穀雨の風景
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卯月は桜花爛漫の候で、1年で最も華やかな光景が広がる時期ではないでしょうか。いっぽう畑では、冬眠からすっかり目覚めたモンシロチョウなどの生き物が姿を見せ始めています。
私の住まいの目の前の光景。向こう側には濃い桃色に染まった八重桜の並木道が帯状に見えます。ソメイヨシノの後に開花。
農場の付近の山林。桃色に見えるのは山桜の花でしょうか?白っぽく見えるのはクヌギやコナラの花でしょうか?笑っているような、春の山林。
咲いた、咲いた、並んだ、並んだ、育苗ハウスの前に植えたチューリップの花が。
農場のご神木、コブシの樹もすっかり新緑の季節を迎えています。白くて分厚い花を開花させた後、あっという間に花を落として新緑を生やしました。桜よりも潔く花を散らしますが、分厚い花がボタボタと落ちてくるので、あまり散り際は風流とはいえません。
この季節の歌 「朧月夜」 作詞 高野辰之、作曲 岡野貞一
菜の花畠に、入日薄れ、
見わたす山の端、霞ふかし。
春風そよふく、空を見れば、
夕月かかりて、にほひ淡し。
里わの火影も、森の色も、
田中の小路をたどる人も、
蛙のなくねも、かねの音も、
さながら霞める 朧月夜。
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