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2017年3月 7日 (火)

平成28年度 秋作 葉物野菜

3月20日

Dscf6012


初めて栽培してみた「しろ菜」(品種は「四月しろ菜」)を出荷しています。チンゲンサイのように少し厚い葉で、小松菜と同様に、おひたしや煮びたしなど、いろんな料理に利用できます。

去年の10月20日頃に種を播いて育てましたが、まだ小さなものが多いです。生育の遅い作物のようなので、10月の上旬から中旬に種を播いてもよいように思います。

秋に種を播かれて生育し、冬を越して春を迎えた葉物野菜は、たいてい3月に入るとつぼみをつけ始めて葉が固くなって食用に向かなくなります。このしろ菜は、つぼみをつけるのが遅く、今の時期でも良い状態で出荷できます。出荷できる作物が少なくなる3月に、希少な作物です。

Dscf6008小松菜の畑の様子。

今回は小松菜も出荷しました。品種は「ごせき晩生小松菜(野口のタネ育成)」と「新黒水菜小松菜(野口のタネ育成)」。初めて試してみた品種ですが、無事に収穫時期を迎えています。今回は去年の10月20日以降に種をまきましたが、もう少し早く10月10日以降に種を播けば、もっと大きく生育して、もっと収量が良かったと思います。

小松菜は特に、3月に入ればつぼみをつけ始める作物なのですが、今回新たに導入した品種はつぼみをつけるのが遅く、しろ菜と同様、3月に入っても出荷できます。ただ、3月中旬にはつぼみをつける準備を始めているものもときどき見られ、しろ菜と比べると早くつぼみをつける感じがします。

以上のように、品薄になりがちな3月にもできるだけ出荷できる作物の種類数を確保できるように、新たな品種を試してみました。今年の3月は、特に葉物野菜栽培においては、実りが多かったと思います。

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3月6日 葉物野菜

油菜、水菜、みぶ菜、京菜。小林農場で栽培され、冬の長い期間出荷されてきたアブラナ科の葉物野菜たち。

通常は前年の秋に種まきして育てた葉物野菜は、冬の寒い時期に収穫され、気温が暖かくなってきて春の訪れを感じるようになる2月下旬の頃になると、株元のほうが傷んできたリ、つぼみをつける準備を始めて葉が固くなったりして、出荷ができなくなります。ところが、今年は、様子が違います。

去年の秋に種を播いて育ててこの冬に収穫してきた葉物野菜が、3月になっても良い状態で収穫できています。水菜やみぶ菜などは、2月の寒い時期はすっかり寒さで縮こまって元気を失ってしまい、このまま葉がボロボロになって出荷が終わるだろうと思っていたら、3月に入るとすっかり息を吹き返して、青々とした葉を広げています。

どの葉物野菜も、2月の頃と比べて、葉は青々として、虫に喰われた穴も少なく、美しい姿で収穫されています。

なぜ、今年の3月は、葉物野菜の様子がいつもと違うのか?自分なりに検証してみると、畑の土質に関係があるような気がします。

小林農場にはそれぞれ「下畑」と「新畑」と呼ばれている2枚の畑があります。今までは秋まきの葉物野菜を「下畑」で栽培することが多かったのですが、今回は「新畑」で栽培してみました。

「下畑」はとても土が肥えていて、作物は良く育ち、収量が良いです。ただ、キャベツなどの作物は収穫時期を迎えた後、すぐに収穫せずにそのまま畑に残したままにしていると、そのまま傷んでしまうことが多いです。

いっぽう、「新畑」は土があまり肥えていなくて、作物の生育に勢いがなかったりして、収量が落ちる場合もあります。ただ、無事に収穫時期を迎えた作物は、その後はすぐに傷んでしまわず、収穫適期が長くてのんびりと収穫できる傾向があります。

以上のような「下畑」と「新畑」の性格の違いを以前からずっと感じていましたが、今回の葉物野菜の栽培を通して、その性格の違いがよりいっそう鮮明になったような気がします。人と同じように、畑にもそれぞれ長所や短所があって、個々の性格の違いが見えるのはおもしろいです。

Dscf0982今回の野菜セットに入れたみぶ菜。

Dscf0975前回の野菜セットに入れた水菜。

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