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2016年11月17日 (木)

お日様に答えを求めたやり方  平成28年9月1日

お日様に答えを求めたやり方  平成28年9月1日

朝夕の風に秋の気配が感じられるようになりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  毎年6月になると玉ねぎを畑からいっせいに収穫して、その後は風通しの良い日陰で長期間、貯蔵しています。今年は貯蔵中に傷んでしまう玉ねぎが多く見られ、一度全部の玉ねぎを点検しましたが、傷んでしまった玉ねぎがどっさりと取り除かれました。

  野菜セットに玉ねぎを入れる直前にも、玉ねぎを一つ一つ手に取って点検していますが、それでももし、お届けした玉ねぎに傷んでいる箇所がありましたら、お手数ですが、その部分を切り除いてお使いください。そこだけ除けば、他の部分はおいしく食べられます。

  玉ねぎやジャガイモを良い状態で長期保存するには、収穫後にしっかりと乾燥させることが肝心です。今年は、だいたいの玉ねぎは梅雨の始まる前の畑が乾燥していた頃に収穫すませていたのですが、1部分の玉ねぎは、梅雨が始まって雨で畑が湿った後に収穫しました。今回傷んでしまった玉ねぎの多くが、梅雨の頃に収穫されたものでした。

  玉ねぎを収穫した直後は、日陰で長期貯蔵をする前に、ハウスの中に転がして数日間、日に当てて乾かすようにしています。今年は仕事の都合で日干しを十分にできなかったので、良い状態で保存できるかどうか気にはしていましたが、その心配が的中しました。

  ジャガイモも玉ねぎと同様、収穫後にしっかりと乾燥すれば長期保存ができますが、これもちょうど梅雨の頃に収穫時期を迎えます。以前に、太陽がなかなか顔を出さない梅雨にジャガイモを収穫したら、しっかりと乾かすことができぬまま貯蔵室に移してイモを貯蔵することになり、多くのイモが貯蔵中に傷んでしまったことがありました。大量廃棄することになり、無念のあまり、気持ちが折れました。それ以来、ジャガイモは主に、梅雨が明けて力強い日光が降り注ぎ、辺りが乾燥するのを待ってから収穫するようにしています。

収穫時期を迎えた後に土の中に残したままでいると傷んでしまうイモも発生するため、他の農家は梅雨の時期でもできるだけすぐにイモを掘り出し、扇風機などを使って強制的に乾燥させたりします。また、直射日光を浴びていると作物が傷んでしまう場合もあるので、ジャガイモを長時間直射日光にさらすことを嫌う農家も多いです。

だから「梅雨明けを待ってから収穫して、たっぷりと直射日光を浴びせて乾燥させる」と他の農家の方に自分のやり方を話すと、怪訝な顔を返されることが多いです。農場が違えば、当然、仕事のやり方も違ってきます。他の農家の方々のやり方も参考にしていますが、最終的には実際に畑で自分が見たこと、経験したことに基づいて、作物の管理方法を決めています。

私の経験から、玉ねぎやジャガイモには、日の当たらない場所で長期保存する前に、必ずお日様の光を十分に浴びせて乾かしておく作業が欠かせないという結論にいたりました。万物を乾かすのには、お日様の光にかなうものはありません。この偉大な光が、私達に長期間の食料の蓄えをもたらし、そして、安心立命をもたらしてくれます。

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