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2017年1月22日 (日)

栽培暦 1月15日~1月21日(今年の土作りの方針について・その2)

この週の仕事の内容です。

収穫・出荷  整理整頓  除草  トラクター耕  有機物の確保(鶏ふん堆肥、米ぬかなど)  施肥  堆肥を作成  物置小屋の屋根を作る

以下は今年の小林農場の土作りの方針について

堆肥の作成についての注意点

・堆肥の材料・・・「短期間で分解しやすい有機物」と「長期間、分解しにくい有機物」を組み合わせて作ります。

分解しやすい有機物とは・・・米ぬか、鶏ふん、おから など、サラサラとした粉っぽい感じのもの。分解すると畑で暮らす生物たちに「エサ(栄養)」の源になる。

分解しにくい有機物とは・・・モミガラ、麦わら、落ち葉 など、ガサガサとがさばっているもの。分解してゆく過程で畑で暮らす生物たちに棲みやすい「棲み処」となる。

「分解しやすい有機物」と「分解しにくい有機物」をどのくらいの割合で混ぜれば良いのか?専門的な言い方をすれば、CN比が25~40くらいになるように組み合わせれば良いらしいですが、簡単な言い方をすれば、体積比で2:8くらいに組み合わせれば良いようです。

・ボカシ肥・・・「分解しやすい有機物」の割合が高い堆肥を特に、「ボカシ肥」と言います。すぐに分解して畑で暮らす生き物たちに栄養を与えるので、施肥すればすぐに効果が現れます。あらかじめ冬の間にボカシ肥を作っておくと、後々、肥料が欲しいときに便利だと思います。

有機物を施す時期・施し方

作物が作付けされる1か月前には施して、土と馴染ませておきます(そのためには、前もってどこの畑にどの作物を育てるのか、長期の作付け計画を頭の中で整理しておくこと)。

堆肥や肥料が土に馴染む前に作物を作付けしてしまうと、生育障害が発生したり害虫がたくさんやって来たリする場合があります。

以前はよく、「堆肥はしっかりと発酵させた完全に熟したものでなければ畑に散布してはいけない」「未熟な堆肥を散布すると障害が発生する」と言われていましたが、今は、完熟していない堆肥でも畑に散布している実例が増え、その施肥方法でも問題なく作物を栽培している事例が増えているようです。

また、熟さずに生のままの状態で有機物を畑に散布したほうが、畑の中で有機物が発酵し、その過程が土に良い影響を及ばしてゆくという意見もあります。

実際、堆肥の材料を畑に持ち運んで堆肥場に降ろして、時間と労力を費やして堆肥を発酵させて完熟するまで待って、またその堆肥を積んで畑に散布してゆく作業は、ものすごく手間ですし時間もかかるし、設備も必要になってくるでしょう。

例えば、たくさんの家畜を飼育している畜産農家が、毎日排出される大量の家畜ふんを堆肥の材料にして手間をかけて堆肥を作ることは、排出物を有効に処理してゆくためにも価値のある作業だと思います。いっぽう、小林農場のように家畜を飼っていない農場は、できるだけ堆肥作りの手間を省くやり方を考えると良いと思います。

Dscf2064地元の養鶏所まで軽トラックを走らせて、鶏ふん堆肥をたくさんいただいてきました。これらをそのまま、1か月先に作物を作付けする予定の畑に軽トラックを入れて、散布。しばらくは畑の中で発酵しながら、作物が作付けされる頃には土に馴染んでいると思います。

自分の施肥方法が作物の生育に悪影響を及ぼしていないかどうか、常に作物の生育の様子を観察して、改善が必要であれば改善してゆきます。

 

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