平成29年 ジャガイモの生育
(7月11日記入)
今回の野菜セットに入れようと思って先週の土曜日に畑から掘り出したジャガイモですが、月曜日の朝に確認したら、ほとんどのイモが黒ずんで傷んでしまっていました。出荷できるイモは少なく、今回は一部の方々にしかジャガイモをお届けすることができませんでした。
土から掘り出した後、数日間、日に当てて乾かしていたのですが、傷んでしまったイモをよく見ると、日に当たってる部分のみが傷んでいて、地面と接していて日に当たっていない部分は傷んでいませんでした。どうやら、直射日光がイモを傷めてしまったようです。イモを乾かすためにわざわざ直射日光に当てていたのに、困ったものです。
ジャガイモは梅雨の時期に収穫時期を迎えます。まだ収穫時期を迎えたばかりのイモは外皮が薄くて破れやすく、少し強い衝撃を受けただけでも傷みやすいようです。また、梅雨のため乾きにくく、収穫後、良い状態で長期保存がしにくいようです。
収穫時期を迎えて時間が経つとイモの外皮も破れにくくなり、丈夫になります。梅雨が明けた頃には雨が少なくなって土が乾燥するので、イモも乾かせやすくなり、収穫後は良い状態で貯蔵しやすくなります。
今年のジャガイモ畑のジャガイモは、7月に入る直前まで葉が青々としていて、葉が枯れて収穫適期を迎えるのが遅かったです。今回傷んでしまったイモは、先週雨が降り続いて畑が湿った後に収穫されました。今回のように、梅雨の時期にイモを掘り出すと数日後にはイモが傷んでいることがあるので、掘り出したイモをすぐには出荷せず、数日間様子を見て、傷んでしまわないことを確認してから出荷するようにしています。
梅雨が明けて畑が乾けば、ジャガイモを本格的にどんどんと収穫してゆきたいと思います。これから掘り出されるイモはみんな、長期間貯蔵できるような強いイモばかりです。収穫・貯蔵作業が安定して行われてゆくでしょう。
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