平成29年3月13日、14日、17日の野菜セット(育苗と配送時間帯)
この週の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、人参、里芋、ゴボウ、カボチャ、株ネギ、ほうれん草、油菜、しろ菜、京菜
多くの方々からご好評をいただきました、白かぼちゃ。品種は「白爵(松島交配)」。
3月に入って気温も暖かくなってきて、カボチャも低温貯蔵がしにくくなり、傷みが目立ってきていました。これが今年度最後に出荷されたカボチャ4個。来週からカボチャの姿が野菜セットから消えます。別れが名残惜しいので、写真に納めておきました。
また次の12月より、白カボチャを野菜セットに入れます。まだまだ先の話ではありますが、どうぞお楽しみに。もう少し肌のきれいなカボチャをお届けできるように、がんばります。
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育苗と配送時間帯
ナスやピーマンなどの夏野菜の種の種まきが育苗ハウスの中で行われて、いよいよ育苗(苗作り)も本番を迎えております。
苗はか弱いので、赤子を育てるように気を使って育てなくてはいけません。日が昇って育苗ハウスの中の気温が高くなれば換気をして、午後になって気温が低くなればハウスを閉め切って保温します。床土が乾けば、水を与えます。苗の状態を確認するため、1日に何回も育苗ハウスを行き来することになります。
毎週月曜日と金曜日は、芳賀郡や宇都宮市にお住まいの皆さんのお宅に野菜セットを配送するため、長い時間、農場を留守にします。留守の間、苗の管理はどうするのか?
苗は、寒すぎても風邪をひく程度ですみますが、暑すぎると焼死します。よって、農場を留守にするときは、ハウスの中が熱くなりすぎてしまわないように、ハウスを全開に換気して、水も苗にたっぷりと与えてから、外出します。
月曜日の配送は出荷作業の都合上、配送は午後の3時以降からとなり、ちゃんとハウスを閉めてから農場を出発しています。
農場からより遠くに配送することになる金曜日の場合は、早い時間帯に農場を出発しないとその日のうちに配送が終わらなくなるので、午前中に育苗ハウスを換気してから出発しています。夏野菜の苗は比較的に寒さにも弱いので、日が沈む前には農場に戻って育苗ハウスを閉める必要があります。
よって、育苗に力を注いでいる3月から5月の間は、月曜日の配送は午後3時以降、金曜日の配送は午前10時頃から午後3時頃の間に、皆さんのお宅に野菜セットをお届けすることになるかと思います。
この1年間ほど、だんだんと配送の時間帯が遅くなってしまい、日が暮れた後に皆さんのお宅にうかがうこともありました。3月に入ってから、育苗の都合で、金曜日の配送では木曜日のうちに配送の準備をだいたい終わらせ、明るい時間帯に皆さんのお宅に野菜セットをお届けして、日が沈む前に農場に帰るようになるでしょう。
夕方と比べてお昼は交通渋滞に巻き込まれることが少ないですし、早く配送を終わらせれば、その帰りに買い物に時間を費やしたり、野菜セットの宣伝チラシを配ることに時間を費やすこともできます。なによりも、皆さんが夕食の支度を始める前に野菜セットをお届けできれば、鮮度の良いうちに皆さんの夕食にそれらの野菜を使っていただくことができます。
この育苗期間をきっかけにして、配送時間帯がだんだんと遅れてゆく今までの流れに歯止めをかけて、早い時間帯に野菜セットを皆さんにお届けする習慣を身につけたいと思います。
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