6月7日の野菜セット
6月7日の野菜セットの内容です。
玉ねぎ、大根、小カブ、紫首カブ、コールラビ、キャベツ、白菜、ブロッコリー、サニーレタス、シュンギク、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメ、ニラ
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今年の春野菜は、あまり堆肥も与えずほとんど放置されていた「新畑」の奥のほうで初めて栽培してみた。肥料を好み肥沃な土でなければ健全に育つことのできないキャベツ、ブロッコリー、白菜などのアブラナ科の作物は、なかなか順調に生育してくれず、6月に入っても収穫時期を迎えていないものが多い。このまま収穫まで至らない作物もあるだろう。今年の春野菜は不作だ。
去年の春は「下畑」で春野菜を栽培。この畑では30年間ほど堆肥を与え続けて土作りされていて、去年は私が特に何もしなくてもキャベツやブロッコリーが良く収穫され、豊作だった。ちゃんと土作りをしてきた畑とそうでない畑とは、作物の生育もずいぶん違う。
いっぽうでレタスなどのキク科の作物は、毎年、どんな条件の土でも順調に育ってくれている。「肥沃な土でないと育たない作物」と「どんな条件でも生育してゆくことのできる作物」が私の頭の中ではっきりと分類されてきている。
入手できる堆肥の量にも限りがある。広い畑の隅から隅まで全部を肥沃地にしてゆけるほどの堆肥の量を確保してゆくのは難しい。畑を「肥沃地区」と「その他の地区」に分けて、「肥沃地区」のみに集中的に堆肥をまき続けて地力を上げてゆき、そこにキャベツなどの作物を育てよう。「その他の地区」は堆肥をまく以外のやり方で地力を保つ方法を考えて、レタスのようなどんな土でも育つことができる作物を栽培しよう。
キャベツもまともに育つことができるくらいに肥沃な土を作ることは必ず必要だが、農場の畑を全部、「肥沃地区」にする必要はない。とても肥沃な土をむしろ苦手とする作物もある。それぞれの作物の性格を見極めて、適地に作付けしてゆきたい。
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