文明の力をフル活用 酉年の農場ブログ
新年のご挨拶をもうしあげます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
このブログの主な目的は、皆さんに小林農場の様子をお伝えしてゆくことですが、同時に、ブログに文章を書き出してゆくことにより私自身の頭の中を整理してゆくという重要な目的もあります。
作物栽培の基礎は観察力です。今年はもっとじっくりと作物を観察する時間を持てればよいと思います。
作物の生育している様子をできるだけたくさんデジタルカメラに撮り、その画像をパソコンに保存して、そしてブログに公開してゆきたいと思います。それらの画像をできるだけ整理して、調べたい作物の調べたい生育段階の画像を、後でワンクリックでパッと開けるようにしてゆければよいと思っています。
そのような、作物生育の観察日誌としての、または、作業日誌としての機能性の高いブログを作れたらいいなと、今まで思っていました。そんな便利な観察日誌・作業日誌があれば、私自身の仕事にもすごく役に立つし、野菜栽培に興味のある方々にも具体的な情報をお届けできると思います。
デジカメやネットなどの文明の力は、観察日誌にこそ最大限に利用できるような気がいたします。今年はデジタルカメラを常に畑に常備して、作物のいろんな表情をたくさん写真に納めたいと思っています。
以下は昨日(去年の12月31日)撮った作物の様子です。
こちらは防寒用の布をかぶせずに育てている小松菜。意外に寒さに強くて、葉は霜枯れすることなく青々としていました。
左の写真は小麦畑。右の写真は大麦畑。筋状にうっすらと生えているのが麦です。
7月頃に苗を植えて育てた株ネギ(分けつネギ)。よく分けつしています。
9月頃に遅れて苗を植えて育てた株ネギ。まだ分けつしていません。4月頃までには分けつして増えてくれればよいのだけれども。
京菜。1株が立派に太る葉物野菜で、人の赤ちゃんの顔くらいの大きさまで大きくなります。写真は10月下旬のかなり遅い時期に苗を植えて育てている京菜。隣の携帯電話の大きさと見比べてみれば分かるとおり、まだ小さいです。
玉ねぎ畑。まだ苗は小さいですが、どの苗も霜枯れすることなく無事に生育しているみたいです。
10月下旬の遅い時期に種まきしたほうれん草。まだ小さいですが、3月頃にはぐっと大きくなって収穫時期を迎える予定。
ナタネ畑。霜に当たって冷えて、葉が紫色に変色しています。
6月に種の収穫時期を迎えます。今年こそはちゃんとナタネの種を収穫して、菜種油に加工したいと思っています。
落ち葉と米ぬかを発酵させて作っている堆肥です。土作りの勉強もしたいので、堆肥や自家製肥料が出来上がるまでの過程も写真に納めてゆければよいと思います。
写真をよく見ると、左側と右側の堆肥の様子が少し違うことがわかります。左側はビニールシートをかぶせて管理をして、右側は寒冷紗をかけて管理しました。
この様子の違いがいったい何を意味するのかは今は分からなくても、後になって分かる場合もあるでしょう。そんな時にまた、写真を観て確認できるように、写真をブログ上に残しておくと便利だと思います。
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