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2016年12月

2016年12月31日 (土)

平成28年 ブログの歌い納め 「巣立ちの歌」

今年も小林農場のブログを読んでくださり、ありがとうございました。

今年も私のお気に入りの歌をお届けして、一年間のブログをしめくくりたいと思います。

「巣立ちの歌」(ここをクリック!) 

  この曲は私が小学生の頃の卒業ソングの定番でした。私と同世代ならば、この曲を子供の頃に卒業式で歌った人は多いはず。

「人生の贈り物~他に望むものはない~」

  さだまさしが作詞・作曲した、知られざる名曲です。

去年の暮れのブログでお届けしたのは「愛は花 君はその種子」。とても良い曲なので、もう1度、リンクしてみました。

ついでにもう1つ、「童神~ヤマトグチ~」。妊婦さんたちの間で「胎教に良い」と話題になった、子育て応援歌のような歌です。

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私が理想としている生活は、「昼耕夜歌」。昼には畑仕事に汗を流し、夜には歌を楽しむ。

実際は昼の畑仕事で力を使い果たして、夜には歌を楽しむ元気が残っていないことがほとんどです。来年は、歌を楽しむゆとりを持てるように、畑仕事をうまくこなしてゆきたいものです。

「昼耕夜歌」が実現できれば、農業はもっともっと魅力的な職業になります。目指せ、「昼耕夜歌」!みなさん、良いお年を。

2016年12月30日 (金)

小林農場育成 我が家の品種

昔の農家の作物栽培は、収穫して終わりではなく、作物の種を採って終わりでした。採種された種を翌年畑に播いて、新たに栽培が開始されました。

現在の農家は採種の手間を省いて、種苗会社が販売している種を購入することが多くなっています。小林農場でも、多くの作物の種を購入しています。

少しずつ、小林農場でも自家採種できる作物を増やしてゆきたいと思います。まず、自分の気に入る品種を探したいと思っていますが、「おいしいこと」と「収量が良いこと」の2つの要点を満たしていれば、形や色などの外見にはあまりこだわりません。

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平成28年 小林農場で自家採種された品種

南部F3(小麦)

農林六一号F3(小麦)

六条シュンライF2(大麦)

ステラミニF3(ミニトマト)

マイクロミニトマトF2(ミニトマト)

さきがけF3(ピーマン)

霜月青長F3(キュウリ)

ハヤトウリF2(ハヤトウリ)

東京五角?F5(オクラ)

マンズナルF2(サヤインゲン)

早生そら豆F3(ソラマメ)

お多福F2(ソラマメ)

赤花キヌサヤエンドウF3(キヌサヤエンドウ)

スナップエンドウF2(スナップエンドウ)

複数の品種が混ざったサトイモF6(サトイモ)

複数の品種が混ざった長ネギF2(長ネギ)

汐止晩生F2(株ネギ)

福地ホワイト六片F2(ニンニク)

緑肥用ライムギF2

品種名の最後に「F~」と数字がついていますが、例えば、2年連続で自家採種された種は3代目なので、「F3」と表記します。

種苗会社から販売されている品種の多くは、見栄えが良かったり、収量が良かったり、優れた性能が発現されるように複数の品種を交配させて新たに生み出された品種です。「F1(エフワン)種」とか「交配種」とか呼ばれています。

「F1種」は、1代目はすばらしい性能を発揮してくれるのですが、そのすばらしい性能を次の世代に引き継くことが下手な品種なので、F1種から採種しても、その種から同じようにすばらしい野菜が育つとはかぎりません。自家採種をする場合は、長い間採種され続けてきた「固定種」とか「育成種」とか呼ばれている品種を育てると良いです。

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現在出荷している、私のお気に入りの人参の品種「小泉冬越し五寸」。畑より収穫した後、形が整った人参を二〇本ほどを採種用として選び、土の中へ埋め戻しました。

これらの採種用人参が種を結実するのは、翌年の六月頃。これが私にとっての初めての人参の採種です。うまく種が採れますように。

人参の他にも、来年は、もしお気に入りの品種が見つかれば、ダイズ、アズキ、ラッカセイ、ナス、カボチャ、ズッキーニ、ゴーヤ、サツマイモ、玉ねぎでも自家採種を挑戦してみたいと思っています。

2016年12月29日 (木)

野菜の値段、高騰   平成28年10月27日 

野菜の値段、高騰   平成28年10月27日  

秋冷の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  「野菜売り場の野菜の値段が高すぎる!」という悲鳴が、あちらこちらから聞こえています。今年は9月の長雨や台風などの悪天候の影響で、全国的に野菜の生産量が少なく、そのため、スーパーなどの野菜売り場で売られている野菜の値段がすごく高くなっています。   

小林農場でもこの秋作はかつてないくらいに不作でしたが、今までのところ、野菜セットの中の野菜の全体量はいつもと同じくらいのまま、いつもと同じ価格で出荷しています。小林農場のようにいろんな種類の野菜を栽培していれば、どんなに悪天候であっても、全ての作物が不作になるということがなく、中にはその天候に影響されずにまともに生育できる作物もあります。

この秋は、早い時期に種まきして育てたカブは害虫の被害にあって、ほんの少ししか収穫できませんでしたが、いっぽうで今年初めて栽培してみたハヤトウリは害虫に食べられることなく、10月より無事に収穫時期を迎えることができました。ハヤトウリは私にはまだ馴染みのない野菜で、料理方法を研究中ですが、食感がカブに似ているので、私と同じようにハヤトウリに慣れていない方々には、カブと同じように料理するようにおすすめしています。ハヤトウリがカブの穴を埋めてくれた形となりました。

このように、まともに育った作物が不作の作物の穴を埋めてくれるので、野菜セットの中の全体量が極端に増減することがありません。野菜セットの価格も常に一定です。

  一般流通の野菜は、その季節の天候次第で激しく生産量が変動し、価格も大きく変動します。食材に費やす費用が乱高下すれば、消費者の皆さんの日常生活も落ち着かなくなって大変だと思います。小林農場は、そんな一般流通とは違う土俵で野菜をお届けしています。

  直売所にも小林農場の野菜を出荷していますが、今はスーパーで売られている人参の値段がすごく高いので、直売所にいつもと同じ値段で人参を販売すると、よく売れます。今ならおそらく、いつもの値段よりも少し高い値段で販売しても、売り切れると思います。

今のうちに出荷できる人参を直売所に高い値段でどんどん販売すれば、たくさんの収入を得られます。ただ、そうすると、野菜セットに入れる人参がなくなってしまいます。人参はよく使われる野菜なので、人参がなければ野菜セットの内容も間が抜けてしまいます。

  例え他の販売先で高い値段で野菜が売れるとしても、まずは野菜セットに入れる野菜を確保してゆくことを優先しています。直売所などへの販売はその年の天候に左右され、野菜がよく売れる時もありますが、売れない時は全く売れなくなります。値段を安くしなければ売れない時もあります。

  野菜セットの販売では、適正な価格で途切れることなく確実に収入を得ることができます。出荷させていただいている全てのお店とのお付き合いを大切にしながらも、やはり、農場経営の柱は野菜セットの出荷だと考えています。

農場が淡々と生計を成り立たせていられるのは、定期的に野菜セットを購入し続けてくださっている皆さんのおかげです。変動せずに常に安定しているものを持っていると、気持ちに安心感を生み出すことができます。

2016年12月28日 (水)

天災?人災?    平成28年10月20日

 

天災?人災?   平成28年10月20日

秋月の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  9月の長雨などの天候不順により、全国的に野菜の生育が不調となって収量が少なく、一般流通で販売されている野菜の値段がすごく高くなっているようです。おそらくみなさんも、スーパーの野菜売り場へ買い物へ行く度に、そのことを実感されていると思います。

  農薬を散布しない畑では生態系が豊かに維持され、そこで育つ作物は健全に育ち、天候不順による悪影響を受けにくいと言われています。今年のような天候にこそ、収量を落とさずに野菜をいつもどおりに供給できていれば、小林農場の無農薬栽培は多くの人々に注目されたことでしょう。でも、小林農場も収穫できる野菜は少なく、今までにない苦しい秋作となりました。農場の土にはまだ、これしきの天候不順をはね返せる力がありませんでした。

  今年は長ネギが病気にかかり、多くが畑から消えてなくなりました。天候不順が原因だと思われますが、もし私の土作りがうまくできていれば長ネギも勢いよく育って、病原菌をはね返して病気にかからなかったような気がします。

不作の原因は天候のせいなのか自分の栽培方法に問題があったのか、どちらかよく分からない場合が多いです。おそらく、どちらともなのでしょう。サツマイモも今年は収量が少なかったのですが、その原因は私がサツマイモ畑の除草作業を遅らせて草だらけにしてしまったからで、これはとてもわかりやすい「人災」でした。

キュウリは年に3回ほどに分けて苗を育てて畑に植えています。今まで7月の真夏の頃に畑に植えるキュウリは、植えられてから数日後には茎がくびれてしまってそのまま枯れて消えてしまうこと多かったです。その理由がよく分からずにいました。

今年は真夏に植えたばかりのキュウリの苗に、試しにかん水をしてあげました。すると、苗は枯れてしまわず、無事に育ってくれました。今まで真夏に苗が枯れてしまっていたのは、ただ単に私が苗に水を与えず苗を脱水状態にしてしまったからであり、天候のせいではなく、苗の気持ちを察することができなかった私による「人災」だったことをつきとめました。

初夏の5月の頃に畑に植えられるキュウリの苗は、しばらく水を与えなくても無事に根付いてくれていたので、キュウリの苗にはわざわざかん水をしなくても大丈夫だと思い込んでいました。しかし、日差しの柔らかな初夏と比べて真夏の太陽の日差しはずっと強烈なのだから、同じように管理してはいけなかったのです。作物を栽培していると、いつの間にか変な思い込みが頭に染みついてしまい、それが不作の遠因になったりします。

  作物の生育不振の原因が「天災」ならあきらめるしかありませんが、「人災」なら間違った栽培方法を改めれば、問題を解消できます。生育不振をなんでもかんでも天候不順のせいにしてしまいたくなりますが、考えてみればそれは自分の栽培方法を見直す好機をわざわざつぶしてしまうことでもあり、損な話です。「人のせいにするよりもまずは自分の行いを反省しなさい」という子供達が学校で教わる教えは、作物栽培にも活きてきます。

 

2016年12月27日 (火)

平成28年12月26日、27日の野菜セット(季節の移ろいを感じられる食材について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、聖護院大根または青首大根、カブ、サトイモ、長ネギ、白菜、キャベツ、ほうれん草、小松菜、みぶ菜、京菜

今回が今年最後の野菜セットの配送となります。年末年始のため1週間お休みをいただいて、来年の1月6日(金)より配送を再開いたします。配送の方法を見直して改善してゆくための、良い充電期間になりそうです。

先週の12月21日には冬至を迎えました。風習に従って冬至にカボチャを食べる方も多いと思って、冬至の直前の野菜セットには、しばらく出荷をお休みしていたカボチャを野菜セットに加えてみました。

クリスマスを直前に控えた頃の野菜セットには、久しぶりにサニーレタスを出荷してみました。寒くてあまり大きく育ちませんでしたが、鮮やかな赤色と初々しい緑色の葉は、クリスマスを祝うご馳走の彩りに合うと思います。

年末年始を控えた今回の野菜セットには、しばらく出荷を控えてきた長ネギを、久しぶりに出荷してみました。鍋料理や年越しそばの薬味など、どんな祝いの料理にも、長ネギは役に立つことでしょう。

お正月を祝う料理によく使われるのが、サトイモ、ゴボウ、カブ、小松菜、ほうれん草、レンコン、黒豆。栗きんとんをサツマイモから手作りされる方もいらっしゃるから、サツマイモもほしい食材です。以上のうち、レンコン以外は小林農場で作れる作物です。来年のお正月直前の野菜セットには、これらの食材を揃えて皆さんにお届けできればよいと思っています。

日本の季節の料理に合った食材をお届けしてゆけるような、季節感にあふれた野菜セットを作れるように心掛けてまいりたいと思います。来年も小林農場の野菜セットをよろしくお願いいたします。

2016年12月25日 (日)

平成29年12月23日の野菜セット(新たに出来上がった加工品について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、聖護院大根、カブ、サトイモ、長ネギ、白菜、キャベツ、サニーレタス、ほうれん草、小松菜、みぶ菜、京菜

今年も残りわずかとなった年末に、次々と小林農場の作物を原料とした加工品が完成されました。

押し麦・・・農場産の大麦を加工。埼玉県の小川精麦所の製造。

人参ジャム・・・農場産の人参を加工。千葉県の柴海農園の製造。

カボチャジャム・・・農場産のカボチャを加工。千葉県の柴海農園の製造。

順調に売れている小麦粉ですが、間もなく新たに製粉された挽きたての小麦粉(栃木県・黒澤製麺所の製造)も完成すると思います。

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初めてカボチャをジャムに加工して、カボチャジャムを作ってみました。

未熟なうちに収穫されたカボチャは「末成り(うらなり)」と呼ばれて、おいしくないです。外見を見ただけではそのカボチャが末成りかどうかは分からず、食べてみないと判定できません。

大きなカボチャはほとんどが末成りではなくおいしく食べられますが、小さなカボチャは末成りの可能性があります。末成りのカボチャを出荷すると小林農場のカボチャの評判を落としてしまう危険性があるので、小さなカボチャを出荷することを控えてきました。

そこで、小さなカボチャを、試しにジャムに加工することにしました。完成したカボチャジャムを試食してみたら、なんとも素朴な甘味でおいしかったです。

もしかしたら加工に使われたカボチャは末成りではなくて普通においしく食べられるカボチャだったのかもしれませんが、もし加工されたカボチャが末成りだったとしたら、末成りのカボチャも有効に利用できるということです。

人参ジャムでは、形が悪かったり大きすぎて規格外のものなど、商品としては販売しにくい人参を選んでジャムに加工しました。

野菜ジャムの人気は高く、さっそく複数の方々よりたくさんのご注文をいただき、おそらくすぐに売り切れることでしょう。野菜はそのまま売るよりも加工して売ったほうが付加価値がついて、たくさんの収入を得ることができます。

本当は加工品の原料も、小さいものや形の悪いものを利用するよりも、見た目がきれいで良い状態で収穫されたものを利用したほうが、もっとおいしい加工品を製造することができるのと思います。

しかし、良い状態で収穫された野菜は、わざわざ加工したりせずに、そのまま皆さんにお届けして食べていただきたいと思っています。それが最も正しい野菜の食べ方のような気がいたします。

形が悪かったりして商品として扱いにくくて見捨てられてしまった野菜を、加工品の原料として有効に利用することに、加工品の魅力を感じています。

2016年12月21日 (水)

うつむくよりも種を播け   平成28年10月13日

うつむくよりも種を播け   平成28年10月13日

朝夕は日毎に涼しくなってまいりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  秋作の人参が今週、初めて収穫されました。嬉しいはずの初収穫が、人参を土より引き抜いてゆく度に、気分は暗転してゆきました。どの人参も色がとても薄く、肌も荒れ、形も歪んでいました。試食してみると、色だけではなく、味も薄いように感じました。

  せっかく収穫された人参ですが、あまりに出来が良くないので、を野菜セットに入れるのをやめてしまおうとも思いました。でも、人参はよく使われる食材ですし、特に今の時期はスーパーなどで売られている人参の値段がとても高いので、きっと、野菜セットに人参が入っていれば喜んでくださる方も多いと思い直し、人参を野菜セットに加えています。色が薄かったり形が悪かったり、違和感のある人参も混ぜておりますが、ご容赦ください。

  今回お届けしている人参は、7月の上旬に種を播いて育てたものです。その後8月の中旬まで、日をずらしながら、何回にも分けて人参の種を播いてきました。この先に収穫時期を迎えてゆく後続の人参が良い状態で収穫されてゆくことを期待したいと思います。

  人参だけではなく、長ネギも不調です。苗を畑に植えさえすれば、あとは自分の力ですくすくと生育してくれていた長ネギですが、今年は病気が発生してしまい、多くの長ネギが畑から姿を消してしまいました。こんなことは初めてです。

  また、去年までは10月に入ったら玉レタスやサニーレタスなどのレタス類が収穫の盛りを迎えていましたが、この秋作では、まともに収穫できるレタス類はサンチュのみで、他のレタス類の生育は不調で、収穫できそうもありません。さらに、大根もカブも白菜も害虫に食べつくされて、これらの作物もしばらくの間、まともに収穫できそうもありません。

  これまでの秋作ではしっかりと作物を育てられていたのに、なぜ今年の秋作はここまで先の見通しが見えない状況にまで陥ってしまったのか?その検証は後ほどじっくりと行うとして、今は、かつてない厳しい状況をどう切り抜けるか、対策を練ることが先決です。

  小林農場では現在、たくさんの葉物野菜の種を畑に播いて、播いて、播きまくっています。これらは、年を越す前には収穫時期を迎え、冬の間ずっと、収穫されてゆく予定です。

  私が播いているのは、今の農場に流れている悪い雰囲気を断ち切るための「希望の種」です。10月に入ると降り注ぐ日の光も和らいで土は湿り気を保ち、畑に播かれた種は発芽しやすくなります。害虫の勢いも収まってゆき、葉物野菜の栽培がしやすくなります。今は散々な光景になってしまった小林農場の畑を、冬には葉物野菜で緑に染めてみせましょう。

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追記 (12月20日記入)

  遅く種まきされた人参は順調に育ったので、現在は良質の人参をたくさん野菜セットに入れることができています。

  葉物野菜も順調に育ち、不作だった他の作物の穴をしっかりと埋めてくれています。現在の野菜セットは、葉物野菜の割合が少し高いです。

  白菜、大根などは不作で収量が少なかったです。特に毎年好評をいただいてきた長ネギが不作でなかなか十分な量をお届けできないのは、歯ぎしりしたくなるほど無念です。

地元で頑張っている作物を応援  平成28年10月6日

地元で頑張っている作物を応援  平成28年10月6日

秋の夜長、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  クウシンサイは東南アジアの熱帯地域が原産で、古くから沖縄で栽培されてきました。モロヘイヤと同じように真夏の暑さの中でも葉をしおらせてしまうことなく生育し、モロヘイヤと違って秋に入っても収穫できて、農家にとっては頼りになる葉物野菜です。

地を這うように茎と葉を伸ばして辺りの地面を茎葉で覆ってゆく姿は、生命力あふれる雑草の姿に似ています。伸びた茎葉を摘んで収穫してゆくのですが、その後すぐに新芽を生やして新たに茎葉を伸ばしてゆくので、繰り返し収穫してゆくことができます。

とても栽培しやすい作物ではありますが、一般的に料理の食材としては馴染みのない葉物野菜だと思います。私自身もこの葉物野菜をどのようにしたらおいしく食べられるのか、研究中です。この秋はクウシンサイをできるだけ毎日、料理するようにしてきました。  

クウシンサイは油との相性が良いので炒め物にすると良いと料理本には書いてありますが、私は最近、おひたしにして食べることが好きになりました。ゆでるとモロヘイヤのような粘り気が目立つようになり、おもしろい食感のおひたしとなります。 

クウシンサイの上部は葉、下部は茎ですが、それぞれ火の通り方が違い、最初に葉と茎を切り分けて別々に料理すると扱いやすいです。茎は少し固くてコリコリとした食感ですが、できるだけ細かく切ってから炒めたほうがこの食感をもっと楽しめると思いました。 

  クウシンサイを食べやすいように料理しようといろいろと試みてきましたが、やはりほうれん草などの今まで食べ慣れてきた葉物野菜の食べやすさにはかないませんでした。しかし、夏野菜が次々と姿を消し、ほうれん草などの秋野菜がまだ収穫時期を迎えず、出荷できる野菜が減って心細くなる9月に、クウシンサイだけは力強く葉を茂らせ、農場にたくさんの収穫をもたらしてくれました。その姿には、私もずいぶん元気づけられました。

  「スーパーで買い物すると同じ野菜ばかり買ってしまうけれども、野菜セットには今まであまり料理したことない野菜も入っていて、料理する野菜の種類が増えました」という声をみなさんよりいただくことがあります。スーパーでは一般家庭でお馴染みの人気野菜が全国から取り寄せられて、どの季節にも販売されています。いっぽうで、小林農場の野菜セットの中には、地元の風土に適して元気に生育するのだけれど、一般的にあまり知られていない作物も混ざっています。それらの「知られざる地元野菜」を皆さんにご紹介してゆくことに、野菜セットの価値があると思います。

  温暖で雨の多い日本列島では、温暖湿潤を好む稲がよく生育します。だからお米が日本の食生活の中心となり、何枚もの田んぼが並ぶ田園風景が日本人の原風景となりました。その地域の気候に適した作物が、その民族の風習や文化の礎を作ることもあります。自分の地域で元気に育つ作物を日常的に食べ続けてゆくようにすると、個性のある地域特有の食文化を新たに創造してゆけるかもしれません。

2016年12月20日 (火)

平成28年12月16日、19日、20日の野菜セット(京菜について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、聖護院大根、カブ、サトイモ、カボチャ、白菜、ほうれん草、油菜、みぶ菜、京菜

Dscf3081左の写真の葉物野菜は京菜です。水菜の一種です。あまり一般的に知られていない葉物野菜かもしれませんが、他の葉物野菜と比べて茎に幅と厚みがあり、葉もしっかりしているのが特徴です。

太い茎葉は煮込んでも煮崩れしにくく、鍋料理がよく食べられる寒い季節には、京菜も鍋の具として利用できます。今年は白菜や長ネギなど、鍋料理に利用したい野菜がことごとく不作でしたので、京菜を栽培してみました。

写真の京菜は、一株です。このように、京菜は成長すると、茎葉が大きく育ちます。できるだけ茎葉が立派に太って大きくなれるように苗から育てて、間隔を十分に確保しながら苗を畑に植えて育ててみました。

P52311551_2ちなみに、左の写真は水菜。京菜と同じ種類の葉物野菜で、私は今まで、水菜と京菜は全く同じ葉物野菜だと思っていました。でも、写真を見比べてみると、葉の形はそっくりですが、風貌が全く違います。

水菜は茎葉が細くて柔らかくて、煮込むよりもサラダなどで食べられ、食べ方も京菜とは違います。この冬は水菜も京菜も栽培しているので、例年よりももっと、葉物野菜のいろんな顔を楽しめるかと思います。

2016年12月14日 (水)

平成28年12月12日、13日の野菜セット(柔軟な個別対応について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、聖護院大根、カブ、紫首カブ、サトイモ、ヤーコン、白菜、ほうれん草、油菜、水菜

野菜セットの内容とその量は、畑の状況に従って、小林が決めています。

同じ種類の量をたくさんセットに入れすぎると食べきれなくなって困る方々もいらっしゃるので、種類数は多く保ちながら、一つ一つの種類は多すぎないように気をつけてきました。

いっぽうで、その量では物足りなく感じる方々もいらっしゃいます。最近、野菜セットに入れた長ネギや白菜は、家族で鍋を楽しむなら、少なすぎて扱いにくい量かもしれません。

どのご家庭にも、それぞれの事情や好みがあります。小林農場では、みなさんからいただいたご要望に、できるだけお応えしてきました。

「ハヤトウリは苦手なのでセットに入れないで。その代り人参が好きなので人参の量を増やして」

「親戚からジャガイモをたくさんいただいたので、ジャガイモはいらないから他の野菜の量を増やして」

「カボチャが大好物なので、他の野菜を減らしていいからカボチャの量を増やして」

など、今までにさまざまなご要望をいただいております。

数百世帯、数千世帯に野菜セットを販売していたらこのようなご要望に個別にお応えしてゆくことは難しいでしょうが、小林農場のように、わずか数十世帯に野菜セットを販売しているような小さな規模なら、小回りを利かせて柔軟に個別対応をしてゆくことができます。

畑の状況次第ではご要望にお応えできないこともありますが、可能なかぎり皆さんのご要望にお応えして、皆さんにとっての、より受け取りやすい野菜セットにしてゆきたいと思います。

遠慮は無用です。ご要望のある方は、小林農場にご連絡ください。

2016年12月10日 (土)

平成28年12月9日の野菜セット(今後の出荷野菜の入れ替わりについて)

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、聖護院大根、カブ、紫首カブ、ヤーコン、ハヤトウリ、キャベツ、白菜、ほうれん草、油菜、水菜

ハヤトウリが今回で最後の出荷となりました。

収穫してから2か月間ほど貯蔵しながら出荷してきましたが、外皮に傷みが目立つようになってきて、商品として販売しにくくなりました。まだ食べられるので、傷んだ部分を切り落としながら、しばらく我が家の食卓で漬け物にして食べたいと思います。

玉ねぎも、内部からどんどん芽が発芽して、食用に向かなくなってきています。年を越す前に出荷が終了するでしょう。

今まで出荷してきた野菜が消えてゆくいっぽうで、今まで出荷せずに温存してきた白菜を、今回初めて野菜セットに入れました。来週から、やはり今まで温存してきた里芋が野菜セットに登場することになると思います。

長ネギは不作のため収穫できる量が少なく、今回は出荷をお休みしました。カボチャの在庫量もそんなに多くないので、今回は出荷をお休み。これらの野菜は冬の間も貯蔵して出荷できるので、すぐに全てを出荷したりせず、温存しながら少しずつ出荷しています。

全般的に不作で、蓄えの少ないこの冬。本格的に冬を迎えた後も、野菜セットの中の野菜の種類が極端に減ってしまわないように、少ない蓄えをうまくやりくりして、不作を感じさせない豊富な内容の野菜セットを持続的にお届けしていければよいと思います。

Dscf3071今回のセットでは、ヤーコンも初登場。Dscf3076_2


サツマイモに似た形で、中身は梨のように歯応えがシャキシャキしていて甘いです。オリゴ糖の塊のようなイモで、知られざる健康根菜です。

どの作物も不作、不作、不作・・・と続いた後に、ヤーコンだけが、スコップを入れて掘り出してみたら、一株からたっぷりと太ったイモが何個も収穫できました。久しぶりに元気に実った作物に出会えたようで、私の気分が突発的にパッと明るくなりました。

今年は自分が食べる分だけしかヤーコンを栽培しませんでしたので、そんなにたくさん出荷できません。でも、今年の収穫を経て、私の中ではヤーコンの好感度はかなり上がったので、来年はもっと多くヤーコンを栽培してみたいと思います。冬の貴重な貯蔵作物として扱いたいと思います。

種代がもう少し安ければ、さらにもっとたくさん栽培してもよいのだけれども。

2016年12月 7日 (水)

平成28年12月5日、6日の野菜セット(冬のカブについて)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、聖護院大根、カブ、紫首カブ、カボチャ、ハヤトウリ、長ネギ、キャベツ、ほうれん草、小松菜、京菜、みぶ菜

Dscf3067_210月3日に種まきして現在収穫しているカブ。品種は「絹はだ(ウタネ交配)」。

カブはたいてい9月までに種まきをすませます。しかし、今年の9月は雨が多くて畑が乾かずに種まきができず、種まきが10月にもつれこみました。

あまり種まきが遅れてしまうと、根がちゃんと肥大する前に寒さが厳しくなって生育は止まってしまい、収穫までたどりつかなくなってしまう場合もあります。今年は初めて10月に入ってからカブの種まきしましたが、写真のとおり、なんとか無事に収穫できています。

8月から9月上旬に種まきしたカブは害虫の食害を受けて、ほとんど収穫できませんでした。同じ畑で10月に種まきして育てたカブは、ほとんど害虫の被害を受けませんでした。葉もほとんど虫食われ穴が見当たらずにきれいで、根だけでなく、葉もつけて出荷できます。

カブはけっこう遅い時期に種まきしても無事に生育できそうです。遅ければ遅いほど、気温が下がって害虫の活動もおさまって、虫害にあいにくいです。

冬に出荷するカブは、9月のお彼岸がすぎるのを待ってから種まきするようにしています。

Dscf3070上部が紫色をした「紫首カブ」。小さいうちから収穫して出荷していますが、使用方法は二十日大根と同じように、スライスしてサラダにして生食してもおいしいですし、酢漬けにすれば紫色がきれいに発色します。私は丸ごと煮て味噌汁の具にしたりしています。

一般的な白いカブよりも食感はもっちりとしています。食べ比べるとおもしろいと思います。

2016年12月 3日 (土)

平成28年12月2日の野菜セット(冬の大根について)

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、聖護院大根、カブ、紫首カブ、カボチャ、ハヤトウリ、長ネギ、キャベツ、ほうれん草、小松菜、みぶ菜

寒さが厳しくなってきたので、畑の大根は全部引き抜いて、深く掘った溝に埋めて、その上に土をたっぷりかぶせて防寒しました。

埋めこんだ大根の数を数えてみると

  青首大根  120本

  規格外の小さな青首大根 110本

  聖護院大根  50本

  規格外の小さな聖護院大根  40本

  赤大根  20本

  規格外の小さな赤大根 20本

去年の同じくらいの時期には、立派な大きさに生育した青首大根を300本、聖護院大根を250本、埋め込むこができましたが、それと比べると、今年に埋め込むことができた本数はとても少なかったです。しかも、規格外の小さな大根が多かったです。この秋はどの作物も不作でしたが、大根も例外ではありませんでした。

この少ない本数の大根をなんとか3月上旬まで野菜セットに入れられれればよいと思います。大事に防寒して貯蔵してゆきたいと思います。規格外の小さな大根もおいしく食べられるので、大事に出荷してゆきたいと思います。

Dscf3062聖護院大根。大きなカブのような丸い形の大根。京都生まれの京野菜です。肉質はち密で火を通すと食感がトロリとなる傾向があり、おでんのネタなどにしても良いと思います。

去年は長く貯蔵していたら、聖護院大根の中身がスが入ったようにスカスカになってしまいました。今年は青首大根よりも先に聖護院大根から出荷して、早めにみなさんに食べていただこうと思います。

Dscf3059深い溝に埋め込まれてゆく大根の様子。大根の葉を切り落として上下を逆さにして置くと、長期間鮮度を保てるという話を聞いて、試しに一部の大根はそのように置いてみました。

通常は葉をつけたまま、逆さにせずにそのまま大根を溝に埋め込んでいます。どんなふうにすれば大根を良い状態で貯蔵できるのか、いろいろと比較して試しています。

 

2016年12月 1日 (木)

食べ物を大切にいただくということ  平成28年9月22日

食べ物を大切にいただくということ  平成28年9月22日

涼風の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  人参の芽は、発芽してから最初の頃は、葉と葉が触れ合うくらいに込み入っているほうが順調に生育します。それから、一つ一つの根を十分に肥大させていくために、葉が茂っている部分を間引いて、風通しを良くしてゆきます。間引かれた人参の葉は、そのまま畑に捨ててしまわずに持ち帰れば、スープの香り付けやかき揚げの食材などに利用できます。

大根も根だけではなく葉の部分もおいしく食べられるので、小林農場では葉を切り捨てずにそのまま大根を出荷することが多いです。「一物全体食」といって、葉も根も、収穫されたもの全部食べきることは、栄養がバランス良く摂れて健康に良い食べ方とされています。人参や大根などの根菜類は外皮の周辺にも栄養がたくさん含まれているので、私は外皮を切り除くことはせず、そのままいっしょに料理しています。

改めて私たちの食生活を見直してみると、せっかくおいしく食べられるのに捨ててしまっている部分もあると思います。もったいないです。

収穫した作物の中には見た目が悪くて出荷しにくい野菜もあります。農家はできるだけそれらの野菜を捨てずに、自分たちの食事の食材にまわして使い切るように心がけています。ただ、夏野菜などの収穫最盛期の頃は毎日、食べきれないほど収穫されることもあります。ある農家が、数日前に収穫された古い収穫物を大事に保持していたら、せっかく収穫したばかりの新鮮な収穫物を食べきれなくなってしまったとおっしゃっていました。食べきれない古物は捨てないと、新鮮な収穫物を無駄にしてしまって、逆にもったいないです。

人参や大根とは違い、ゴボウの場合はどうしても外皮は食感が悪いので、たわしでこすって外皮を少し落としてから料理します。ジャガイモは、収穫されたばかりの頃は外皮も薄くて食べやすいですが、収穫後、長期間貯蔵していると外皮は固くなるので、長く貯蔵しているジャガイモを料理する時は皮を切り除いています。

小林農場の人参畑でも人参の葉がずいぶん大きくなってきて、茎の部分は筋っぽくなって食感は固くなってきました。今まで人参の葉を少しずつ収穫して出荷してきましたが、これ以上長く葉が込み合っている状態のままにしていると人参のその後の生育にも良くありませんので、間もなくいっせいに間引きたいと思います。一度にたくさん間引かれた葉は出荷しきれないだろうから畑に捨てなくてはいけませんが。

  畑で野菜を収穫して出荷する時、または、台所で野菜を料理するときに、野菜全体を無駄なく食べきるよう努めながら、同時に、よりおいしく食べられるようにおいしくない部分を除くようにも努めています。できるだけ無駄に捨てたりせず、なおかつおいしく食べられるようにするにはどうすればよいのか。日々、そんなことを考えながら食材と向き合うことが、食べ物を大切にいただくということなのだと思います。

「もったいない」と「断捨離」   平成28年9月29日

「もったいない」と「断捨離」   平成28年9月29日

みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  畑仕事に欠かせない農業用機械は、新品を買うと高価ですが、一度捨てられた中古品なら安い値段で手に入れられます。小林農場でもそのような中古品を使用しています。でも中古品はやはり壊れやすく、修理費にお金がかかることもあります。

私が何度もお世話になっている近所の機械整備屋さんでは、廃品となった機械を分解して、それらを創意工夫して機械修理の材料として利用しています。新品の部品を取り寄せなくてすむので、できるだけ修理費を安くして修理してくださいます。近くにこのような整備屋さんがいてくれると、安心して中古の機械を購入して使用できます。

その整備屋さんの敷地には、あちらこちらから回収された機械や自動車の廃品が並べられています。一見すると「ゴミ捨て場」ですが、ここに整備屋さんが商売道具として利用できる「宝物」がたくさん埋もれています。壊れた物を簡単に捨てずに大事に保管していればいずれそれらが役に立つと、整備屋さんよりよくご忠告をいただきます。

「もったいない」という日本語が世界でも知られるようになっているらしいです。簡単に物を捨てたりせずに有効に使い切るという考え方は、世界中で共感されるようです。

ただ、捨てられた物を蘇生させる高度な技術力がなければ、ゴミはいつまで経ってもゴミのままです。「宝物」に変えることのできないゴミを「もったいない」と思って捨てずにいると、本当に自分の敷地内は足の踏み場のないゴミ屋敷と化していくでしょう。

最近は「断捨離」というヨーガの考え方から生まれた造語が日常的に使われるようになりました。所有している物が多すぎるとその管理に追われ、敷地は物で溢れて散らかりやすくなり、仕事の効率が悪くなり、生活も乱れてゆきます。所有している物を減らせば散らからなくてすむし、よって、心身の負担も軽くなります。

所有者に使われるあてもないまま放置されていては、物もかわいそうです。小林農場では農閑期に「断捨離祭り」を開催して、壊れて修理できる見通しもないのに捨てずに置いてあるものなど、使うあてのない物を農場の外へと「卒業」させてあげたいと思います。

自分が無理なく所有できる物の量は、自分の技術力によって決まると思います。小林農場には壊れた機械や道具を修理して蘇生させる技術はありませんが、農産物の生産過程で排出される米ぬかやモミガラなどの有機物を堆肥の材料として蘇生させる技術ならあります。小林農場の敷地内では、近所から排出された有機物がたくさん積まれていますが、私にとってこれらはただの排出物ではなく宝であり、畑仕事で有効に利用しています。

せっかく他所から排出された有機物をいただいても、その置き場所の確保に困ることもあります。自分が必要としている物を大事に保持するためにも、必要でない物を農場の外へと放出して空間を作ることが重要です。何が自分に必要で何が必要でないのか。どんな物なら自分には管理ができるのか、できないのか。常に取捨選択を意識して行動していると、自分の身の丈を再確認できて、身の丈に合った量を所有できるようになります。

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