栽培暦 10月4日~10月10日 (冬の葉物野菜の準備についおて)
この週に行った仕事です。
収穫、出荷 大掃除 育苗 ジャガイモ収穫、選別 間引き(人参、カブなど) 草刈り 種まき(葉物野菜など) 除草(ラッカセイ、ゴボウなど) 唐辛子を収穫、乾燥
小林のひとり言
冬になって寒くなれば全国的に野菜の出荷量が減る。供給が減って需要が高まる冬にこそ、小林農場の野菜に出番が回ってくる。野菜が全国的に豊富に収穫されていた暖かな頃は全く売れなかった小林農場の葉物野菜も、冬になればずいぶん売りやすくなる。
ほうれん草など、耐寒性のある葉物野菜は意外と多い。厳寒期でも、防寒用の布をかぶせておくだけで、ほうれん草などは無事に収穫して出荷してゆくことができる。防寒は手間がかかる作業なので冬に葉物野菜を出荷する農家が減るけれど、小林農場はそのような手間を惜しまない。
今年は秋作の葉物野菜の種まきは少し遅れている。10月中旬までに、もっとたくさんの種を播いてもよかった。厳寒期に収穫できるように間に合わせるには、種まきは10月中旬までがギリギリだろう。種まきの追加を急ぎたい。
また、去年は3月に入って暖かくなると、それまで収穫されていた葉物野菜が傷んでしまった。厳寒期はまだ小さくて収穫できなかった葉物野菜は、3月になって暖かくなれば一気に大きくなって収穫時期を迎える。今秋は来年の3月上旬にも質の良い葉物野菜が収穫できるように、10月下旬から11月上旬にかけても種を播いてみようと思う。
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