平成28年10月28日の野菜セット(末成りのカボチャについて)
今回の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、玉ねぎ、人参、長ネギ、かぶ、二十日大根、ナス、ピーマン、カボチャ、ハヤトウリ、サニーレタス、大根の葉、小松菜または油菜またはカブの葉またはチンゲンサイ
「最近の野菜セットに入っているカボチャを料理してみたら、水っぽかった。」というご意見を複数の方々よりいただきました。
カボチャの樹の生育末期に、ツルの先のほうで遅れてカボチャの実がなることがあります。その実は小さく、一般的に「末成り(うらなり)」と呼ばれています。
大きなカボチャも小さなカボチャも全部、畑から収穫しましたが、大きなカボチャをだいたい出荷して残りも少なくなり、現在は小さなカボチャも出荷しています。小さなカボチャは「末成り」の可能性が高いです。
末成りのカボチャもまずいものではありませんが、やはり、本来の味ではありません。小林農場で作っているカボチャは本来はホクホクとする食感なのですが、末成りのカボチャは、食感が水っぽくなるようです。
カボチャはホクホクとした食感のものが好まれやすいです。末成りでは好まれにくいでしょう。
カボチャは人気の高い作物なので、野菜セットに良質のカボチャを選んで入れただけでも、野菜セット全体の印象が良くなるような気がいたします。野菜セットに入れるカボチャは、やはり最もおいしいカボチャを入れたいものです。
末成りだと思われる小さなカボチャは、本当に他に出荷できる野菜がなくなった時にだけに出荷したいと思います。今後の野菜セットはしばらく、カボチャの代わりにサツマイモが入ることが多くなると思います。
白カボチャ。その肉質は粉質のホクホク感。私のお気に入りであり、たくさんの方々より好評をいただいております。
12月末頃から熟成されて甘くなり、おいしく食べられるようになります。冬の野菜セットで白カボチャが活躍してくれることでしょう。
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