平成29年1月20日の野菜セット(冬の白菜の保存状態について)
今回の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、人参、大根、カブ、紫首カブ、里芋、カボチャ、白菜、ほうれん草、小松菜、水菜、京菜
今回は、うっすらと雪が降る中での野菜セットの配送となりました。
金曜日の配送日で皆さんのお宅に野菜セットをお届けする時間帯が、次第に遅くなってきています。もっと配送の時間帯を早くして時間にゆとりのある配送ができるように、出荷作業を見直してみたいと思います。
来週の金曜日より、皆さんのお宅に野菜セットをお届けする時間帯を少しずつ早めてゆきたいと思います。
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1月20日 白菜
前年の秋に収穫時期を迎えた白菜を全て畑より収穫して、霜の当たらない屋内に移して防寒しています。そのようにして貯蔵した白菜を冬の間、少しずつ出荷しています。
上手に貯蔵すれば3月まで白菜を無事に出荷できるのだけれども、どうしても1月頃より葉が傷んでしまって出荷できない白菜が現れ始めて、白菜の貯蔵方法は小林農場の課題の一つでした。
今回は白菜を一つ一つ新聞紙にくるんで貯蔵してみました。今までのところ、傷んでしまうような白菜はほとんど見られず、いつもの年と比べて良い状態で保存ができています。
おそらくそれは、新聞紙のおかげだと思います。新聞紙には、野菜のまわりの温度や湿度を常に適正に保たせてくれるような、不思議な力があるのだと思います。
いつもの年のように大量に白菜が収穫されれば、いちいち一つ一つの白菜を新聞紙でくるむような手間をかけてなんかいられませんが、今回は白菜は不作でほんのわずかな数しか収穫できませんでしたので、一つ一つ丁寧に新聞紙をくるむ余裕がありました。
ちなみに、野菜セットを配送している時に皆さんのお宅から古新聞をたくさんいただけたので、それらの新聞紙を有効に利用させていただきました。
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現在、出荷している白菜。長い間、根は土から離れているので、どうしても結球部の表面の葉はシナシナと水分が抜けたような感じになりますが、切ってみれば、内側からおいしそうな張りのある葉が姿を現します。
白菜を屋内に移さずに、畑で白菜の上に資材をかぶせて防寒する方法もあります。そうすると白菜の根が土から水分を吸収するので、結球部の表面の葉まで張りが保てるようです。
私も次に白菜がたくさん収穫できれば、この保存方法を少しだけ試してみたいと思います。
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去年の秋のうちに結球しなかった白菜もたくさんありました。
冬に入り12月中は、それらの白菜は少しずつ生育してぽつりぽつりと結球してゆくものもありましたが、1月に入ってからは生育を止めて、おそらくもう、結球する白菜は現れないでしょう。
これらの結球しなかった白菜、自分が食べる漬け物にでも利用しようかな。
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