平成29年7月3日、4日の野菜セット (野菜の味の変化についての考察)
今回の野菜セットの内容です。
玉ねぎ、人参、ナス、キュウリ、ピーマン、ズッキーニ、キャベツ、ブロッコリー、サヤインゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク
「最近の野菜セットに入っている人参は、香りがない」というご指摘を受けました。私も試食してみましたが、確かにいつもの小林農場の人参らしくなく、香りが足りませんでした。
野菜の味は、いろんな要因が複雑に絡まって、おいしくなったりそうでなくなったりします。なぜ味が変わるのか、その原因を推測するのは難しいのですが、推測を試みたいと思います。
最近出荷している人参は間引くのが遅れ、しばらくの間、葉が込み合っていたので、あまり順調に生育していません(だから現在お届けしている人参は、みんな、形が小さいです)。順調に生育しないと、その作物の味は良くならなくなります。
品種の違いによる影響が、味の良し悪しに大きく左右するように思います。作物を栽培する時、その品種の名前も必ず確認するようにして、どの品種がおいしかったか覚えておくようにしています。
冬に出荷する人参の「小泉冬越し五寸」、冬のホウレンソウの「ソロモン」、白いカボチャ「白爵」など、小林農場の畑で活躍して、皆さんより「おいしい」と好評をいただいてきた品種。なぜ小林農場で冬に出荷する人参やホウレンソウやカボチャがおいしのか、その理由を説明するのは簡単で、それは品種選びが成功しているからです。
この春に新たに導入してみた品種の中では、カブの「スワン」やホウレンソウの「晩抽パルク」が良い味だったと思います。この品種名を覚えておきたいと思います。
夏に出荷する人参に関しては、どの品種がおいしいのか、いろんな品種を試しています。同じ人参なのに味わいが変わる場合がありますが、それは、人参の品種が違うのが原因かもしれません。
同じ品種でも、収穫時期によって味が変わります。最も収穫に適した時期に収穫すれば、その味もおいしいです。六月には白菜を積極的に出荷してみましたが、白菜の味が本当に発揮されるのは今の時期よりも、寒くなって鍋料理がおいしくなる冬の頃でしょう。
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蒸し暑くなりましたね。私を含め、体がきついと感じている方も多いかと思います。
この夏は猛暑になるという予報。体調管理がよりいいっそう大切となるでしょう。いかに自分の体をいたわってあげられるかにかかっています。
おかげさまで私は大きな病気やケガをすることなく、年末年始のお休み以外は一度も休むことなく皆さんに野菜セットをお届けし続けてこれました。これは私の誇りですし、これからも「皆勤賞」を続けてゆきたいと思います。
早寝早起きを心掛け、睡眠はしっかりと六時間とること。
畑は草だらけにせず、住まいは散らかしたままにせず、すっきりとした空間を保つこと。
作業日誌や農場の収支など、事務仕事を毎日マメにすませて、溜め込んでしまわないこと。
インターネットの使用時間制限は厳守すること(時間制限を設けないと、夜更かしするので)
農場のブログを更新したり、読書や歌を楽しんだり、どんなに忙しくても自分の趣味に専念できる時間を確保して気分転換すること。
以上、忙しい毎日を乗り切るための心得を書き出してみました(実際には実行できていませんが)。とにかく「すっきりとさせてゆく」ことが、自分の心身を健康に維持してゆくために良いと思います。
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