作物の撮影記録・玉ねぎ
3月上旬撮影
左は除草する前の玉ねぎ畑。この状態になったら除草作業を始めないといけない。
雑草がまだ小さいうちなら鎌をスッと通しただけで簡単に取り除けるし、手でも簡単に引っこ抜ける。雑草が大きくなってしまうと除草作業が10倍くらい困難になり、手がつけられなくなる。
よって除草作業は雑草が小さいうちに行うのが基本だが、これがなかなか実行できない。夏になって里芋の除草をしているうちに長ネギのまわりの雑草が生い茂り、長ネギの除草に苦労しているうちに人参のまわりの雑草が生い茂り、人参の除草に苦労している間に玉ねぎ苗のまわりの雑草が生い茂ってしまったりしている。この負の連鎖が、秋になって雑草が自然に枯れてくれるまで続いてしまう。
自分の能力でどれだけの面積の畑の雑草と対峙していけるかで、作物の作付け量をきめてゆきたい。あまり欲張って広い面積に作付けしてゆくよりも、効率的に除草できる面積で作付けしたほうが、結果的に収量を上げてゆけると思う。
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11月撮影
去年の9月に播種して11月に畑に定植された玉ねぎの苗。
寒さが厳しくなって、毎朝地面に霜柱ができるようになると、玉ねぎの苗の根は霜に持ち上げられてしまって、地表に放り出されてしまう。それを再び植え直したりするのだけれど、今年はまだ、苗の根は浮かされず、埋め戻す作業をしなくてすんでいる。
畑に定植された苗の根がしかっりと根付く前に寒さが厳しくなると、根は霜に浮かされやすくなると思う。今年の初冬は暖かかったので、苗の根がよく根付いてくれたのかもしれない。
小林農場で育てた苗の他に、購入した苗も少しだけ植えてみた。自分が育てた苗と比べて、細くて背丈が小さくて見た目が弱々しかったけれど、見た目通り、この時点ですでに枯れてしまった購入苗の姿が目立つ。自分で育てた苗との生育差は明らか。畑に定植する前の苗の姿で、その後の生育の様子を予想できる。11月に定植する前の、自分が育てた苗。
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