2月22日の野菜セット
2月22日の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、人参、青首大根、聖護院大根、カブ、里芋、長ネギ、白カボチャ、ほうれん草、油菜、小松菜、水菜
日中の日差しに暖かさが増し、春が近づいて来ているように感じます。気候が冬から春へと暖かくなるにつれて、出荷できる野菜の量は増えてゆくのではなく、減ってゆきます。気温が低かった時は土の中に埋めて貯蔵できた大根や人参などの野菜は、気温が上がると貯蔵が効かなくなり、傷んでゆきます。いっぽうで、冬の間に新たに種まきされた作物が収穫されるまで、まだまだ時間がかかります。
よって、3月、4月は1年で最も出荷できる野菜の量が少ない「端境期(はざかいき)」となります。5月中旬に入ってようやく冬の間に種まきされた作物が収穫されて、その後は次の冬が来るまで、次々と新たな作物が畑から生産され続け、みなさん豊富な種類の野菜をお届けしてゆけるようになります。
2月上旬に小松菜やほうれん草などの作物の種を播いた後、その畝の上にビニールトンネルを作って畝を保温しています。こうしておくと、寒い冬でも葉物野菜は生育して、端境期の頃に収穫時期を迎えます。
端境期にも消費者のみなさんに野菜をお届けし続けていくための、専業農家の技です。
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