小満・ジャガイモの花が咲く頃
五月晴れの爽やかな日が続く頃、ジャガイモの花が見頃を迎えます。
ジャガイモも花を咲かせることを、みなさんはご存じでしたでしょうか?ジャガイモの原産地のアンデス山脈からコロンブスがアメリカ大陸にたどり着いた後にヨーロッパへとジャガイモが渡りましたが、その当時はイモを食用として育てられることはなく、花を楽しむ観賞用の植物として育てられていたようです。時のフランス王妃・マリーアントワネットも、ジャガイモの花を胸飾りにしていたとか。ジャガイモが日本へ渡った頃にはすでに、ジャガイモは食用作物として栽培されるようになっていました。
品種によって花の色が違います。
ジャガイモはナスやトマトと同じ「ナス科」の作物です。野菜の姿は全く違いますが、ジャガイモの花とナスの花はとてもよく似ていて、やはり同じ仲間の作物であることがわかります。ジャガイモの花はやがて果実となりますが、その果実も小さくて丸い球形で、ミニトマトにそっくり(でも果実には毒素があるので、食べない方が良いです)。
« 平成28年 夏野菜の苗 | トップページ | 小林農場の出番 平成28年3月31日 »
「歳時記」カテゴリの記事
- 令和6年1月以降に新たに公開される記事(2024.01.03)
- 「五十節」の第五十節目 「日、短く 人間、弱る」 ~12月20日から12月22日頃まで~(2023.12.22)
- 「五十節」の第四十九節目 「セキレイが 姿を見せる」 ~12月13日から12月20日頃まで~(2023.12.21)
- 「五十節」の第四十八節目 「コブシの葉 落ちては積もる」 ~12月5日から12月13日頃まで~(2023.12.16)
- 「五十節」の第四十七節目 「虫の声 消えて静寂」 ~11月27日から12月5日頃まで~(2023.12.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント