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2017年10月25日 (水)

人の目に生かされて美しくなる畑   平成29年8月10日

人を魅了して美しくなる畑   平成29年8月10日

残暑お見舞いをもうしあげます。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  先日、私の近所の農家の方の田畑で農場見学会が開かれて、私も参加させていただきました。その農家の方の田畑ではほとんど肥料を散布せずに作物を栽培していました。それらの作物の背丈は低くてがっしりとして、葉色も緑が濃すぎず、爽やかでした。

今日では人の健康にどんな影響を与えるのか分からないような化学物質が自然環境に拡散されてしまっているので、安心して使用できるような肥料(堆肥)を入手するのが困難になってきています。肥料を畑に散布しなくてもよい無肥料栽培には興味がありました。

  肥料を使用しない代わりに、イネ科やマメ科などの草を田畑に繁茂させて、田畑の地力を保っていると農家の方がおっしゃっていました。イネ科の草は旺盛に根を張って土を耕し、マメ科の草は空気中の栄養を捕まえて土の中へ送って土を肥やしてくれます。

広い畑一面に、マメ科の大豆が栽培されていました。大豆が収穫された後、イネ科の小麦を栽培するとおっしゃっていました。これらの植物は土の地力向上に役立つだけではなく、人の食用としても利用できるので、収穫して販売すれば収入にもなります。

どの畑でも無肥料栽培で簡単に作物を育てられるわけではありません。小林農場では無肥料で栽培すると作物がうまく育たない場合が多く、肥料(堆肥)を散布する必要があります。無肥料栽培を行うには、時間をかけて土を作って条件を整える必要があります。

  この見学会では無肥料栽培の田畑を自分の目で見ることができて、条件が揃えば無肥料栽培で十分に生計を成り立たせてゆけることを確認できました。私も、まず今年は、今まで苦手だった大豆の栽培に力を入れて、しっかりと大豆を育てられるようにしたいです。

  また、その農家の方の田畑は、除草剤を使っていなくてもしっかりと雑草が抑えられていて、除草技術についても学べました。雑草に取り囲まれずに、日当たりと風通しの良い中で作物が気持ち良さそうにそよ風を受けている光景は、見ていて心地良いです。

  私も、小林農場の見学を希望される方々をお迎えして、畑をご案内することがあります。その前にできるだけ畑の草を刈っておいて、畑の景観をきれいにしようとします。畑は人に見られることによって美しい光景を保ちやすくなるものなのかもしれません。

  本当は見学希望者をお迎えする時だけでなく、普段から草をマメに刈って畑をきれいにしておくべきでしょう。それは私に畑を貸してくださっている地主さんへの礼儀であり、畑の周辺で暮らしていらっしゃる近所の方々への配慮でもあります。私は普段はあまり人の目を気にしない性格なので畑を草だらけにしてしまうことが多いですが、常に周りの人の目を気にして畑の景観をきれいに維持しておくことは農村で暮らしてゆく上で大事です。

  女優は年をとっても美しさを保ったりしますが、それは人の目にさらされる仕事をしているからでしょう。「人の目を気にしながら暮らす」と言うとなんだか窮屈な感じがしてしまうので、「人の目に生かされながら暮らす」と言えばよいでしょう。人の目を感じなくなって独りよがりなると「美意識」を失い、いつの間にか仕事も堕落するかもしれません。

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