栽培暦 平成28年10月9日~10月15日(冬の葉物野菜について)
この週に行った仕事です。
収穫・出荷 整理整頓 育苗 播種(春キャベツ、葉物野菜など) 虫捕り 除草、間引き(大根、カブなど) 定植(京菜、株ネギなど) 玉ねぎ苗の除草 追肥(大根など) 稲刈りに参加
ほうれん草、小松菜、油菜、水菜、壬生菜、かき菜、チヂミ菜、京菜、ターサイ・・・・。今まで小林農場が冬に収穫してきた葉物野菜です。
真冬の身も凍るような寒さの中でも霜枯れすることのない耐寒性のある葉物野菜の種類は、けっこう多いです。気温が低くて害虫が眠っている冬こそ、葉物野菜栽培の旬だと思っています。
冬を越して3月になると、葉物野菜は次々とつぼみをつけ始め、葉は筋っぽくなって苦くなります。こうなると葉の部分は食べられなくなりますが、つぼみの部分は「菜の花」としておいしく食べられます。
3月、4月は1年で最も収穫できる野菜の種類が減る端境期(はざかいき)ですが、「菜の花」にとっては旬で、たくさん収穫できます。需要がとても高い人気作物でもあり、直売所にたくさん持っていっても売れ残ることがなく、端境期の農場の生計を少しでも支えてくれます。
今年初めて栽培している「しろ菜」。他の葉物野菜は3月になるとつぼみをつけて葉は食べられなくなりますが、この「しろ菜」は4月になってもつぼみをつけず、長い期間、葉をおいしく食べられるらしいです。注目です。
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