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2017年5月16日 (火)

平成29年春 大根の栽培

「大根は根だけでなく、葉もいっしょに届けてほしい」というご要望をよくいただきます。

意外に人気のある「大根の葉」は、害虫の被害にあいやすく、あまりにボロボロに穴だらけにされてしまったら切り捨てていますが、そんなに被害が酷くなければ、根と葉を丸ごとお届けするようにしています。

今回出荷している大根は、葉もそんなに虫に食われていなくてきれいなので、丸ごとお届けしています。ちょうど他に出荷できる葉物野菜が少ない時期なので、大根の葉に少しの間、活躍してもらおうと思います。

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大根畑の様子。写真の左に地面に葉を広げているのが大根の葉。写真の右の背が高い葉はシュンギク。

シュンギクには独特の香りがあり、虫は寄ってきません。大根のすぐ隣にシュンギクを育てておくと、大根も虫害を受けにくくなると言われています。今回、大根の葉がそんなに虫害を受けていないのも、シュンギクのおかげかも知れません。

もちろん、このシュンギクも収穫して出荷しています。シュンギクは害虫の被害にあいにくい、無農薬栽培で簡単に育てられる野菜です。

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大根が花茎を伸ばして花を咲かせている様子。

このように、高く花茎が伸びて、まるで塔が建ったような姿になることを「とうがたつ」と言います。養分が根から花の方へ吸い取られてゆくので、このような状態になってしまうと、食用部の根部の品質が落ちてしまいます。

大根は、種が発芽してから収穫時期を迎える間に、5℃くらいの低温にさらされると、とうがたちやすくなる性格があります。寒い時期に種まきして栽培すると、収穫時期を迎える前にとうがたってしまって、まったく出荷ができなくなってしまうこともあります。

現在、野菜セットに入れて出荷している大根は、2月のまだ寒い時期に種まきして、ビニール資材で保温しながら育てたものです。ビニール資材で保温しても、4月まではどうしても5℃くらいまで気温は下がる日が多いです。そこで、この時期に栽培する大根は、低温を感じにくいように改良された鈍感な品種を選んで栽培しています。

今回も複数の品種を試してみました。上の写真のようにとうがたってしまって出荷できない大根も多かったですが、「春大根・春の都(トーホク交配)」という品種はとうがたたず、無事に収穫できました。

桜が満開を迎えた頃から大根の種をまけば、もう低温の心配はあまりせずに無事に収穫しやすくなります。小林農場でも、4月に入ってから大根の種をたくさん播いています。

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