっかりを食べて暮らすことが多かったと思います。限られた種類の野菜を飽きることなく食べ続けてゆくために、昔の人は同じ野菜をいろんな方法で料理して新たな「顔」を引き出していくことを楽しんでいたかもしれません。

  九月中旬頃よりカボチャや長ネギなどが新たに出荷されてゆくかと思います。夏野菜から秋野菜へ。夏の間は同じ夏野菜ばっかりで変化がないように見えた小林農場の野菜セットの内容も、ゆっくりと移り変わってゆく季節に歩調を合わせるようにして、同じようにゆっくりと変わってゆくことでしょう。

2017年11月21日 (火)

平成29年11月20日、21日の野菜セット(続・冬の見通しについて)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、大根、カブ、サツマイモ、カボチャ、長ネギ、キャベツ、小松菜または油菜、チンゲンサイ、ブロッコリーまたはカリフラワー

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すっかり早朝は冷え込むようになり、畑は霜で白く染まり氷の世界に。

今日みたいに日中が曇っていると、畑は午前中も凍ったままで、野菜を収穫できません。

今後は野菜セットの配送日の当日に収穫するのではなく、前日のうちに収穫をすませておいたほうがよさそうです。

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栃木県では、連日、霜は降りますが、雪が積もることはあまりありません。

小林農場には大きなビニールハウスはないので、冬は耐寒性のある作物を選んで露地で育てています。

長ネギやホウレンソウなどの複数の葉物野菜は耐寒性があり、寒くても凍死したりはしません。

大根、人参、カブ、里芋などは、土をたっぷりと上にかぶせてあげれば、防寒できます。

ジャガイモ、カボチャ、白菜などは、畑から屋内に移して防寒します。

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葉物野菜は現在、チンゲンサイや小松菜などを先に収穫していますが、その後、ホウレンソウなどの耐寒性のある野菜を出荷してまいりたいと思います。

先に寒さに弱いサツマイモを出荷し終えたら、防寒しやすい里芋を出荷してまいりたいと思います。

カボチャも、緑色のカボチャを先に出荷し終えて、その後、もっと長く貯蔵できる白色のカボチャを出荷してまいりたいと思います。

あまり寒さに強くないキャベツを先に収穫し終えたら、キャベツよりかは寒さに強くて貯蔵しやすい白菜を出荷してまいりたいと思います。

今年は、冬に収穫できる品種のキャベツを栽培してみました。本当に冬に収穫を迎えてくれるかどうか、注目しています。

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あまり寒さに強くないシュンギクやブロッコリー・カリフラワーなども、今のところ、寒さで傷んでしまうこともなく、無事に収穫されています。これらの作物を霜の季節に収穫したことは今まであまりありませんでしたが、どのくらいの寒さまでなら耐えられるのか、注目して見ています。

ジャガイモやカボチャなど、屋内の倉庫に貯蔵している野菜も、そろそろ布団をかぶせて防寒したほうがよさそうです。

2017年11月19日 (日)

平成29年11月17日の野菜セット(冬に入った今後の野菜セットの内容の見通し)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、大根、カブ、二十日大根、サツマイモ、カボチャ、ピーマン、長ネギ、キャベツ、ブロッコリー、シュンギク、チンゲンサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なのでもっとほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など  

野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、電話やメールで農場まで、または、小林に直接にお伝えください。

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連日、早朝の畑では霜が降りるようになり、この時期より畑の状況が一変してゆこうとしています。

9月から10月にかけては出荷できる野菜の種類数が豊富で、今年の秋は野菜セット作りに余裕がありました。

霜の季節に入ったこれからは、出荷できる品目が減ってゆき、「やりくり」しながら野菜セットを作ってゆくことになるでしょう。

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まず、レタスの収穫が終了しました。まだ収穫時期を迎えていなかったキャベツやブロッコリーも、寒くなって生育が進まず、今後も出荷し続けてゆけるか不透明です。

寒さに弱いサツマイモも、間もなく出荷が終了する見通しです。芽を伸ばし始めている玉ねぎも同様に、出荷が終了します。

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冬に備えて温存してきた以下の野菜が、いよいよ野菜セットに登場することになるでしょう。

・ゴボウ

・白菜

・里芋

・白カボチャ

今年はちょっと出遅れてしまっているほうれん草も、12月より出荷できるかと思います。他の葉物野菜も、間もなく出荷開始です。

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他にも、以下のような野菜も栽培してみました。

Img_0449ラッカセイ。先週、収穫して、現在、日に干して乾かしています。

Img_0443ヤーコン。栄養たっぷりの甘味の強いお芋です。先週、収穫しました。収穫後、日が経てばたつほど、甘くなってゆきます。

2017年11月16日 (木)

平成29年11月13日、14日の野菜セット

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、大根、カブ、ゴボウ、サツマイモ、カボチャ、長ネギ、キャベツ、サニーレタス、シュンギク、ブロッコリーまたはカリフラワー

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なのでもっとほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など  

野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、電話やメールで農場まで、または、小林に直接にお伝えください。

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2017年11月14日 (火)

トマト栽培 新品種探求   平成29年8月24日

トマト栽培 新品種探求   平成29年8月24日

秋暑の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  数ある野菜の中でも特にトマトは花形の野菜で、多くの日本人に愛されています。 しかしトマトは乾燥したアンデス高地で生まれ、雨に当たると病気にかかりやすく、本来は日本列島のような雨の多い地域には不向きな植物です。日本の農家がトマトを栽培する場合は、雨を防げる大きなビニールハウスの中で栽培するのが一般的です。

大きなビニールハウスを持っていない小林農場では、雨除けしなくても丈夫に生育してくれるトマトの品種を探して、今年も新たにいろんな品種を試しに栽培してみました。形がまん丸いものもあり、楕円形のものもあり、食感が歯切れ良かったりしっとりとしていたり、品種が違うと思っていた以上に収穫されるトマトの特徴がはっきりと違っていました。

スーパーなどのお菓子売り場で、いろんな種類のおせんべいやかりんとうがいっしょの袋に詰め合わせられて売られているのをみかけますが、あのような感じで野菜セットに入れるトマトもいろんな品種を混ぜ合わせてお届けしてみました。いろんな形、いろんな味わいのトマトを皆さんに楽しんでいただけているのであれば嬉しいです。

雨が降って土中の水分が増えると、せっかく赤く実ったトマトも、水分を吸収して膨れて割れやすくなります。今年の夏は、「割れにくい品種」を選んで栽培してみました。雨の多かった今年の夏ですが、これらの品種のトマトはほとんど割れませんでした。こんなに実が割れにくいトマトを、今まで見たことがありません。良い品種に出会えたと思いました。

雨に当たると、トマトの甘味が薄くなってしまう傾向があります。雨に当たっても強靭に生育することができても、その味がおいしくなかったら意味がありません。最近収穫されたトマトは、少し前と比べて味が薄くなってきているように感じます。八月は曇天が続きその影響が味に現れたのかもしれません。天候が回復すれば、また味が変わると思います。

ビニールハウスを作らずにトマトを栽培してきましたが、やはり雨除けをしたほうが確実に質の良いトマトを作りやすいと感じています。来年は簡単に建てられて簡単に片づけられる家庭菜園用の即席の雨除け資材も活用してみようかと検討しています。前述の新たに導入した品種なら、大掛かりなビニールハウスを建なくても無事に生育するでしょう。

間もなく九月を迎えて涼しくなり、大玉トマトはそろそろ出荷が終了します。いっぽう、秋になっても遅くまで収穫できそうなミニトマトの品種を、今年は試しに栽培しています。スーパーなどの野菜売り場からトマトの姿が見かけなくなってゆく九月以降にトマトを出荷してゆくことには、意義があると思います。この先いつまで、野菜セットにおいしい味のミニトマトを入れ続けていけるのか、どうぞ皆さんもご注目ください。

良い品種に出会うことができれば、作物栽培は半分、成功したようなものです。「品種に勝る技術なし」という言葉もありますが、トマト栽培のことを言っているような言葉です。 購入して気に入った品種から種を採り、次の年は自分で採った種から栽培したいです。 

 

2017年11月12日 (日)

平成29年11月10日、11日の野菜セット(第9回SATOYAMAヘルシーマーケットのご案内)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、大根、カブ、二十日大根、サツマイモ、カボチャ、ピーマン、長ネギ、キャベツ、サニーレタス、ブロッコリーまたはカリフラワー、小松菜、ニラ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なのでもっとほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など  

野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、電話やメールで農場まで、または、小林に直接にお伝えください。

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毎年、市貝町・観音山梅の里で春と秋に行われる手作り青空市「SATOYAMAヘルシーマーケット」。今回は祝日の勤労感謝の日に開催。

小林農場も野菜を持参して出店させていただきます。栃木県にお住まいの皆さんには、青空市のご案内のチラシを配布しております。

開催の詳細や出店者の情報などは、SATOYAMAヘルシーマーケットのページ(ここをクリック)よりご覧いただけます。

開催場所の「梅の里」のなだらかに段々とした地形が味わい深く、農村風景を一望することもでき、来場者に気楽に楽しんでいただける場所としてふさわしいと、私はいつも思っています。

一般の売り場では見られない、地元の生産者による手作り品に出会えるのが青空市の魅力です。私の家族が11月に誕生日を迎えるので、この青空市で野菜を売りながらその合間に、家族への誕生日プレゼントを見つけに、私もお客さんの一人になって他の店舗を回れればよいと思います。

おいしい飲食や、楽しいステージ、ワークショップなどもあります。

日時・11月23日(木・祝)  10時~15時

場所・市貝町 観音山梅の里(地図)

2017年11月 8日 (水)

平成29年11月6日、7日の野菜セット(野菜の収穫の時間帯について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、大根、カブ、二十日大根、サツマイモ、カボチャ、長ネギ、キャベツ、レタス、小松菜、ニラ、ブロッコリーまたはカリフラワー

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なのでもっとほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など  

野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、電話やメールで農場まで、または、小林に直接にお伝えください。

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野菜を収穫する時間が違えば、野菜の味は変わるのか?

変わるとすれば、どの時間帯に収穫すれば一番おいしく食べられるのか?

この問いについて回答している農家のみなさんのホームページを見つけ、興味深く読ませていただきました。以下にそのページをリンクしてみました。

野菜の収穫、朝がいい? 夕方がいい?

朝どり野菜は本当に美味しいのか

小林農場では、夏になれば暑い昼に野菜を収穫するとすぐに収穫した野菜がしおれてしまうので、涼しい早朝のうちに収穫をするようにしています。

夏野菜は、出荷する日の当日に収穫することが多いです。

冬になれば、午前中は野菜が霜で凍っているので、暖かくなって霜が溶ける午後に収穫することが多いです。

冬野菜は、出荷する日の前日のうちに収穫することが多いです。気温が低いので、出荷日の前日に収穫しても、鮮度はそれほど落ちません。

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野菜がしおれたり凍ったりしていなければ、早朝に収穫しても午後に収穫しても、おいしく野菜を食べられます。

収穫の時間帯は、その日の仕事の都合を優先して決められてゆきます。

その上で、鮮度を重視して、できるだけ出荷する直前に葉物野菜や果菜類は収穫するようにしています。

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Img_0421霜を浴びて白く染まる玉レタス。

今年は10月31日頃に栃木県の平野部で初霜が観測されました。

冬の到来。今後の野菜の収穫時間帯も、変わってゆくでしょう。

2017年11月 5日 (日)

鮮度重視の出荷方針   平成29年8月17日

鮮度重視の出荷方針   平成29年8月17日

晩夏の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  関東地方では、曇りと雨の天候がしばらく続き、日照時間が例年と比べて短くなっています。そのためか、数週間前まで売り切れないほど毎日たくさん収穫されていたナスが、今ではあまり実をならさなくなり、収量が激減しております。オクラも収量がわずかです。

  畑で見つける一つ一つの実が本当に貴重で、キラキラと輝いて見えてきます。それらを収穫した後、大事に冷蔵庫にしまって、野菜セットの出荷日まで冷蔵保存しています。

  ナスやキュウリの樹は、毎日実をならします。その日に出荷する予定がないからといって収穫せずにいると、重たい実をぶら下げたまま樹は弱って、樹の寿命が縮みます。必ず毎朝、畑に足を運んで実を収穫するようにしています。

これらを出荷予定日までできるだけ鮮度を落とさずに保存してゆくために、冷蔵庫が必須となります。今までは中古の家庭用冷蔵庫で代用してきましたが、今年は農家向けの大型冷蔵貯蔵庫を購入して、より良く野菜を保存しやすくなりました。

できるだけ鮮度の良い野菜を野菜セットに入れるように心掛けています。野菜セットに入れている夏野菜は、野菜セットを出荷する当日の早朝に採れた最も鮮度の良いものを入れるようにしています。足りない場合は、それより前の日に収穫して冷蔵保存されたものを入れていますが、冷蔵保存していてもやはり日が経てば品質が落ちてくるので、収穫されてから3日以上経っている夏野菜は野菜セットには入れないようにしています。

トマトはまだ真っ赤に熟す前に早めに収穫して、数日間保存してから出荷することもあります。トマトは果物のキウイのように収穫された後も追熟しますので、貯蔵している間に赤く染まって熟してゆきます。本当は畑で真っ赤に完熟するのを待ってから収穫するほうがおいしく食べられるのですが、先に虫に食べられたり実が割れてしまったりします。

多くの夏野菜は、貯蔵温度をあまり低くすると、低温障害を受けて傷んでしまう場合があります。小林農場では、冷蔵庫の温度を12℃に設定して夏野菜を保存しています。皆さんのご家庭でも、ナスやキュウリなどの夏野菜を長期間保存する場合は、冷やしすぎにご注意していただくように、お願いいたします。

野菜セットは、遠方の方々には宅急便でお届けしていますが、近隣の方々には私が直接、車で皆さんのご自宅まで配送しています。以前は野菜セットの配送日の前日のうちに野菜を全て箱詰めして配送の準備を終わらせていましたが、もっと鮮度が良いうちに野菜をお届けしようと考えて、現在では配送日当日に収穫した採りたての野菜を野菜セットの中に入れるようにしています。配送日当日の早朝に収穫した後、急いで仕分け、箱詰めを行ってその日のうちに野菜セットを皆さんのお宅に配送しています。

以前よりも配送の時間帯が遅くなってきています。早朝に採った野菜をその日のうちに皆さんに料理していただけるよう、皆さんが夕食の支度を始める時間帯までにはお届けすべきだと考えています。出荷作業を手際良く終わらせる努力をしてゆこうと思います。

2017年11月 4日 (土)

平成29年11月3日の野菜セット(カボチャの甘味について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、聖護院大根、カブ、サツマイモ、カボチャ、ピーマン、キャベツ、玉レタス、ブロッコリーまたはカリフラワー、小松菜、ニラ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なのでもっとほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など  

野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、電話やメールで農場まで、または、小林に直接にお伝えください。

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カボチャにもいろいろな品種があります。

昔は、甘味が少なくて粘り気がある「日本カボチャ」がよく食べられていましたが、今は甘味が強くてホクホクとした食感の「西洋カボチャ」の仲間が人気があって、西洋カボチャがたくさん栽培されるようになりました。

小林農場でも、西洋カボチャ系の品種を栽培しています。

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カボチャは、サツマイモと同じように、収穫された後にしばらく時間が経てばさらに熟して、さらに甘味を増します。

小林農場でカボチャを収穫したのは9月中旬。

すでに1か月以上が経過しているので、十分にカボチャが熟していると考えられます。

もっと時間が経てば、もっと味が濃くなってゆくのではないかと、期待しています。

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いっぽう、収穫された頃はカボチャの体内はデンプンがたくさん貯えているので、食感が栗のようにホクホクとしています。

時間が経過するとデンプンが糖分に変わって甘くなりますが、デンプンが減少することによりホクホクとした食感がしっとりとした食感へと変質してゆくようです。

甘味の増加だけでなく、食感の変化にも注目です。

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緑色のカボチャが無事に貯蔵できるのは、12月下旬の冬至の頃までとされています。

その後は、さらに長期間貯蔵できる、白色のカボチャにバトンが渡されます。

収穫されてから3か月以上が経ち、期が熟した白カボチャを楽しめるでしょう。

白カボチャは甘味が上品で力強く、食感がしっとりとしているのが特長です。

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収穫時に注意していることは、あまりに未熟すぎるカボチャを畑から収穫しないことです。

未熟すぎるカボチャはまだ体内にデンプンを蓄えておらず、収穫後、いくら時間が経過しても甘くなりはしません。

そのようなカボチャを間違って出荷したりしないよう、最初から未熟すぎるカボチャを収穫しないようにしています。

また、小林農場のカボチャ畑はいつも雑草だらけにしてしまう傾向がありますが

しっかり草を抑えて日当たりをよくして畑を乾燥させれば、もっと甘味の濃いカボチャが作れるのではないかと考えています。

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平成29年11月4日  カボチャの甘味について

カボチャにもいろいろな品種があります。

昔は、甘味が少なくて粘り気がある「日本カボチャ」がよく食べられていましたが、今は甘味が強くてホクホクとした食感の「西洋カボチャ」の仲間が人気があって、西洋カボチャがたくさん栽培されるようになりました。

小林農場でも、西洋カボチャ系の品種を栽培しています。

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カボチャは、サツマイモと同じように、収穫された後にしばらく時間が経てばさらに熟して、さらに甘味を増します。

小林農場でカボチャを収穫したのは9月中旬。

すでに1か月以上が経過しているので、十分にカボチャが熟していると考えられます。

もっと時間が経てば、もっと味が濃くなってゆくのではないかと、期待しています。

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いっぽう、収穫された頃はカボチャの体内はデンプンがたくさん貯えているので、食感が栗のようにホクホクとしています。

時間が経過するとデンプンが糖分に変わって甘くなりますが、デンプンが減少することによりホクホクとした食感がしっとりとした食感へと変質してゆくようです。

甘味の増加だけでなく、食感の変化にも注目です。

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緑色のカボチャが無事に貯蔵できるのは、12月下旬の冬至の頃までとされています。

その後は、さらに長期間貯蔵できる、白色のカボチャにバトンが渡されます。

収穫されてから3か月以上が経ち、期が熟した白カボチャを楽しめるでしょう。

白カボチャは甘味が上品で力強く、食感がしっとりとしているのが特長です。

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収穫時に注意していることは、あまりに未熟すぎるカボチャを畑から収穫しないことです。

未熟すぎるカボチャはまだ体内にデンプンを蓄えておらず、収穫後、いくら時間が経過しても甘くなりはしません。

そのようなカボチャを間違って出荷したりしないよう、最初から未熟すぎるカボチャを収穫しないようにしています。

また、小林農場のカボチャ畑はいつも雑草だらけにしてしまう傾向がありますが

しっかり草を抑えて日当たりをよくして畑を乾燥させれば、もっと甘味の濃いカボチャが作れるのではないかと考えています。

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2017年11月 1日 (水)

平成29年10月30日の野菜セット(サツマイモの甘味について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、聖護院大根、カブ、二十日大根、サツマイモ、カボチャ、ピーマン、長ネギ、キャベツ、レタス、水菜、ブロッコリーまたはカリフラワー

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なのでもっとほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など  

野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、電話やメールで農場まで、または、小林に直接にお伝えください。

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サツマイモは体内にたくさんデンプンを蓄えていて、イモが熟すとデンプンは甘い糖分に変わります。

だからサツマイモは甘いのです。

イモは収穫された後に熟してゆきます(追熟)。

よって、収穫してからすぐに食べるよりも、1か月ほど保存してから食べたほうがイモは甘味を増して濃厚になります。

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小林農場では10月下旬に入ってからようやくサツマイモの収穫を開始しました。

現在、野菜セットに入れているサツマイモは、先週、収穫されたものです。

今でもおいしく食べられますが、まだ出荷されていないサツマイモがさらに時間が経って熟してゆき、イモの甘味がもっと本領発揮されるのはこれからです。

農場の倉庫に移されたサツマイモが今後、甘味を増してゆくことを期待しています。

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サツマイモは低温の中では傷みやすく、冬に保存しようとすると大変な手間をかけなくてはいけません。

小林農場では、12月に入ったらサツマイモの出荷を打ち切っています。

せめて11月に入る頃には、すでに熟したイモをお届けできるようにしたいです。

サツマイモは5月下旬に苗を畑に植えれば9月に収穫できて、今ごろは十分に熟したイモをお届けできるでしょう。

小林農場では6月に入ってから苗を植えることが多いですが、これからはもっと早い時期に植えて、収穫時期をできるだけ早めるようにしてもよいでしょう。

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料理方法によっても、サツマイモの甘味を強くすることができるようです。

じっくりと時間をかけてイモを加熱したほうが、体内のデンプンが糖分に変わりやすくなるようです。

イモを煮るよりも蒸した方が、火が通るまで時間がかかりますが、より甘くなりやすいようです。

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小林農場が栽培しているサツマイモの品種は、ホクホクとした食感が楽しめる「紅あずま」です。

最近はしっとりとして甘味が濃密な「紅はるか」が人気のようです。来年は試しに栽培してみようかと思います。

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11月に入る直前に、栃木県では霜が降りました。

もう寒い時期ですので、やはり寒さに弱いサツマイモはもっと早く収穫しておきたいもの。

雨が多くて畑が湿っている中、サツマイモを収穫してゆきましたが、

私の勘では、土が乾いた状態で収穫したほうが、イモを乾かせやすくて、その味も濃厚になるのではないかと思います。

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平成29年11月1日 甘味について

サツマイモは体内にたくさんデンプンを蓄えていて、イモが熟すとデンプンは甘い糖分に変わります。

だからサツマイモは甘いのです。

イモは収穫された後に熟してゆきます(追熟)。

よって、収穫してからすぐに食べるよりも、1か月ほど保存してから食べたほうがイモは甘味を増して濃厚になります。

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小林農場では10月下旬に入ってからようやくサツマイモの収穫を開始しました。

現在、野菜セットに入れているサツマイモは、先週、収穫されたものです。

今でもおいしく食べられますが、まだ出荷されていないサツマイモがさらに時間が経って熟してゆき、イモの甘味がもっと本領発揮されるのはこれからです。

農場の倉庫に移されたサツマイモが今後、甘味を増してゆくことを期待しています。

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サツマイモは低温の中では傷みやすく、冬に保存しようとすると大変な手間をかけなくてはいけません。

小林農場では、12月に入ったらサツマイモの出荷を打ち切っています。

せめて11月に入る頃には、すでに熟したイモをお届けできるようにしたいです。

サツマイモは5月下旬に苗を畑に植えれば9月に収穫できて、今ごろは十分に熟したイモをお届けできるでしょう。

小林農場では6月に入ってから苗を植えることが多いですが、これからはもっと早い時期に植えて、収穫時期をできるだけ早めるようにしてもよいでしょう。

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料理方法によっても、サツマイモの甘味を強くすることができるようです。

じっくりと時間をかけてイモを加熱したほうが、体内のデンプンが糖分に変わりやすくなるようです。

イモを煮るよりも蒸した方が、火が通るまで時間がかかりますが、より甘くなりやすいようです。

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小林農場が栽培しているサツマイモの品種は、ホクホクとした食感が楽しめる「紅あずま」です。

最近はしっとりとして甘味が濃密な「紅はるか」が人気のようです。来年は試しに栽培してみようかと思います。

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11月に入る直前に、栃木県では霜が降りました。

もう寒い時期ですので、やはり寒さに弱いサツマイモはもっと早く収穫しておきたいもの。

雨が多くて畑が湿っている中、サツマイモを収穫してゆきましたが、

私の勘では、土が乾いた状態で収穫したほうが、イモを乾かせやすくて、その味も濃厚になるのではないかと思います。

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