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2017年3月 5日 (日)

栽培暦 平成29年2月27日~3月4日(種の入手先について)

この週の仕事の内容です。

収穫・出荷  整理整頓  育苗  播種(キャベツ、ブロッコリー、レタス類など)  所有地に果樹の苗を植える(カキ、クリなど)  除草(ニンニク、ソラマメなど)  小豆の選別  ジャガイモの種イモを切って日干し

3月に入り、次々に作物の種が播かれてゆく予定。種をどんどん購入したいと思います。

「品種に勝る技術なし」という言葉がありますが、作物栽培の良し悪しは、品種の選択によって大きく左右されます。自分の畑に合った品種を見つけてゆくことが必要です。

どこを探せば良い品種に出会え、どこに行けばできるだけ安い値段で種を購入できるのか?

地元の種苗専門店・・・たくさんの量の種が入っている「大袋」が、比較的多く店頭に並んでいます。大量に栽培したい作物の種は、小分けして販売されている「小袋」をたくさん購入するよりも、「大袋」で購入したほうがお買い得です。

また、お店の人は地元に適した品種について詳しく、その場で相談しながら買い物ができます。

たくさんの種を播くホウレンソウの「ソロモン(サカタ交配)」や、人参の「冬越し五寸人参(横浜植木育成)」、小松菜の「改良黒葉小松菜(横浜植木育成)」、玉ねぎの「マッハ(タキイ交配)」、長ネギの「石倉エース(カネコ育成)」などの品種を、地元の種苗専門店より購入してきました。

地元のホームセンター・・・栃木などの地方では農業専門のホームセンターもあり、外出する度にそれらのホームセンターの種苗売り場に通っています。

また、一般的なホームセンターでも、家庭菜園愛好家に向けた種の売り場があります。プロの農家に向けて販売されている品種は、「収量が良い」「収穫された野菜の見栄えが良い」などの目的で改良された品種が多いようですが、家庭菜園向けの品種は「味が良い」ことを重視して改良されている可能性があります。

そんなにたくさん種を播かないで育てる作物の種は、ホームセンターで購入することが多いです。小林農場で活躍してくれたホウレンソウの「アトラス(サカタ交配)」、サヤインゲンの「マンズナル(サトウ育成)」、キュウリの「ずーっととれるキュウリ(サカタ交配)」、ネギの「汐止晩生ネギ(トキタ育成)」、カブの「すみれかぶ・藤のまい(トーホク交配)」などは、ホームセンターで見つけた掘り出し物でした。

その他の購入先・・・インターネット販売を行っている埼玉県の「野口種苗研究所」や、長野県の「つる新種苗店」などの種苗店からも購入することもあります。これらの個人が経営している種苗店では、麦、雑穀、緑肥作物など、地元の種苗店やホームセンターであまり扱っていないような作物の種を、豊富に販売していたりします。

一般的に販売されている種は「交配種」が多いですが、これらのお店では「育成種」がたくさん販売されています。「交配種」からはすばらしい収量と品質の作物が生育するのですが、その作物からはあまり良質な種を得ることができないので、毎年、種を新たに購入しなくてはいけません。「育成種」は長い間毎年、種をとり続けられてきた品種で、自分で種を採種しやすいです。

有機農業を推進している「日本有機農業研究会」も、育成種の品種の種を配布しているので、注文してみました。今年はナス、キュウリ、トマト、カボチャなどの夏野菜で、交配種に匹敵する収量と品質を有した育成種を見つけ出してみたいと思います。

現在の小林農場が年間に費やしている種苗費は約15万円。育成種の品種を育てて自分で種を採種できるようになれば、年間10万円以下に抑えることができるかもしれません。

品種との出会いは「縁」です。「これだ!」と思える品種に出会えたときは、農家にとって幸せな瞬間です。そのような良き出会いは、種苗売り場に何度も立ち寄ってみたり、まわりの農家の口コミなどで訪れると思います。

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