平成29年5月19日の野菜セット(春作のカブについて)
今回の野菜セットの内容です。
玉ねぎ、大根、カブ、二十日大根、紫首カブ、キャベツ、レタス、サニーレタス、ほうれん草、シュンギク、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメ
今回の野菜セットに入れたカブです。品種は「スワン(タキイ交配)」。味に甘味があり、肉質は柔らかで、皆さんから好評をいただいております。私もよく、サラダでおいしく生食しています。
カブは収穫時期を迎えてから時間が経って大きくなると、中身がガサガサと筋っぽくなって品質が落ちてゆく傾向がありますが、この「スワン」は大きくなっても中身の品質が落ちないようです。収穫時期を迎えて20日ほど経ってけっこう大きくなっていますが、まだおいしく食べられます。
2月の上旬と2月の中旬の2回に分けてこの品種のカブの種まきを行いました。上旬に種まきしたカブは生育がもたついて収穫までに時間がかかり、その後も縮こまったまま大きくならず、小さいまま中身も固くなってしまいました。中旬に種まきしたカブは、順調に生育して、そのまま大きくなって、中身も柔らかいまま良い状態で収穫されています。
種まきの時期を少しずらしただけで、また、種まきする場所を少しずらしただけで、その後の生育の具合がずいぶん違うものです。種まきはマメに何回にも分けていろんな場所で行うと、途切れることなく収穫を楽しみやすくなります。
3月に種まきしたカブが虫害にあってしまい、収穫が厳しい状況になってしまいました。4月に種まきして育ったカブが収穫されるまで、なんとかこのスワンの収穫を引き伸ばしたいです。
きれいな紫色に染まった紫首カブ。品種は「すみれかぶ・藤のまい(トーホク交配)」。これも肉質がち密で柔らかく、サラダや漬物などにしてその美しい色を楽しみながらおいしく食べられ、少し大きくなっても中身の品質は落ちない品種のようです。もう少し収穫を引き伸ばしたいです。
現在は出荷できる根菜類の種類が少ない時期ですが、二十日大根が少し多めに収穫できるようになってきました。わずかな量ですが、大根も出荷しています。
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