5月24日の野菜セット(豆類の作物の品種の育成について)
5月24日の野菜セットの内容です。
玉ねぎ、小カブ、紫首カブ、二十日大根、キャベツ、レタス、サニーレタス、シュンギク、水菜、山東菜、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメ、ニラ
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5月23日撮影。収穫時期を迎えたソラマメ。去年の春、農場の畑で育てたソラマメより採種して、その種を去年の秋に播いて育てた。元の品種は「早生そら豆(トーホク育成)」だったと思うけれども、それが小林農場によって育成された品種として生まれ変わった。新たな品種名を「天空白羅(てんくうしらら)」と命名した。
よくソラマメの種まきでは発芽に失敗してしまうことが多かったが、この品種は発芽率が良くて育てやすかった。豆の大きさは少し小さく、大きな豆を望む方々には物足りないかも。今後、大きな豆を実らせている株から採種してその種を次年度に播けば、大きな豆をつけてくれる株を増やしてゆくことができると思う。
5月23日撮影。キヌサヤエンドウ。ソラマメと同様、去年育てたキヌサヤエンドウより採種した種より栽培した。元の品種は「早生赤花絹えんどう(トーホク育成)」だったと思うけれど、小林農場が育成した品種に生まれ変わり、新たな品種名を「風谷梨花(かざたになしか)」と命名。
上の写真は、収穫しないで採種のためにそのまま残しているサヤ。中身の種がすでに膨らんできている。6月中にサヤの中で種が実り、採種される。
今年はさらに、サヤインゲンも採種して、その品種を育成してゆこうと思う。他の作物と比べて、豆類の自家採種は簡単だと思う。私のように自家採種に慣れていない人が自家採種を始めたいと思ったとき、豆類の自家採種から始めるとよいと思う。
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