大雪 農場の風景
左の写真は早朝の小松菜。右の写真は早朝のからし菜。どちらも強い霜が降りた早朝に撮影。
冬の間は、小林農場の畑は毎朝、霜で真っ白に染まる氷の世界が展開されます。今年の12月は暖かいので霜が降りる日はそんなに多くありませんが、明日から「冬将軍」が日本列島に来襲して、季節が一歩、進むようです。
3日前の朝食にほうれん草をおひたしにして食べたら、「あ、味が変わった。」と思いました。まるで砂糖で味付けしたようにほうれん草が甘かったです。
作物は寒くなると、凍死してしまわないように体内の水分を排出してゆきます。そのため、体内の糖分の比率が高まり、その味は濃くなってゆきます。作物の味の変化に気付いたときに、季節の移ろいを感じます。
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