栽培撮影記録・白菜の貯蔵の様子
12月の上旬に白菜を全部、畑から収穫して屋内に並べて防寒。1か月間貯蔵しているが、白菜の葉の傷み方が進んでしまい、貯蔵している全ての白菜を一つ一つ、傷んだ外葉を取り除き、もう一度並べ直した。
白菜を長期貯蔵するには、凍ってしまわない程度に低温で保管することが重要。12月、ビニールハウス全体にシートをかぶせてハウス内に直射日光を入れないようにしてから、ハウスの中に白菜を並べてみた。直射日光を入れなければハウス内の温度は上がらないだろうと思っていたけれども、実際は、昼になるとハウス内は少し蒸し蒸しとした空気を感じるくらいの温度まで上がっている。あまり白菜を貯蔵しておくには最適な場所ではなかった。
夜は冷え込むので、白菜が凍ってしまわないように毛布をかぶせる。朝になると、今度は白菜が蒸れてしまわぬように毛布を外す。毛布をかけっぱなしにしていると、毛布と接している白菜の上部が蒸れていたんでしまう。今回は白菜の上部はきれいな状態で貯蔵されている。
地面と接している白菜の下部の葉の傷み方が激しい。今回、「スノコ」を敷いてから白菜を並べ直して、下部の換気を良くしてみた。
昼はハウス内の換気を良くするためハウスの前面を開けている。風がハウス内に吹き込んで白菜に直撃すると、白菜の外葉がしなしなにしおれてしまうので注意。風と直射日光に当てさえしなければ、白菜は地面から切り離されても、そんなに葉をしおらせてしまうことはない。
まるでナスやピーマンの苗を育てるかのごとく、ハウスの中の温度や湿度を調整しながら白菜を管理している。白菜の長期保存は、小林農場の課題だ。
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