平成29年3月3日の野菜セット(ほうれん草が教えてくれる土の状態)
今回の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、人参、大根、里芋、ゴボウ、カボチャ、長ネギ、ミニキャベツ、ほうれん草、油菜、水菜、京菜
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、電話やメールで農場まで、または、小林に直接にお伝えください。
3月3日 ほうれん草
現在のほうれん草の畑の様子。写真の手前は葉が青々として大きく生育しているのですが、写真の奥のほうは葉が黄ばみ、小さなまま生育が止まってしまっています。
同じ畝で同じ日に種まきして同じように管理したのに、ほんの5歩だけ移動しただけで、ほうれん草の生育状況がかなり違います。現在のほうれん草畑は、青い葉と黄ばんだ葉、背の高い葉と低い葉が入り混じった、まだら模様を描いています。
ほうれん草は土質がよくないとうまく生育できず、土を選ぶ作物です。土質が良ければ姿の美しいほうれん草が生育し、悪ければその姿もいじけてしまいます。
ほうれん草の生育の様子から、その土の状態を推測することができます。今回のほうれん草の生育の状況から、同じ畑の中でも、部分によってかなり土の状態にムラがあることがうかがえます。
作物は、その生育ぶりから、土の状況を農家に知らしてくれます。作物の生育状況から土の状態を正確に推測し、それに対する対策を正確に選ぶ。そのようにできるのがプロの農家なのでしょう。私はまだまだ観察力や知識が足りませんので、観察、観察、勉強、勉強の日々です。
たくさんほうれん草の種を播いて育てたので、3月中はもうしばらく皆さんにたっぷりとほうれん草をお届けできると思います。まだら模様になっている畑の中で、青い部分から収穫して、野菜セットに入れています。
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