平成29年 春作レタスの栽培
3月14日、この春初めて、レタスの苗を畑に植えてゆきました。
植え付け直前のレタス。本葉が4枚ほどはっきりと姿を見せて、5枚目が展開しようとしていました。
まだ苗が小さいうちに畑に植えると、苗は寒さに負けて枯れてしまうこともあります。本当はもっと大きく育ててから植え付けたいのですが、私が苗を育てると、どういうわけか途中で苗は大きくならなく生育が停滞してしまうので、苗がまだ小さくても、さっさと狭い育苗ポットから広い畑に移すことが多いです。
今回の苗は2月2日に種を播いて育苗ハウスの中で育てたので、種まきされてから50日ほどが経過していました。
育苗終盤で苗の生育が停滞してしまう原因の一つとして考えられるのは、苗に水を与えすぎているから。あまり水をやりすぎると、苗の根は腐ります。最近は少し、水やりを控え気味に管理するようにしています。
また、最初から広いポットに種を播いて育てようとすると、床土が乾きやすくなって、過剰に水をやらなくてはいけなくなる傾向があります。育苗中、少しずつ大きくなってゆく苗の大きさに合わせて、小さなポットから大きなポットへと何回か移植してあげたほうが、適切な水やりをやりやすいようです。
小林農場では最初から大きめなポットに種を播いて移植作業の手間を省いてきましたが、今後は移植作業の手間をかけて、苗の大きさに見合ったポットに移し替えながら育ててみようと思います。
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