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2015年11月

2015年11月30日 (月)

栽培暦 11月22日~11月28日(冬の間の今後の作業について)

この週の仕事の内容です。

収穫、出荷  大掃除  収穫(ラッカセイ、ヤーコンなど)  冬野菜の防寒の準備  もみ殻を入手  葉物野菜の除草、間引き

小林のひとり言

ようやく11月28日の土曜日あたりから、早朝には本格的に霜が降りて畑は霜で真っ白に染まるようになった。野菜は寒くなると味が濃くなるので、これから収穫される野菜の味がどのように変化するか、楽しみだ。

野菜が寒さで傷んでしまわぬように、防寒作業を急ぎたい。まずは白菜を畑より屋内に移して防寒。次に葉物野菜に不織布をかけて防寒。次に大根を貯蔵穴に埋めて防寒。次に人参、カブ、長ネギに土を寄せて防寒。ここまでの作業をこの1週間のうちに終わらせられればよいのだけれども。

最後に里芋を貯蔵穴に入れて防寒。今年は新たに里芋の貯蔵穴を掘り直さなくてはいけないので、気合いを入れて仕事したい。これらの防寒作業が終わって、ようやく畑仕事に追われる生活から解放されて、束の間の農閑期を迎えられる。

今年は春に農場の再整備したが、まだ完全に終わらせきれず、収納庫は雨漏りしてしまい、貴重な防寒用の不織布が雨水に濡れてどろどろに汚れてしまった。できるだけ早く防寒作業を終えて、農閑期の間は農場の再整備を終わらせることに専念したい。もっとしっかりとした収納庫や出荷作業所を完成させれば、来年はもっとゆとりをもって畑仕事ができる。

2015年11月27日 (金)

小林家の食卓・ほうれん草のオイルフリー炒め

Dscf1494材料:ほうれん草、ゴマ、しょうゆ

ほうれん草を食べやすい大きさに切り分け

料理油を敷かずにフライパンの中に入れて炒め

しんなりしてきたらお皿に取り出し

ゴマとしょうゆを加えて味付けする

最近の私の葉物野菜の食べ方です。葉物野菜をおひたしにしようとしてゆでると、葉物野菜から栄養素が排出されてゆで汁といっしょに捨ててしまうことになるので、もったいない。ゆでずに炒めておひたしのような料理が作れないかと考えてきました。

炒める時、料理油をフライパンに敷かず、さっぱりとした味つけにしました。焦げ付いてしまう前にフライパンからお皿に移します。

ちなみに写真のほうれん草の量は、だいたい野菜セットに入れている一袋分のほうれん草と同じくらいの量です。火を通すとこれくらいまでにほうれん草のカサが減ります。私は一袋分のほうれん草くらいなら、一人でペロリと食べきれます。

Dscf1491ほうれん草の株元を切り捨てる人も多いようですが、実はこの株元の赤い部分に甘味や栄養がたくさん詰まっていたりします。私はほうれん草を料理するとき、まず株元を切り離し、株元だけ水にしばらく浸して、そのあと簡単にもみ洗いして泥を落として使っています。




2015年11月26日 (木)

稲穂の香りをかぎたくて  平成27年10月8日

稲穂の香りをかぎたくて  平成27年10月8日

秋の夜長、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  9月、田んぼでは稲が収穫の秋を迎えます。小林農場には田んぼがないので、私は毎年、ご近所の農家の方の田んぼで行われる田植えや稲刈りに参加させていただいています。今年の稲刈りは私を含めて30名ほどの人が参加していました。

  その前日には雨が降り、田んぼはかなりぬかるんでいて機械を入れることができない状態でした。稲刈りはたいてい機械を使用して行われるものですが、今年の稲刈りは機械をいっさい使わず、人の手のみで行われました。

  鎌で刈り取られた稲を麻ヒモで結んで束にします。田んぼの空いた空間には稲架(はざ)が設けられてゆき、そこに束ねられた稲をかけてゆきます。この一連の作業をそれぞれの参加者が自ずと分担し合って、滞ることなくスラスラと行われてゆきました。

まさしく流れるような「人海戦術」。本当は私は午前中だけ稲刈りに参加するつもりでいたのですが、機械を使わず人手のみで稲が次々に稲架にかけられてゆく様子がとても愉快で楽しくなってきて、その日は畑仕事をお休みにして午後も参加させていただきました。

ずっと働いていても、全く体が疲れませんでした。田んぼの中で自分の心身が躍動していることをはっきりと感じられました。他の参加者のみなさんも楽しみながら働き続け、全ての田んぼの稲刈りを人の手のみで1日で終わらせることができました。

機械がなかった頃は、農家がお互いに手を貸し借りし合いながら、「人海戦術」で田植えや稲刈りを行っていました。そんな昔の風景が再現されたような楽しい稲刈りでした。

現在の稲作は、田植えも稲刈りも、農家が機械を操作してあっという間に終わらせます。小林農場でも、私がたった一人でたくさんの野菜を栽培してみなさんにお届けしてきましたが、それは軽トラックやトラクターなどの便利な機械があるおかげです。同時に、機械の登場によって、農家同士がいっしょになって仕事をする機会は少なくなってゆきました。

インターネットを所有すれば、わざわざ外に出かけなくても自分の部屋で情報を入手できるし買い物もできるし、娯楽も楽しめます。最近は人と人との間の絆が薄れてきていると言われていますが、機械やコンピューターが発達して人と人が顔を合わせる必要がなくなってゆけば、必然的にそのようになっていくでしょう。

このような時代でも、各地で田植えや稲刈りが催し物として行われると、多くの一般人が家族連れで参加したりします。自然との触れ合いや多くの人々との交流を求める気持ちは、いつの時代でも人々の心から消えてなくなることはありません。田畑は作物を生産するだけではなく、自然や人々との交流の場にもなり、絆を結い直してゆく力があると思います。

私も自分でお米を栽培したいとずっと思っていますが、野菜作りだけで精一杯で、たった一人で田んぼを管理してゆくことは無理です。でも、私と同じように自分たちでお米を自給したいと思っている人々が集い、みんなでいっしょに田んぼを管理して負担を分かち合い、収穫の恵みも分かち合えるような稲作ができればよいと思っています。

2015年11月25日 (水)

追跡撮影記録 11月25日(サヤエンドウ、ソラマメ、大根)

11月撮影

(画面をクリックすると画面が拡大されて見やすくなります。)

Dscf1480_2今年の春に栽培したキヌサヤエンドウから採種した種。写真の左は晩生の白花キヌサヤ。写真の右は早生の赤花キヌサヤ。同じキヌサヤエンドウでも、品種が違うと、種の色も形もこんなに違う。

11/7に種まき。去年までは購入してきた種を播いていたので、自分で採種した種でサヤエンドウを栽培するのは今年が初めて。ちゃんと発芽してくれるだろうか?

Dscf1475だいたい種まきしてから10日後くらいに、キヌサヤエンドウの発芽がそろった。スナップエンドウも自分で採種した種を播いたが、2週間以上経ってようやく発芽がそろい始めてきた。まずは一安心。

Dscf1343購入してきたスナップエンドウの種も種まきした。自家採種したスナップエンドウとの生育の様子を比較したいと思う。販売されているスナップエンドウの種はたいてい種子消毒されていて、それを示すために種は濃い色で着色されている。消毒されていない種を利用したい場合は、自家採種するとよい。

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Dscf145411/8にソラマメを播種。写真の中央に見える茶色の物体がソラマメの種。発芽を良くするためには、種の上に土をかけすぎず、少し種の頭が表面に見えるくらいが良いようだ。

Dscf1473播種後10日間ほどで、発芽が始まった。

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Dscf143411/17播種の大根。出荷するのにちょうど良い大きさにまで育ってきた。











2015年11月24日 (火)

11月20日、11月24日の野菜セット

11月20日の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、大根、かぶ、二十日大根、長ネギ、サツマイモ、白菜、サニーレタス、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、油菜

11月24日の野菜セットです。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、大根、かぶ、二十日大根、長ネギ、サツマイモ、白菜、サニーレタス、ブロッコリー、ほうれん草、シュンギク、水菜

Dscf1463野菜セットに入った野菜の集合写真。チーズ。

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鍋料理の主力、白菜が登場。セットの中でも存在感が際立ってます。

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水菜。寒くなるにつれ、葉物野菜が多く野菜セットに入ると思います。葉物野菜はすぐに食べきれない場合は、さっとゆでて水気をしぼって冷凍庫に保存しておけば、食べたいときにいつでも解凍して料理することができます。

小林のひとり言

寒くなってくるので、葉物野菜を積極的に出荷してゆきたい。ほうれん草、油菜、水菜、壬生菜、チヂミ菜、ターサイなど、耐寒性がある葉物野菜は多く、防寒作業を施しておけば冬でも露地で葉物野菜を収穫してゆくことができる。

霜が降りるほど寒くなれば、葉物野菜の味は濃厚になってゆく。霜が葉物野菜の味をおいしくしてくれる。

害虫も冬眠するので、葉が害虫によって喰われてしまうことがなく、きれいな状態で葉物野菜を出荷できる。今年の晩秋は暖かかったのでずいぶん虫に葉を食われているが、この先は虫に悩まされることもない。

暖かな季節では作物の生育が早いので、葉物野菜は収穫時期を迎えたらすぐに収穫しないと、大きくなりすぎて出荷しにくくなる。冬は葉物野菜の生育する速度も遅くなるので、収穫時期を迎えてもそんなに慌てて収穫する必要もなく、長期間、収穫を楽しめる。

冬ほど葉物野菜の出荷に適した季節はないと思う。

2015年11月23日 (月)

立冬 農場の風景

Dscf1395前日に雨が降り、そのあとに晴れて、その日の夕暮れを迎えようとしていた頃、畑の高い位置から霧の帯が発生。徐々に低い位置にまで垂れ込み、ゆっくりと畑は霧に包まれてゆきました。

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秋は1年で最も霧が発生する季節。俳句でも、霧は秋の季語です。暖かな空気が寒い空気に触れることによって発生する秋の霧は、季節が冬に近づいていることを知らせてくれます。

特に今年の秋は例年以上に、早朝に霧がよく発生しています。白く覆われた畑の幻想的な風景を楽しんでいます。

2015年11月22日 (日)

栽培暦 11月15日~11月21日 (冬を迎える頃の作物の状態について)

この週に行った仕事です。

収穫、出荷  大掃除  玉ねぎの定植  除草(ニンニク、白菜など)  サヤエンドウやソラマメに防鳥  小麦粉の袋詰め

小林のひとり言

11月の下旬。例年なら早朝には霜が降りて大根や白菜の防寒を始める時期なのだけれども、この晩秋は霜が降りる日がなくて妙に暖かく、防寒を始める雰囲気ではない。今の気温で防寒をしてしまうと、むしろ作物は蒸れてしまって良い状態を保てないと思う。

作物の生育がずいぶんとバラついていて、人参にしろ大根にしろ白菜にしろ、収穫時期をとっくに迎えているものもあれば、まだまだ収穫時期が訪れそうもないのもある。秋の作物はあまり大きく生育しすぎると、冬の寒さに弱くなるし、中身の品質が落ちてゆく。いっぽう、寒さが本格的になってきた頃にもまだ小さいままだと、いつまでたっても小さなままで、収穫時期を迎えることができない。

寒さが厳しくなる頃にちょうど良い大きさに作物を生育させたいが、それがなかなか難しい。その頃に作物が「小さすぎる」よりも「大きすぎる」ことのほうが良いと思う。大きすぎる作物は寒さで傷んでしまうかもしれないけれど、それでもそれなりに冬の間、収穫ができる。小さすぎるといつまでたっても小さいままで、収穫はゼロだ。

この晩秋の高温は、現在、生育が遅れている作物には有利に働く。寒さが厳しくなる前に、全ての作物が収穫時期を迎えてほしい。

今年の秋作の種まきは、遅れがちだった。人参や大根など、寒さを迎える前に収穫できる大きさに生育するように、秋作で種まきが遅れるのは避けたい。

2015年11月21日 (土)

平和について考える

最近の世界のニュースでは、空爆による一般市民への被害やテロによる一般市民の犠牲など、やりきれない気持ちにさせられる戦争の話を頻繁に耳にします。先週はパリでは大規模なテロが発生し、シリアやイラクなどでもそのようなテロが何度も繰り返されてきました。自分たちの国の中でささやかな幸せを見つけながら暮らしてゆけばよいのに、わざわざ他の国に干渉したりするから新たな摩擦が生み出されます。

過去の農場通信を再公開いたします。平和を築いていくためのキーワードは「自給自足」だと私は思っています。

戦争と平和と農業と    平成26年12月30日

大晦日を明日に控え、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  先日、栃木県宇都宮市で、農業関連の話題を取り扱った映画を上映する「農業映画祭」が行われ、私も足を運んできました。今回上映された映画は、東ティモールの独立戦争について描かれたドキュメンタリーでした。

  東南アジアの南海に浮かぶ島国・東ティモール。1970年代にインドネシアからの独立を宣言するものの、インドネシア政府はそれを認めず、あまりにも酷い弾圧を東ティモールの住人に加えていきました。住人たちはそれに抵抗して、戦争となりました。

  虐殺、略奪、暴行、強姦、あらゆる財産の破壊。独立を勝ち取るまでの数十年間に及ぶ長い年月、東ティモールの人々は言葉では言い尽せぬ苦しみに耐え抜いてきました。

  戦争によって多くのものをなくした東ティモールの人々が希求したのは平和でした。彼らは平和を築いていくために、憎悪を増大させていくような報復の連鎖を断ち切り、自分たちの家族を殺した相手を許していく決意をしました。インドネシアへの恨みを口にしようとしない彼ら彼女らの必至な生き様に触れて、私の心は震えました。

 この農業映画祭の主催者は、私と同じように、新規に就農した農家のみなさんです。農業と全く関係ないように思える東ティモールの独立戦争を描いた映画をあえて上映作品として選んだあたりに、主催者の農家のみなさんの農業に対する姿勢が現れていました。

  悪化していく自然環境、広まる貧富の差から生じる不平等と貧困層、世界中で絶えることのない戦争、お金ばかりが優先されて軽んじられていく心と命・・・。やり切れぬほど深刻な問題を抱えてしまっているこの世の中で、自分はいったい何ができるだろうか?そう真剣に考えた時に農業に解決の糸口を求めて農業を始める人は少なくありません。

  現在、世界人口は爆発的に増加して、今も「人口爆発」は収まりません。地球上の限られた食糧と資源で増大していく人口を賄っていくために、人類は選択を迫られています。

  限られた食糧と資源をめぐって世界中の人々が争奪戦を繰り広げ、弱い者を淘汰して、強い者だけが生き残る世の中にするのか。それとも人々は自分たちの足元の大地で食糧と資源を自給自足していく技術を高めて、各々各地で自ら必要な物を産み出していくのか。

  もし後者を選ぶのであれば、私たちは大地を敬い、大地が与えてくれる恵みに礼を尽くしていくことが大切となります。東ティモールでは大地に神々が宿ると信じられ、大地との絆を大切にされてきました。激しい弾圧の中でも平和への希望を見失うことのなかった人々の強さは、ティモールの大地が人々に与えてくれたものだったのでしょう。

  大地の恵みに生かされながら歩んできた農業は、今までずっと、地域内の自給自足を可能にしていける知恵を蓄えてきました。それは他から奪わなくてもよい知恵でもあり、争いを回避していける知恵でもあります。

  農業をすることは平和を築いていくこと。農業とは、平和への祈りのようなもの。来年こそは世界中が平和でありますように。みなさん、よいお年を。

この通信で紹介させてもらった「とちぎ国際有機農業映画祭」が今年も12月6日に栃木県佐野市で開催されるようです。映画好きの私も毎年映画祭に足を運んで、いろんなことを学ばしてもらっています。今年は用事があるので私は参加できないと思いますが、興味のある方は、映画祭のfacebookをご覧ください。

2015年11月20日 (金)

小林家の食卓・長ネギの緑色の葉の卵とじ

Dscf1443材料:長ネギ、卵、塩、こしょう、しょうゆ、ごま油  それぞれ適量

長ねぎを細かく刻んで

ごま油をひいたフライパンでしんなりするまでよく炒め

塩、コショウ、しょうゆで味を調え

最後に卵を溶きいれてさっと炒めて仕上げる。

長ねぎの上部の緑色の葉は、下部の白い部分と比べて筋っぽくて香りもきつく感じたりするので、白い部分だけ料理して緑色の葉は使わずに捨ててしまう人が少なくないと聞きました。

そこで、緑色の部分もおいしく食べられる料理方法を探してみました。緑の部分は細かく刻むこと、よく炒めることで、食べやすくなると思います。

卵とじのような味がさっぱりとした料理で、長ネギの緑の部分の強い香りが生きてきます。小麦粉を使って作るお好み焼きに混ぜても、ジャガイモをすりおろして作るチヂミ料理に混ぜても、おいしいと思います。

2015年11月19日 (木)

追跡撮影記録  11月19日(玉ねぎ、小麦、ほうれん草)

(画面をクリックすると画面が拡大されてみやすくなります。)

Dscf14189/16播種の玉ねぎの苗。

Dscf1438苗を畑に定植した様子。

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Dscf143011/12播種の小麦の種が発芽を開始。播種作業では土が雨で湿っていて、種まきをした後、うまく種のの上に土をかぶせられず、多くの種が土の表面に残ってしまった。それでもそれらの種も発芽してくれているようだ。小林農場の畑のように土が粘土質でゴロゴロとしていてちょうど良い具合に覆土がしにくい場合、種の上に土をかぶせすぎてしまうよりも、土をかぶせないほうが種は発芽しやすいように思う。

Dscf143211/8にすじ播きした小麦。やはりゴロゴロとした土で条件の悪い中での播種作業だったが、無事に発芽してくれた。

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Dscf1367今から1週間前のほうれん草の様子。この後、防寒用の布をかぶせて生育を早めた。

Dscf14361週間たった現在のほうれん草の様子。














2015年11月17日 (火)

11月13日、11月17日の野菜セット

以下は11月13日の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、玉ねぎ、大根、カブ、長ネギ、サツマイモ、キャベツ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、油菜、ニラ

以下は11月17日の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、玉ねぎ、大根、カブ、二十日大根、長ネギ、キャベツ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、シュンギク、ニラ

Dscf140611月17日の野菜セットに入った野菜の集合写真。チーズ。

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小カブ。今まで出荷してきた小カブは少し小さすぎて料理がしづらかったかもしれなかったけれど、ようやくちょうど良い大きさの小カブが収穫できるようになりました。

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二十日大根。きれいな赤色を生かして酢漬けにしたり、スライスしてレタスなどといっしょにサラダに混ぜて食べたりします。

今後の予定

秋野菜の収穫が終わり、白菜や里芋などの冬野菜へと内容がガラリと変わると思います。お楽しみに。

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小林のひとり言

ジャガイモは長く貯蔵しているうちに、その表面にシワが目立ち始め、肌に張りがなくなってゆく。見栄えは悪くなるのだが、食べてみれば十分においしく食べられる。

見栄えが良くないからといって出荷せずに捨ててしまうのはとてももったいないこと。見栄えを気にしなければ、冬の間もずっと、おいしいジャガイモを楽しむことができる。

シワが目立ち始めたジャガイモを出荷するときは、消費者のみなさんに一言、見栄えは良くなくても中身はおいしいことをお伝えしたほうがよい。そうすれば、そのジャガイモがみなさんに与える第一印象が変わってくると思う。

2015年11月16日 (月)

栽培暦 11月8日~11月14日(冬の出荷の準備について)

この週に行った仕事です。

収穫、出荷  大掃除  播種(小麦、大麦、緑肥、ソラマメ)  人参の間引き  ハウス内の片づけ  小豆の収穫、乾燥  ほうれん草の防寒    

小林のひとり言

今年の秋作の種まきが一通り、終了した。もうこれ以降は気温も下がり、立春を迎えるまではどんな作物の種を播いても冬や春先には収穫できないだろう。

寒い冬は全国的に野菜の収穫量が減り、その分、小林農場の野菜に出番が回ってくる。冬の約4か月間、野菜を絶え間なく出荷し続けていけるように、秋のうちにできるだけたくさん、冬に収穫できる作物の種を播いておくことが重要になる。

種をたっぷりと購入して秋作に臨んだが、けっきょく手が回らず、播きたい量の種を播ききれなかった。カブについては、今年播いた種の2倍の量の種を播いて育てても、冬の間に収穫されたカブは無駄なく全部、売り切れたと思う。他の作物も、本当はもっと作っておきたかった。

冬の野菜セットに入れる野菜の分は確保できたと思う。野菜セットには冬もそれなりに豊富な種類の野菜を入れてゆけると思う。野菜セット以外の販売先にも冬の間もたくさん野菜を出荷できれば、より多くの消費者の方々に喜んでもらえるだろう。

販売先はある。冬野菜を防寒して長期貯蔵する技術もある。あとは私の仕事の手際がもっと良くなって野菜の生産量を増やせればよいのだけれども。

2015年11月15日 (日)

小林農場版クックパット・ニラ入り納豆

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ご飯の友は納豆。では、納豆の友は?ネギを刻んで納豆に混ぜるのが一般的ですが、私はネギの代わりにニラを刻んで納豆に混ぜていただくことが多いです。

ニラは火に通すと香りが弱まりますので、生のまま刻んで納豆に混ればニラの香りを楽しめます。小林農場のニラは細いので、細かく刻むのには都合が良いです。

ニラがたくさん収穫されたときは、さっとゆでておひたしにすると、たくさんのニラを食べきっています。

2015年11月14日 (土)

製粉までの道のり  平成27年10月1日

製粉までの道のり  平成27年10月1日

涼風の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  今年の6月に収穫した小麦を製粉・製麺して、今年度の小麦で作った小麦粉とうどん(乾麺)ができ上がりました。ご希望される方々にお届けしてまいりたいと思います。

  前年度に栽培した小麦は、「南部」という岩手県の銘柄品種でした。この品種より製粉された小麦粉は比較的に粘り気が強く、手作りパンの生地としても使われています。今はホームベーカリーという簡単にパンが作れる家電製品がご家庭で一般的に普及されているようで、小林農場の南部小麦をパン作りに愛用してくださる方々もいらっしゃいました。

  また、南部小麦は香りの良さでも知られている品種で、製麺されたうどんの後味にも良い香りが舌に残ります。ご好評につき、今年度も小麦の品種は南部を選んで栽培しました。

ただ、うどんについては、「南部小麦のうどんを煮込むと、食感がボソボソとなっておいしくない。」という意見もいただきました。そこで今年度は、日本人にとって最も馴染みのあるうどん用の小麦の品種「農林61号」も栽培してみました。煮込んだうどんを食べたくなる寒い時期は、農林61号で製麺した太麺を主に販売してゆきたいと思っています。

  毎年、冬の気配をはっきりと感じられるようになる11月上旬に、小麦の種まきが行われ、厳寒期に少しずつ生育してゆきます。寒い時期なので害虫も雑草もなく、ほとんど農家は何もしなくても小麦はたくましく育ち、6月に収穫時期を迎えます。

  ここまでは簡単です。大変なのは、収穫から製粉に至るまでです。小麦の栽培は各野菜の栽培よりも広い畑の面積が必要で、小林農場の小麦畑も1反(1000㎡)くらいあります。鎌を使って手で麦刈りをしていたら時間がかかって仕方がないので、機械を使います。

  小麦畑に機械を持ち込むと、機械が小麦を刈り取って束ねて、麦わらから麦粒を取り出してくれます。私が一人でたくさんの小麦を収穫できるのも、便利な機械のおかげです。

取り出された麦粒を雨除けハウスの中に広げて、しばらく日にさらして乾燥させます。十分に乾いたら仕上げに、「唐箕(とうみ)」で麦粒に混じっているゴミを取り除きます。

唐箕は機械のなかった昔から使われている道具で、唐箕についているハンドルを手でグルグル回すと、唐箕の中で羽が回って風が起こり、干していた麦粒を唐箕に入れてその風に当てながら落としてゆくと、軽いゴミは風に吹き飛ばされ、重たい麦粒のみがきれいに取り出されます。その麦粒を紙袋に詰めて製麺所に持っていって製粉・製麺していただきます。

機械はいつも調子が良いわけでなく、毎年、理由のわからぬ不調が生じて、作業の途中で動かなくなったりします。仕事の段取りが狂ってしまい、途方にくれたりします。

ずっとハンドルを手で回し続ける作業は疲れますけれど、唐箕を使う作業は機械を使う作業よりも気が楽です。機械と違って仕組みが単純なので、唐箕が不調を生じても自分で手直しできます。風の力を利用した単純で素朴な仕組みの中に先人の知恵を感じられます。

製麺所でもさまざまな工程を経て、小麦が小麦粉や乾麺になって小林農場に帰ってきました。長い道のりの末に作られた加工品を、みなさんも味わっていただければと思います。

2015年11月13日 (金)

追跡撮影記録  11月8日~11月14日(ほうれん草、カブ)

(画面をクリックすると画面が拡大されて見やすくなります。)

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10/1に播種したほうれん草。順調に生育して、来週あたりから収穫できそう。

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10/6に播種したほうれん草。

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10/16に播種したほうれん草。1月、2月の厳寒期にたくさんほうれん草を収穫したいのだけれども、播種する日が遅れたため、このままでは来年の春になるまで収穫時期を迎えられないかもしれないという不安がよぎる。まだそんなに寒い季節ではないが、11/11に防寒用の布を10/16播種のほうれん草の上にかぶせて保温して、生育を早める作戦をとる。Dscf1372


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9/24播種のカブ。間引き作業が遅れてその影響が心配されたが、間引きしてから1週間たつと、だいたいのカブが順調に肥大して収穫適期を迎えていた。

2015年11月11日 (水)

寒露 農場の風景

秋の夕暮れ、日の沈む早さは釣瓶(つるべ)落とし。

町中に夕方五時の時報が流れる頃、待っていたかのように急に視界が暗くなってゆくような感じ。畑仕事が続けられなくなり、住まいに灯りを灯します。

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十三夜の頃に畑から撮ったお月様。夕方五時をすぎると、畑ではすでにお月様がこのように煌々と輝いています。街灯のない農場の敷地内でも、ライトを持たずに月明りだけで夜道が歩けます。月明りの青く淡くはかない輝きは、暗闇に包まれた夜道や畑でしか味わえません。

日本の秋は空気が澄み、月が一番、美しい季節とされています。九月の満月を十五夜、十月の満月を十三夜と呼ばれ、その晩はお月見をする風習があります。十五夜には里芋を供えるので十五夜の満月は「芋名月」、十三夜には豆を供えるので十三夜の満月は「豆名月」と呼ばれるらしいですが、小林農場ではそんなに早い時期に里芋や豆を収穫したことがありません。

以上、かなり季節遅れの月見のマメ知識でした。

2015年11月10日 (火)

11月6日、11月10日の野菜セット

11月6日の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、カブ、紫首カブ、長ネギ、サツマイモ、キャベツ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、ニラ

11月10日の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、カブ、長ネギ、サツマイモ、キャベツ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、シュンギク、ニラ

Dscf135511月10日の野菜セットに入った野菜の集合写真。チーズ。

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葉物野菜のエース、ほうれん草が登場。耐寒性のある作物なので、冬の間もずっと、出荷していきたいと思っています。
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ブロッコリーとカリフラワー。この秋はきれいな状態で収穫できています。

今後の予定

近いうちに白菜など、鍋料理に使いたい野菜をセットに加えていきたいと思います。

2015年11月 9日 (月)

「第5回 SATOYAMAヘルシーマーケット」のお知らせ

第5回 SATOYAMAヘルシーマーケット

 

  日時:11月29日(日) 10:00~15:00

  場所:市貝町観音山梅の里

市貝町在住、または、市貝町に縁のある人々によって作られたささやかな青空市場です。

一般的なお店にはあまりみかけないようなこだわりの野菜、加工品、工芸品、飲食店などがたくさん出店されます。

楽しい演奏やワークショップもあるようです。

小林農場も野菜や加工品を持参して参加させていただきます。

どうぞおこしください。

2015年11月 8日 (日)

栽培暦 11月1日~11月7日 (今秋の虫害について)

この週に行った仕事です。

収穫、出荷  大掃除  間引き(人参、かぶなど)  草刈り  サツマイモの収穫  トラクター耕  播種(サヤエンドウ、小麦)

小林のひとり言

毎年、秋になるとネキリムシやヨトウムシなどの芋虫が、畑に定植したばかりの苗を切ってしまう虫害が発生するが、今年の秋の最初の頃はそのような虫害が少なかった。すっかり油断していたら、晩秋に畑に植えた春キャベツ、水菜、ターサイなどの苗が害虫によってずいぶん切られて消えてしまった。

毎日畑を見回って害虫を捕まえていれば防げた被害だった。やるべきことをやっておかないと、このような痛い目にあう。ヨトウムシなど、11月になっても出現するから、気温が低くなっても油断してはいけない。

レタスは虫害を受けにくい作物で、いつもきれいな状態で収穫できる。ところがこの秋は、玉レタスやサニーレタスは、葉の中心部に芋虫が入り込んで葉をかじって、派手な茶色のかじり痕を残してくれた。外から見ただけではかじられた痕を見つけにくく、かじられたレタスを出荷しないように、出荷作業には神経を使った。

レタスもヨトウムシなどの芋虫の被害を受けることがあるらしい。このようにレタスの虫害が目についたのは初めてだ。

また、カブの葉には、カブラハバチの幼虫がたくさん発生して、葉に虫食われ穴が目立った。黒紫色をした芋虫で、捕まえようと手を伸ばすと、葉から地面に落ちてしまい捕まえにくい。この秋は無事にカブの根は肥大していっているが、一昨年はカブの根が肥大する前にこの芋虫に葉を食いつくされて、カブがあまり収穫できなかった。

いっぽうで、数年前までキャベツ畑や大根畑で猛威をふるっていた害虫、シンクイムシは、ここ数年はずいぶんとおとなしくなってきている。シンクイムシを食べる天敵が増えてきたのかもしれない。

2015年11月 7日 (土)

TPPについて・私が思うこと

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)が関係国の間で大筋で合意されました。このニュースは大きく報道されていますし、私もこのユースには関心をもっています。

TPPが本当に発動されれば、全ての国民の暮らしに大きな影響を及ばされると予想されています。自由競争がおしすすめられ、ますます富裕層と貧困層の格差が広がり、貧困層におしやられた人々は不満を募のらせ反乱を起こし、争いの絶えない世の中になり・・・。TPPが太平洋地域の人々の間にもたらしていくものは「交流」ではなく「憎悪」だと私は思いますが、みなさんはどう思いますか?

自由競争の中、安い農産物がたくさん輸入されて、安くない国内産の農産物は売れなくなって国内の農家は経済的に苦境に立たされると予想されています。そのため、国内の農家に競争力をつけさせるため、政府は農場の大規模化、経営効率化を呼び掛けています。

私はそのような流れに疑問を感じています。以下に過去の「農場通信」を2つ、再公開してみました。TPPを考える上でもう一度、自分の考えを再確認してみたいと思います。

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小さき者たち   平成25年12月9日

師走の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  日本の国土には山がたくさん連なっていることもあり、古くから日本の農家はわずかに広がる平地に創意工夫を加えながら小さな田畑を開拓してきました。農場の規模は小さく、それをさまざまな小さな家族農家が管理してきました。

  日本政府は近年、小規模家族農家が中心だった日本型農業を改め、広い面積の農地を大規模に管理して経営していけるような企業的・大規模農場に農地を集積させようとしています。農地の面積を拡大すれば、農場経営の経済効率が上がります。

大規模化によってお金儲けしやすくなって農家が意欲的に農業に励むようになることが政策の狙いです。ただし、とても人の手だけでは広い面積を管理できなくなるので、機械や資材に頼る機会が多くなり、栽培方法が自然からかけ離れていきます。

小林農場では自分たちが食べる野菜を自給していくことが大切だと考えて、あらゆる種類の旬の野菜を栽培してきました。いつも何種類もの作物の世話をすることは手間がかかりますが、それによって農場内の生物の多様性は保たれ、豊かな生態系が育まれています。お金儲けを一番の目的にして大規模化した企業農家は、売れる作物しか作らなくなるので、広い農地にわずかな種類の売れる作物しか作らず、場内の生態系を貧しくしてゆき、ますます農薬や化学肥料を頼りにしなくてはいけなくなります。

要するに、ものすごく単純に言ってしまえば、農場を大規模化・企業化させればお金儲けはしやすくなるけれど自然環境への負担を増やしてしまいます。豊かな自然環境を保全しながら農業を営んでいきたいと考えたとき、自ずと小さな農家が小さな規模で田畑を管理していくことが良いという結論になります。

もっと言ってしまえば、我が家の食の自給のためだけを目的とした小さな小さな家庭菜園こそが、最も自然に優しい作物栽培の姿だと思います。政治家も医者も教師もサラリーマンも、どの世帯もみんな家庭菜園を持って、ほんのわずかな時間でもいいから仕事の合間に野良仕事をして我が家の食材を自給していければ、ずいぶんと自然に優しくて人の健康にも良い社会が実現することでしょう。

消費者が自分たちの食べ物を自給すれば、もう専業農家は商売できなくなるかもしれませ。でも、自給自足が当たり前のステキな世界がやってくれば、私は喜んで専業農家をやめます。「専業」という型から解放されて、もっと好きなように農を楽しめるでしょう。

農業の大規模化を進めようとする政府の方針を、多くの報道機関も支持しています。どのようにして小さな農家を離農させて大規模な農家に農地を集積させていくかを真剣に論じている記事を目にすると、悲しくなってきます。大規模化を目指す農家がいてもかまわないと思いますが、政府や報道機関が小さな農家の存在を否定するのはいけません。

小林農場も小さな農家です。大規模化・企業化することを拒み、小さいことに誇りを感じる農家は小林農場以外にもまだまだたくさんいます。

要するに、自給自足的で規模が小さい農園ほど自然環境への負担は少なくてすみ、収入を増やそうと規模を大きくすればするほど、自然環境への負担は大きくなると、私は思います。

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3.11は安全を考える日~信頼の中にこそ~ 平成26年3月10日

日ごとに春めいてまいりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  今から3年前に発生した東日本大震災と福島第一原発事故。原発事故の記憶が生々しく残りまだ東北・関東地方の農作物の安全性をめぐって混乱が収まらないでいた頃に、中年の女性の方から小林農場に電話で野菜セットについてのお問い合わせをいただきました。

  「食材への放射能汚染について心配しています。安全に食べられる野菜を探しています。そちらで作っている野菜は絶対に安全ですか?」とたずねる女性。

  「出荷する野菜は定期的に放射能検査をしていこうと思っています。それで、国が定めた規制値を下回るようであれば、出荷していこうと考えています。」と応じる私。

  「私たちの家族の中には幼い子もいます。絶対に安全だと生産者の方が言っていただけないような野菜を買うことはできません。」と女性。

  「放射能汚染の危険性についてはまだはっきりと分からないことがたくさんあります。とりあえず国が定めた規制値に基づいて、その数値を下回るようであればそれほど大きな危険はないと判断して出荷していきたいと考えています。」と同じことを繰り返す私。

  けっきょく女性は野菜セットを注文することをあきらめて電話をきりました。彼女に対して他に対応の仕方がなかったのだろうかと、今でもその時のやりとりを思い出します。

あの頃はどれくらいの被ばく量が安全なのか危険なのか、国の定めた規制値が適切なのかどうか、私の頭の中でも整理しきれずにいました。はっきりと「絶対に安全なので全く心配しなくてもいいですよ。」などと軽々しく言う気にはなれませんでした。

放射能汚染を避けるために国内産の農産物を買うことを避けて外国産の農作物を買えば、放射能の心配は減るかもしれません。でも、国内産では滅多に見られないような残留農薬を多く含む食材や遺伝子組み換え食品、あらゆる偽装がされた食品などが日本の市場に侵入するようになり、新たな危険性を抱えることになるかもしれません。

農薬や食品添加物や遺伝子組み換えや食材偽装など、他にもたくさん食品にまつわる深刻な問題があるのに、放射能汚染のことばかりが注目されて、福島県や東北・関東地方の農産物ばかりが危険視される風潮に、違和感を感じずにはいられませんでした。

さまざまな環境汚染が全世界に広がっています。どの食材にもなにかしらの危険性があります。世界中、どこを探しても「絶対に安全な食材」を見つけるのは困難でしょう。どんなに生産者が努力しても、「絶対に安全な食材」を作れないのが現実です。

しかし、生産者も消費者も努力すれば、食品の安全性を高めていくことはできます。東日本に暮らしている消費者の方々が顔の見える地元の生産者と共に、放射能汚染の中でどのようにして食品の安全性を高めていくか対策を練る。そうすることによって、どこか遠くの正体の分からぬ食品を入手するよりも、食の安全を確保していけると思います。

生産者と消費者が顔の見える信頼関係を築く中で作り出される食材こそがこの世で一番安全な食材なのだと、私は思います。

要するに、生産者と消費者の距離が近ければ近いほど食の安全性は高まり、遠くなればなるほど安全性も低くなると私は思います。

2015年11月 5日 (木)

追跡撮影記録 11月1日~11月7日(葉物野菜、カブ、大根)

(画面をクリックすると画面が拡大されて見やすくなります。)

Dscf1328_210/21播種の葉物野菜。だいたい発芽がそろった。雨が少ない時期に種まきしたので欠株は目立つものの、それなりに収穫できると思う。

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Dscf13349/24播種のカブ。写真は今週、カブ畑より間引かれたカブ。本当は根が丸く肥大する前に間引き作業を終わらせておきたかった。

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Dscf13379/16播種の大根。

人参も大根もカブも、間引き作業を終わらせるのが遅れた。この遅れがどれほど作物の今後の生育に影響を与えるのか、注目したい。

2015年11月 4日 (水)

霜降 農場の風景

(画面をクリックすると、画面が拡大されて見やすくなります。)

Dscf1223_2


住まいのまわりの巨木から、いろんな小さいものが落ちてきます。風の強い日には、ドングリが住まいのトタン屋根に、カンカラコンコロと元気な音をたててぶつかりながら落下してきます。
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赤くて小さな実も落ちてきます。小林農場の「ご神木」が落としている実です。

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その「ご神木」です。私はずっとハクモクレンだと思っていたのですが、植木屋さんはこの巨木をコブシだとおっしゃっていました。ハクモクレンもコブシも、秋には赤い実を落とし、春には大きな白い花を咲かせ、とても似ています。でも、コブシの花は花びらをいっぱいに開き、ハクモクレンの花は花びらを少しすぼませるように咲くようです。どちらにしても、この地に長く鎮座されている立派な巨木であることには変わりはありません。

2015年11月 3日 (火)

11月3日の野菜セット

11月3日の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、玉ねぎ、大根、カブ、長ネギ、サツマイモ、キャベツ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、チンゲンサイ、シュンギク、ニラ

Dscf1299今回の野菜セットの野菜の集合写真。チーズ。

Dscf1305


今秋、初めてブロッコリーとカリフラワーがセットに入りました。

Dscf1306


人参。根菜類の野菜で外皮を取り除いて食べたほうが良いのはジャガイモくらい。人参もカブも大根も、外皮もいっしょにおいしく食べられるし、外皮の周辺にも栄養がたくさん含まれています。
Dscf1311


シュンギク。独特の香りがあるので害虫を寄せ付けず、無農薬栽培でもほとんど虫害を受けずにきれいな状態で収穫できる葉物野菜です。

今後の予定

冬の葉物野菜のエース、ほうれん草がそろそろ収穫できると思います。

2015年11月 1日 (日)

栽培暦 10月25日~10月31日(農場の広さについて)

この週に行った仕事です。

収穫、出荷  大掃除  育苗  サツマイモの収穫  夏野菜の片づけ  播種(葉物野菜など)  定植(春キャベツ、ターサイなど)  間引き(大根、カブ、人参など)  

小林のひとり言

今まで小林農場は「下畑」「新畑」「外畑」の3枚の畑を管理してきた。そのうち、「外畑」をこの10月で地主さんにお返しすることになった。この週は「外畑」で栽培していたナスやピーマンなどの夏野菜の片づけに時間を費やし、「外畑」の掃除を行った。

これで小林農場の畑は「下畑」と「新畑」の2枚となる。「下畑」の耕作できる面積は2反(2000㎡、600坪)、「新畑」の耕作できる面積は10反(10000㎡、3000坪)、合計12反(12000㎡、3600坪)。自分の歩数で測量したので、かなり大ざっぱな数字ではあるが、多品目栽培で輪作しながら営農してゆくのに余裕のある広さだと思う。

この広さの畑が全て、自分の住まいから歩いていける距離にあり、よく飼い犬を畑の中へ散歩に連れて行ったりしている。多くの日本の農家は自分の畑まで車で通っているけれど、それを考えると散歩をするように畑に通える小林農場はとても恵まれている。

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