平成29年4月14日の野菜セット(葉物野菜の品種の確認)
今回の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、人参、里芋、ゴボウ、分けつネギ、小松菜、しろ菜、水菜、大根の葉、菜の花、乾麺
先週より、2月に種まきしてビニール資材で防寒しながら育ててきた葉物野菜が収穫時期を迎えています。全般的に順調に発芽して、その後も害虫の被害もほとんどなく生育しました。今回の野菜セットでは、小松菜、水菜、大根の葉が2月播きの収穫時期を迎えたばかりの葉物野菜です。
いっぽう、ほうれん草は多くがトウが立ってしまい、あまり収穫できそうもありません。先週には秋に種まきして育てたほうれん草も収穫時期を終えて、今回の野菜セットでは久しぶりにほうれん草の出荷をお休みすることになりました。
小林農場の畑では、秋まきのほうれん草では「ソロモン(サカタ交配)」や「アトラス(タキイ交配)」などの品種がすばらしい成績をあげてくれていますが、春まきのほうれん草では、まだ良い品種を見つけられていません。この春は少しだけほうれん草の栽培に力を入れて、3月より新しい品種を試しに栽培しています。
ほうれん草の他にも、二十日大根も収穫が出遅れています。もう少し様子を見たいと思います。
現在お届けしている葉物野菜の中でも異彩を放っているのが、去年の秋に種まきして育てた、しろ菜です。冬を越してきた葉物野菜はたいてい、春になればトウが立って収穫時期が終わるのですが、このしろ菜だけは4月に入ってもトウが立たず、良い状態で収穫され続けています。
複数の品種のしろ菜を試してみましたが、その中でも長い期間収穫できているのは「四月しろ菜(渡辺種苗育成)」。その品種名に偽りなし。
その姿はチンゲンサイに似ています。ほとんど間引きをしないで育てましたが、ちゃんと間引きをしてあげれば、もっと恰幅の良いしろ菜をたくさん収穫できたと思います。
今年の3月は、小松菜もトウが立たずに良く収穫できました。中でも「新黒水菜小松菜(野口のタネ育成)」が良い成績でした。
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