« 雑草の季節が終わって    平成28年11月3日 | トップページ | 平成29年1月20日の野菜セット(冬の白菜の保存状態について) »

2017年1月19日 (木)

学校給食訪問記  平成28年11月20日

学校給食訪問記  平成28年11月20日

落ち葉が風に舞う季節となりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  私の地元の保育園、小学校、中学校の学校給食では、地元産の食材を利用してゆく「地産地消」が推進されています。小林農場も、給食用食材を供給している生産者グループに入れていただき、ジャガイモを出荷させていただいてきました。

  給食用のジャガイモの需要はとても多いです。先日、近所の農家の方より、ジャガイモ掘り機をいただけました。この機械を使いこなせれば、ジャガイモの収穫作業の効率を上げることができるでしょう。給食用ジャガイモの大量生産をする準備が整いました。

農村に長く住んでいると、この様に、買えば数万円もする機械や道具を近所の農家から譲ってもらう幸運に恵まれることもあります。私も高齢になって農家を引退することになったら、自分の機械や道具を近所の若い農家に譲りたいと思っています。

給食用食材を出荷している生産者は、定期的に学校側からの招待を受けて学校の教室を訪れ、子供たちといっしょに給食を食べます。校長先生をはじめ、教職員のみなさんの生産者に対する対応はいつも親切で丁寧で、生産者が大切にされているように感じました。

  「手を合わせてください」の掛け声を受けて子供たちが全員手を合わせて「手をあわせました。」と声を合わせ、それからみんなで「いただきます」。これが給食を始める前の毎日行われている慣習のようです。「食事をする」とは、要するに自分が生きてゆくために他の生き物を殺して食べることで、食べ物を漠然と食べてはいけないと思います。子供のうちから「いただきます」のあいさつを儀式のように習慣づけることは良いことだと思います。

  この秋に私が小学校の給食におじゃました時には、栗ご飯が食べられました。私が子供だった頃は給食にパンをよく食べていましたが、現在の給食では、お米がよく使われているようです。日本列島は温暖な気候で雨もよく降るから、お米がよく実ります。その地域でよく採れる作物を優先して子供たちに食べさせることは、すばらしい食育だと思います。

  私が子供の頃と同じように、牛乳も毎日、給食についてくるようでした。今の子供たちは、ご飯と牛乳という組み合わせに、あまり違和感を感じていないように見えました。

  「1日に何個くらいジャガイモを掘り出すのですか?」と女の子に質問されたので、とっさに「1000個くらいかな」と答えると、女の子は目を丸くして「すごい」と驚いてくれました。農場に戻った後にちゃんと計算してみたら、だいたい私が収穫したジャガイモの数は、1日平均して1000個くらいでした。子供にウソを教えていなくてよかったです。

  私達の社会が幸せでいられるには、地域共同体の中で人々が絆を深めてゆけるかどうかにかかってきます。学校側からのジャガイモのたくさんの需要量にお応えしてゆくには、小林農場の生産力ではまだ低すぎます。学校給食に届けられる野菜をもっと増やして地元の子供たちに食べてもらうことができるようになれば、それは農家としての素敵な地域貢献の在り方だと思いますし、小林農場らしい地域貢献方法だとも思います。

« 雑草の季節が終わって    平成28年11月3日 | トップページ | 平成29年1月20日の野菜セット(冬の白菜の保存状態について) »

農場通信」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 学校給食訪問記  平成28年11月20日:

« 雑草の季節が終わって    平成28年11月3日 | トップページ | 平成29年1月20日の野菜セット(冬の白菜の保存状態について) »

フォト
無料ブログはココログ