平成28年9月16日の野菜セット(出荷作業の心得について)
9月16日の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、玉ねぎ、ナス、キュウリ、ピーマン、カボチャ、オクラ、ゴーヤ、赤ピーマン、米ナス、ミニトマト、サヤインゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ
収穫したナスやピーマンやキュウリを、箱詰めする前に簡単に選別して、見栄えが良くておいしそうな物を選んで野菜セットの中に入れています。今回の野菜セットでは小さくてあまり見栄えの良くないナスやピーマンしか野菜セットに入れられず、なんだかさみしい印象のセット内容となりましたので、今まで貯蔵して温存してきたカボチャを、ようやく出荷してみました。
カボチャは、食べきりやすい大きさに切り分けて野菜セットに入れています。できるだけもちを良くするため、種とワタの部分を取り除いてから袋に密封してお届けしています。
どの野菜も、皆さんが野菜セットを受け取った後にすぐに箱から冷蔵庫に移しやすいように、袋に詰めてお届けしています。できるだけ皆さんが受け取りやすいように、丁寧な出荷を心がけています。
私が農業研修生として農家の方のもとで農業研修を受けていた頃、出荷作業では丁寧であることはもちろん、「速さ」も求められました。丁寧に出荷しようとしてあまり時間をかけていると、「丁寧にやりすぎないように」と注意をいただくこともありました。
皆さんに良質な作物をお届けしてゆくためには、畑仕事に時間をかけなくてはいけません。そのため、出荷作業にかける時間をどれだけ短くできるかが重要になります。
以前は私は、野菜セットの配送日の前日から配送の準備を始めていましたが、現在は配送日の前日もしっかりと畑仕事に時間を費やし、配送日当日に、収穫・箱詰め・配送を全部、すますようにしています。
仕事が丁寧であっても、時間がかかりすぎていては、けっきょく最後になると時間に余裕がなくなり、仕事が雑になります。皆さんのお宅に野菜セットをお届けする時間も遅くなります。「丁寧」と「速い」を相反させずにうまくかみ合わせてゆくことがプロと呼ばれる人々の仕事ぶりなのだと、出荷作業をしていると思います。
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