平成28年11月14日、15日の野菜セット(人参・小泉冬越し五寸について)
今回の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、玉ねぎ、人参、大根、カブ、長ネギ、ハヤトウリ、小松菜、からし菜、人参の葉、紫首カブまたは二十日大根、サツマイモまたはカボチャ、水菜または春菊、サンチュまたはニラ
現在の小林農場の人参の主力品種「小泉冬越し五寸」。耐寒性があり、現在収穫時期を迎えているこの品種の人参が、来春の3月まで収穫・出荷されてゆくこことになります。
この品種の人参の色が、少し薄いと感じられる方もいるかもしれません。種まきが遅れると着色しにくくなる品種らしいので、遅い時期に人参の種をたくさん播く傾向がある小林農場では、収穫された人参の色も薄くなってしまう傾向があるのかもしれません。
秋作の人参の種まきは、だいたい、7月上旬から8月中旬の間に行われます。あまり早く種を播いても、冬が来る前に人参は大きくなりすぎて割れてしまったりして、品質が落ちます。現在収穫されている人参は、8月3日に種まきして育てました。出荷するにはちょうど良い大きさになっています。
冬に出荷する人参は、7月の終わりから8月の中旬の間に種まきすると良いように思いました。7月中に種まきした人参は、冬が来るまでに収穫すると良さそうです。
人参の色が濃くても薄くても、その中身の味にはあまり関係がないようです。小林農場の人参の色は薄いですが、「とてもおいしい」と複数の方々より好評をいただいております。農薬や化学肥料の使用をやめただけでも作物の味は向上する傾向があるようですが、特に無農薬栽培の人参は、その味の向上がはっきりとわかりやすいと言われています。
小泉冬越し五寸は、食べると人参の香りが口の中にとても広がる、私の好みの品種です。私のお気に入りの品種を野菜セットに入れられるのは、楽しいものです。
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