参議院選挙前夜 選挙の投票率はどれだけ上がるのか?
明日、7月10日の日曜日は参議院選挙の投票日です。
5年前の福島第一原発事故では、福島や東北・関東地方の農家は酷い目にあいました。日本の将来を考えれば原発をなくしたほうがよいと思いますので、私は「脱原発」を明言している候補者に1票を投じたいと思います。
個人が一生懸命にインターネット上で脱原発を訴えたり、集団で「原発反対」のデモを行っているだけでは、脱原発は実現されないでしょう。選挙で脱原発を訴えている候補者に1票を投じて脱原発を実行してくれる国会議員の数を少しでも増やしていく以外に、脱原発を実現してゆくための有効な手段はありません。脱原発を切望する一般庶民にとっては、選挙権は唯一の有効な武器であり、この武器を使わない手はないでしょう。
原発を必要としているのは原発利権の恩恵を受けている政治家たちだけで、一般庶民には原発は必要ありません。現在は九州地方以外は原発が再稼働されていなく、それでも国民は不自由なく暮らしています。
原発事故は自国を滅ぼし、他国にまで被害を及ぼすものすごい破壊力があります。選挙では経済対策や社会保障に注目が集まりますが、どんなに経済が好調ですばらしい社会保障が構築されたとしても、原発事故が起きればそんなものは全部吹き飛ばされて無になるでしょう。選挙戦では安全保障も注目されていますが、もし政治家が国民の安全を真剣に考えるのであれば、まずは国民の命を危険にさらしている原発を取り除くことを一番最初にやらなければおかしいです。
日本の将来を真剣に考えて原発が必要だと思って原発を推進している政党に1票を投じるのであれば、それはそれでよいと思います。なぜ原発が必要だと思うのか、その方の意見をじっくりお聞きできればと思います。まったく政治に関心のなく選挙にも参加しない人とは何をお話しすればよいのかわかりませんが、日本の将来を真剣に考えている者同士なら、たとえ原発に対する意見が違っても、心を通わせ合える部分はあると思います。
どれだけの日本人が原発や政治のことを真剣に考えて、選挙にちゃんと参加するのか。今回の選挙では、もちろんどの候補者が選ばれるのかはとても気になりますが、それ以上に私は、選挙の投票率に注目したいと思います。
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